MacTheRipperとは? お代わりになれるソフト!
要約: 皆様は海外のDVDを視聴したことがありますか?うまくいきましたか?実はDVDとDVDプレーヤーにはそれぞれリージョンコードが設定されています。このリージョンコードが一致していないならば、DVDが再生することができません。そのため、海外DVDのコピーや再生することができません。でも、ソフトを利用すれば、再生できないDVDを視聴することができます。
目次
MacTheRipperとは?
MacTheRipperはユーザーがコンテンツスクランブルシステムを無効にすることにより、ビデオDVDのコンテンツの再生可能なコピーを作成できるMac OS Xアプリケーションです。MacTheRipperはDVDのコピーやリッピングをするための専用のソフトです。
MacTheRipperのメリット:
MacTheRipperは、DVDのリージョンコードを日本のコードに変更することができますので、MacTheRipperを利用すれば、海外DVDを視聴することができます。スピーディーにコピーすることや、リージョンコードを変更することができます。MacTheRipperは複雑なコピーガードに対応できませんが、CSSやRCEなど基本的なコピーガードを解除することができます。また、リッピングツールとして、DVDから音楽や動画などのデータを取り出すことができます。データのリージョンコードの問題を排除することができますので、お気に入りのDVDのコピーを作成することができますし、CSSの暗号化の問題を克服することも可能です。
MacTheRipperのデメリット:
MacTheRipperはとてもよいソフトですが、CSSやRCEなど基本的なコピーガード以外、複雑なコピーガードに対応していないため、解除できません。もう一つの欠点は日本語を対応していないことです。英語で操作しなければなりませんので、英語に下手な方は少し使いにくいなと思われるかもしれません。
また、フリー版の開発は現在停止しました。一番最新のフリー版MacTheRipper 2.6.6です。MacTheRipper2.6.6は、CSS、ARccOS、RCE、MacrovisionのDVDコピーガードを解除できますが、この以外は対応していません。そして、OS X v10.7LionとOS X v10.8Mountain Lion、OS X v10.9Mavericks、OS X 11 El Capitan、macOS MontereyではDVDをコピーすることができません。
MacTheRipperの使い方
まず、DVDを挿入して、ソフトを起動します。画面中央左の「DISC RPC」の箇所に「2」、右の「DISC RCE」の箇所に「-CLEAR-」と表示されますように設定してください。
画面の一番下の青い「GO!」ボタンをクリックします。
起動した時は下の方に保存先がでてきます。そこで、保存先を設定します。保存先を変更たい場合はFile→Save To...で設定を変更してください。
Openボタンをクリックします。DVDのリッピングが開始します。完了するまでは時間がかかりますので、少しお待ちください。リッピングが完了すると下記の画面が表示されます。これは完了ということです。
以上はMacTheRipperの使い方です。難しいではありませんが、すべては英字で表示されます。この説明にしたがって操作できますけど、英語を読めない方には少し不安がありますよね。MacTheRipperの代わりになれるソフトをいくつご紹介したいと思います。
MacTheRipperの代わりとなるMac DVD リッピングソフトおすすめ
① DVDFab DVD リッピング for Mac
DVDFab DVD リッピング for Macは、DVDをMP4やMKVなどさまざまな動画や音声フォーマットに変換できるソフトです。 |
DVDFab DVD リッピングのメリット:
日本語が対応しますのでご安心ください。独自のCloud Decryption Service 技術を搭載しているため、RCE、UOPs、CSS、リージョンコード、DADC、APS、RC、Disney's Fakeなどのコピーガードの解除することができます。強力なコピーガードでも数秒で解除できます。そして、タスクをキューに追加することにより、複数のDVDを同時にリッピングできます。
DVDFab DVD リッピング for Macは、DVDを1000種類以上の動画や音声フォーマットにリッピングできます。例えばDVDフォルダ、DVDディスク、ISOファイルをMP4、FLV、MKV、AVI、WMVに変換したり、 iPad / iPhone /iPod / サムスン / Sony /Google / マイクロソフト/ Amazonなどのデバイスで再生するための最適な動画ファイルに変換したりすることができます。しかも、モバイル機器向けのより小さい圧縮されたサイズで動画を出力できます。
変換スピードも速いです。通常よりも50倍の超高速処理することができます。市販やレンタルの2時間程度のDVDなら5分ほどで変換・抽出できます。
DVDFab DVD リッピングのデメリット:
無料版と有料版があります。有料版は全ての出力プロファイルができますが、無料版はMKVとMP4プロファイルしか利用できません。
DVDFab DVD リッピングの使い方
DVDFab 13を起動し、リッピングオプションを選択します。DVDディスクを光学ドライブに挿入するか、或いは追加ボタンでDVDディスクに移動します。ソースがISOファイルまたはフォルダの場合、ワークスペースにドラッグ&ドロップしてください。
「他のプロファイルを選択」をクリックして出力形式を選択します。オーディオトラックと字幕を選択し、ビデオとオーディオのパラメーターを設定するオプションがあります。
動画をHDDやモバイルデバイスに保存したり、YouTubeにアップロードしたりします。開始ボタンをクリックすると、実際のDVDリッピングプロセスが明確に表示されます。
② MacX DVD Ripper Mac Free Edition
MacX DVD Ripper Mac Free Editionは有名なソフトです。DVD CSS、APS、Disney X-project DRM、RCEリージョンコード、ソニーArccOS、UOPs などのDVDコピーガードを解除できます。
MacX DVD Ripperのメリット:
言語については、日本語に設定することができますので、ご安心ください。MacX DVD Ripper Mac Free EditionはMac OS X 10.7、10.8、10.9、10.10、10.11、Sierra、High Sierra、Mojaveコンピュータが全部対応できます。MacX DVD Ripper Mac Free Editionは高品質エンジンとハイパースレッディングを搭載していますので、出力品質がよいです。出力ファイルについては、DVDをMP4、M4V、MOV、Apple TV、iTunesに変換することができます。無料版と有料版があります。有料版の機能はもっと豊富です。DVD をISO、フォルダ、メインタイトルへコピーすることができます。
MacX DVD Ripperのデメリット:
MacX DVD Ripper Mac Free Editionは多くのMacコンピューターに対応しますが、出力ファイルの対応形式があまりにも少ないかなと思います。また、DVDリッピングスピードが少し遅くなります。DVDディスクしかリッピングできません、ブルーレイをリッピングすることができません。無料版でDVDのリッピングできますが、15分の制限があります。その以上使いたい場合はお金を払わなければなりません。
MacX DVD Ripperの使い方
ステップ1:DVDを追加します。
まず、DVDを挿入して、ソフトを起動します。起動したら、左上にある「DVD追加」ボタンをクリックします。
ステップ2:出力プロファイルを選択します。
DVDを挿入したら、勝手にコピーガードを解除してくれます。これが終わったら、出力プロファイル窓口が自動的にでてきますので、出力プロファイルを選択します。MP4を選択したら、「Macの通常映像」ボタンを押して、「MP4動画へ」を押します。最後、「完了」ボタンをクリックします。
ステップ3:保存先を選択します。
「ブラウザ」ボランをクリックして、出力ファイルの保存先を設定します。
ステップ4:操作が開始します。
設定が全部終わったら、右下にある「RUN」ボタンを押します。それで無料にMacでDVDのコピーが始まります。
まとめ
本記事では3のソフト、またそのメリットやデメリット、使い方を全部ご紹介させていただきます。今の時代では新しい暗号化技術が次々と登場しています。どうぞ自分に最適なソフトを選んで使ってみてください。