Virtual CloneDriveの使い方!インストールからISOのマウント・解除まで解説
要約: Virtual CloneDriveは、ISOなどのディスクイメージをWindows上で仮想CD・DVD・Blu-rayドライブとして開ける無料ソフトです。最新版5.5.3.0はWindows 11に対応しており、ISO、BIN、IMG、UDF、DVD、CCDなどのイメージを最大15台の仮想ドライブへマウントできます。 ISOを1つ開くだけならWindows 11の標準マウント機能でも対応できますが、複数の仮想ドライブを使いたい場合や、ISO以外の対応イメージを扱いたい場合はVirtual CloneDriveが便利です。ここでは、公式サイトからのダウンロードとインストール、ISOのマウント・アンマウント、設定、Windows 11標準機能との違い、マウントできないときの対処法まで順番に解説します。
目次
Virtual CloneDriveとは?最新版5.5.3.0とWindows 11対応を確認
Virtual CloneDriveは、Elaborate Bytesが提供するフリーウェアです。ディスクイメージを読み込むと、エクスプローラー上に物理ドライブと同じような仮想ドライブが表示され、イメージ内のファイルを参照できます。
2026年8月時点で公式サイトから入手できる最新版はVirtual CloneDrive 5.5.3.0です。Windows 11を含むWindows環境に対応し、インストールには管理者権限が必要です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最新版 | 5.5.3.0 |
| 料金 | 無料 |
| 対応OS | Windows 11 / 10を含むWindows |
| 主な対応形式 | ISO、BIN、IMG、UDF、DVD、CCD |
| 仮想ドライブ数 | 最大15台 |
| 主な用途 | CD・DVD・Blu-rayイメージのマウント、内容確認 |
「マウント」とは、ISOなどのイメージファイルをWindowsからアクセスできる仮想ドライブとして読み込む操作です。実際のディスクをドライブへ入れなくても、保存済みのイメージを開けるようになります。
Virtual CloneDriveのダウンロードとインストール方法
Virtual CloneDriveは、Elaborate Bytesの公式サイトから無料でダウンロードできます。現在の最新版は5.5.3.0です。インストールには管理者権限が必要なため、管理者アカウントでWindowsにログインしてから作業してください。





インストールが完了すると、エクスプローラーの「PC」にVirtual CloneDriveの仮想ドライブが表示されます。表示されない場合はVirtual CloneDriveの設定画面を開き、「Number of Drives」が「0」になっていないか確認し、通常は「1」に設定しておけば問題ありません。
Virtual CloneDriveの使い方:ISOをマウントする方法
インストールが完了したら、ISOなどのイメージファイルを仮想ドライブへマウントします。関連付けが有効ならダブルクリックが最短ですが、うまく開かない場合はエクスプローラーから手動でマウントできます。
方法1. ISOファイルをダブルクリックしてマウントする
Virtual CloneDriveにISOが関連付けられている場合は、エクスプローラーでISOファイルをダブルクリックするだけでマウントできます。マウント後は「PC」に新しいドライブとして表示され、イメージ内のファイルを開けます。
方法2. Virtual CloneDriveのドライブから手動でマウントする
ダブルクリックで別のアプリが起動する場合や、別のイメージを指定したい場合は、Virtual CloneDriveの仮想ドライブから手動でマウントします。

Virtual CloneDriveはCD・DVD・Blu-rayのメディアを仮想的に扱えますが、マウントできることと映像を再生できることは別です。映像の再生可否は、イメージ内の構成や使用する再生ソフトにも左右されます。
Virtual CloneDriveでISOをアンマウントする方法
ISOを使い終わったら、仮想ドライブからイメージをアンマウントします。ファイルそのものが削除されるわけではなく、仮想ドライブから取り外されるだけです。

Virtual CloneDriveの設定項目とおすすめ設定
Virtual CloneDriveの設定画面では、仮想ドライブ数や履歴、自動マウントなどを変更できます。通常のISO確認だけなら既定設定でも使えますが、複数イメージを扱う場合は用途に合わせて調整すると便利です。


- Number of Drives:仮想ドライブの台数を設定します。1台で足りる場合は増やす必要はありません。複数イメージを同時に開きたい場合は台数を増やせます。
- Virtual Sheep:仮想ドライブを羊のアイコンで表示する設定です。
- Keep history of recently mounted images:最近マウントしたイメージの履歴を保存します。
- Automount last image:前回使用したイメージを自動的に再マウントします。
- Buffered I/O:バッファを介したI/Oを使用します。通常は既定値のままで構いません。
- Show tray icon:タスクトレイにVirtual CloneDriveのアイコンを表示します。
- Eject unmounts image file:Windowsの「取り出し」操作でイメージをアンマウントできるようにします。
迷った場合は、仮想ドライブを1台にしたまま「Show tray icon」と「Eject unmounts image file」を必要に応じて利用すれば十分です。最後に使ったISOを毎回自動で開きたくない場合は「Automount last image」を無効にしておくと扱いやすくなります。
Windows 11標準のISOマウント機能とVirtual CloneDriveの違い
Windows 11にはISOを標準でマウントする機能があります。そのため、ISOを1つ開いて中身を確認するだけなら、必ずしもVirtual CloneDriveをインストールする必要はありません。
| 使い方 | Windows 11標準機能 | Virtual CloneDrive |
|---|---|---|
| ISOを開く | 対応 | 対応 |
| ISO以外の対応イメージ | 用途が限定的 | BIN、IMG、UDF、DVD、CCDなどに対応 |
| 複数の仮想ドライブ | 専用の台数設定なし | 最大15台 |
| マウント履歴 | 専用機能なし | 対応 |
| 前回イメージの自動マウント | 専用機能なし | 対応 |
Windows 11で一般的なISOをたまに開く程度なら標準機能が手軽です。一方、複数の仮想ドライブを使う、ISO以外の対応イメージを扱う、履歴や自動マウントを利用するといった用途ではVirtual CloneDriveを選ぶ意味があります。
Virtual CloneDriveでマウントできない・使えない時の対処法
仮想ドライブが「PC」に表示されない
設定画面を開き、「Number of Drives」が0になっていないか確認してください。1以上に設定しても表示されない場合は、Windowsを再起動してドライバーを読み直します。インストール直後であれば、再起動後にもう一度確認してください。
ISOをダブルクリックすると別のアプリが開く
ISOのファイル関連付けがVirtual CloneDrive以外のアプリになっている可能性があります。まずは「PC」にあるVirtual CloneDriveを右クリックし、「Virtual CloneDrive」→「マウント」からイメージを指定してください。ダブルクリックで使いたい場合は、Windowsの既定のアプリ設定またはVirtual CloneDriveの再インストール時に関連付けを見直します。
右クリックしてもVirtual CloneDriveのメニューが表示されない
エクスプローラーへの統合が正常に反映されていない可能性があります。最新版の公式インストーラーを管理者権限で実行し、インストール設定を確認してください。すでに導入済みの場合は、Windowsを再起動してから再度確認します。
特定のイメージだけマウントできない
Virtual CloneDriveが対応する主な形式はISO、BIN、IMG、UDF、DVD、CCDです。対応形式でも、イメージ自体が破損している場合や、作成方法・構成が特殊な場合は正常に読み込めないことがあります。別のイメージでマウントできるかを試すと、ソフト側の問題かファイル側の問題かを切り分けやすくなります。
インストールできない
Virtual CloneDriveのインストールには管理者権限が必要です。古いセットアップファイルを使っている場合は削除し、公式サイトから最新版5.5.3.0を入手して再実行してください。セキュリティソフトやWindowsから確認画面が表示された場合は、発行元がElaborate Bytesであることを確認してから進めます。
Virtual CloneDriveの安全性は?旧バージョンを使い続けない方がよい理由
Virtual CloneDrive自体はElaborate Bytesが現在も公式配布しているフリーウェアです。ただし、古いインストーラーを第三者サイトから入手して使い続けるより、公式サイトの最新版を利用する方が安全です。
最新版5.5.3.0は2025年2月10日に公開され、ElbyCDIO.sysドライバーが6.1.5.0へ更新されました。公式の更新履歴では、この変更によって権限昇格の脆弱性が修正されたと案内されています。そのため、すでに古いVirtual CloneDriveを使っている場合も、5.5.3.0への更新を確認してください。
なお、Virtual CloneDriveはイメージを仮想ドライブとして読み込むソフトであり、ISOの内容そのものを安全にする機能はありません。出所不明のISOや実行ファイルを開く場合は、マウント方法とは別にファイルの安全性を確認する必要があります。
Virtual CloneDriveではISOファイルを作成できない
Virtual CloneDriveは、すでにあるイメージファイルをマウントするためのソフトです。DVDから新しくISOを作成する機能はありません。DVDをISOファイルとして保存したい場合は、別の作成ソフトを使います。その一例がDVDFab DVD コピーです。
- DVDをISOファイルやフォルダとして保存できる
- フルディスクやメインムービーなど複数のコピーモードを搭載
- 保存先を指定して管理しやすい
- Virtual CloneDriveと組み合わせてISOの保存と確認がしやすい
ISO作成の流れだけ確認したい場合は、以下の手順イメージを参考にしてください。より詳しいクローン手順は「DVDをクローンする方法」で解説しています。
DVDFab DVD コピーを起動し、上部メニューの「コピー」を開きます。続いて「クローン/ライティング」を選択します。

DVDをドライブに挿入すると、DVDFabがディスクを読み込みます。

出力先でISOアイコンを選び、「開始」をクリックするとISOファイルを作成できます。

Virtual CloneDriveの使い方に関するよくある質問
Q1. Windows 11標準のマウント機能があればVirtual CloneDriveは不要ですか?
ISOを1つ開くだけならWindows 11標準機能で十分なことがあります。Virtual CloneDriveは、複数の仮想ドライブ、ISO以外の対応イメージ、マウント履歴、自動マウントなどを使いたい場合に向いています。
Q2. ISOをダブルクリックしてもVirtual CloneDriveで開かないのはなぜですか?
ISOの関連付けが別のアプリになっている可能性があります。Virtual CloneDriveの仮想ドライブを右クリックして「Virtual CloneDrive」→「マウント」から開くか、既定のアプリやインストール時の関連付け設定を見直してください。
Q3. Blu-rayのISOもVirtual CloneDriveでマウントできますか?
Virtual CloneDriveはCD・DVD・Blu-rayメディアのエミュレーションに対応しています。ただし、マウント後に映像を再生できるかどうかはイメージの内容や使用する再生ソフトによって異なります。
Q4. Virtual CloneDriveはISOファイルを作成できますか?
できません。Virtual CloneDriveは既存のイメージをマウントするためのソフトです。DVDなどからISOを新規作成する場合は、別のISO作成・コピーソフトが必要です。
Q5. Virtual CloneDriveをアンインストールする前にISOを取り出す必要はありますか?
先にマウント中のイメージを「取り出し」でアンマウントしてからアンインストールする方が分かりやすく安全です。アンインストール後にドライブ表示が残る場合は、Windowsを再起動して状態を確認してください。
まとめ
Virtual CloneDriveは、WindowsでISOなどのイメージを仮想ドライブとして扱いたいときに使える無料ソフトです。最新版5.5.3.0はWindows 11に対応し、最大15台の仮想ドライブ、イメージ履歴、自動マウントなどの機能を備えています。ISOを1つ開くだけならWindows 11標準機能でも対応できますが、複数ドライブやISO以外の対応形式を使うならVirtual CloneDriveが便利です。
初めて使う場合は、公式サイトから最新版をインストールし、まず1台の仮想ドライブでマウントとアンマウントを試してください。ダブルクリックで開かない場合は、ファイル関連付けを確認するか、Virtual CloneDriveの右クリックメニューから手動でマウントすると切り分けやすくなります。
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