iDVDは今でも使える?使い方とMac用DVD作成ソフト代替案
要約: スマートフォンなどの容量が増え、気軽に動画を撮影する方も多くなり、DVD作成や編集ソフトを使って作品を作る人が増えました。どのOSを使っているかによって、使用するDVDソフトは異なりますが、macユーザーの方はiDVDがなじみ深いと感じる方が多いようです。こちらでは、iDVDの使い方とと��に、メリットやデメリット、標準装備されなくなったiDVDに代わるソフトについて考えます。
目次

iDVDとは?
iDVDは、AppleがかつてMac向けに提供していたDVDオーサリングソフトです。動画や写真から、家庭用DVDプレーヤーで再生できるDVDを作成できるため、Macユーザーに長く利用されてきました。
ただし、2026年現在の最新macOSでは、iDVDを通常の方法で使うことはほぼできません。Appleによる配布・開発・サポートは終了しており、macOS Catalina以降では32ビットアプリが動作しないためです。Appleシリコン搭載Macでも、iDVDを前提にした古い環境をそのまま再現することは現実的ではありません。
一方で、iDVDがインストール済みの古いMacと対応するmacOSが残っている場合は、今でもDVD作成に使えるケースがあります。この記事では、まず現在のMacでiDVDが使えない理由を整理し、古いMacでの基本的な使い方、そして最新MacでDVDを作成するための代替方法を解説します。

iDVDは今でも使える?環境別の判断表
iDVDが使えるかどうかは、Mac本体よりも「macOSのバージョン」と「iDVDがすでにインストールされているか」で大きく変わります。まずは次の表で、自分の環境を確認しましょう。
| 利用環境 | iDVDの利用可否 | おすすめの対応 |
|---|---|---|
| 最新macOS / Appleシリコン搭載Mac | 基本的に不可 | 現行macOS対応のDVD作成ソフトを使う |
| macOS Catalina以降のIntel Mac | 基本的に不可 | 32ビットアプリ非対応のため、代替ソフトを検討する |
| macOS Mojave以前でiDVDがインストール済み | 使える可能性あり | 外付けDVDドライブと空ディスクを用意して作成する |
| iDVD本体を持っていない | 入手は難しい | 非公式な入手先を避け、代替ソフトを使う |
| MP4やMOVからDVDを作りたい | iDVD以外でも可能 | 入力形式、DVDメニュー、ISO出力に対応したソフトを選ぶ |
なぜiDVDは最新Macで使えないのか
iDVDが起動しない主な理由は、ソフトの故障ではなく、Mac側の動作環境が大きく変わったためです。とくに次の3点が大きな要因です。
- 32ビットアプリの終了:macOS Catalina以降、32ビットアプリはサポートされていません。iDVDは古い32ビットアプリのため、新しいmacOSでは起動できません。
- Appleシリコンへの移行:現在のMacはAppleシリコン搭載モデルが主流です。Rosetta 2は多くのIntel向けアプリを動かすための仕組みですが、32ビットアプリの実行環境を復活させるものではありません。
- 光学ドライブ環境の変化:現在のMacには内蔵DVDドライブがほとんどありません。DVDを作成するには、外付けDVDドライブと、書き込みに対応したソフトの両方が必要です。
そのため、最新MacでiDVDを無理に動かそうとするより、現在のmacOSに対応したDVD作成ソフトへ移行する方が安全です。古いMacを残している場合だけ、iDVDを使う選択肢が現実的になります。
古いMacでiDVDを使う基本手順
古いmacOS環境とiDVD本体が残っている場合は、以下の方法でDVDを作成できます。なお、iDVDで読み込める動画はQuickTimeで扱える形式が中心です。MP4でも、映像や音声コーデックによってはMOVなどへ変換してから読み込む必要があります。
iDVD使い方1:OneStep DVDで動画を焼く
メニューを細かく編集せず、動画をすぐDVD化したい場合は「OneStep DVD」を使います。最短でDVDを作成したいときに向いている方法です。
- iDVDを起動し、メニューバーから「ファイル」を選びます。
- 「ムービーからOneStep DVD」を選択します。
- DVD-RまたはDVD-RWなどの空ディスクをSuperDriveや外付けDVDドライブに入れます。
- DVDにしたい動画を選択し、書き込みを開始します。
書き込みが完了すると、家庭用DVDプレーヤーで再生できるDVDとして利用できます。

iDVD使い方2:メニュー付きDVDを作成する
チャプターやタイトルを選べるメニュー画面を付けたい場合は、新規プロジェクトを作成します。家族動画、イベント映像、複数の動画をまとめたDVDを作るときに便利です。
- iDVDを起動し、「新規プロジェクトを作成」を選びます。
- プロジェクト名、保存場所、画面比率を指定して「作成」をクリックします。
- 画面右側の「テーマ」から好みのデザインを選びます。
- 「ムービーを追加」を選び、DVDに入れたい動画をドラッグ&ドロップします。
- 必要に応じて音楽や背景を追加し、「DVDを作成」で書き込みます。

iDVD使い方3:メニューなしに近いDVDを作る
iDVDでは、完全な意味でメニュー構造を消すより、OneStep DVDを使うか、メニュー表示をできるだけ目立たなくする方法が現実的です。自動再生に近づけたい場合は、黒背景のテーマを作り、余計なタイトルや音楽を削除します。

Appleロゴを表示したくない場合は、iDVDの環境設定で「Appleロゴの透かしを表示」のチェックを外します。さらに黒一色のJPG画像を用意し、ドロップゾーンエディタに配置すると、シンプルな画面にできます。


テーマ内の音楽を消す場合は、下部メニューのインスペクタを開き、オーディオ欄の音楽ファイルを削除します。最後にプロジェクトを保存し、DVDを作成します。
iDVD代替ソフトを選ぶポイント
最新MacでDVDを作成する場合は、iDVDの代わりに現行macOS対応のDVDオーサリングソフトを選びます。単に動画を書き込めるだけでなく、家庭用DVDプレーヤーで再生できるDVDビデオ形式に変換できるかも確認しましょう。
- Appleシリコン搭載Macに対応しているか
- MP4、MOV、MKVなど主要動画形式を読み込めるか
- DVDディスクだけでなくISOやDVDフォルダも出力できるか
- メニューテンプレートを編集できるか
- 無料体験版で書き込み品質を確認できるか
- 日本語環境で操作しやすく、更新が継続されているか
主なiDVD代替ソフトの比較
| ソフト | 向いている人 | 主な特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| DVDFab DVD 作成 for Mac | 最新Macで安定してDVDを作りたい人 | 動画からDVDディスク、ISO、DVDフォルダを作成。メニュー作成にも対応 | 無料体験版で出力条件を確認してから使うのがおすすめ |
| Wondershare DVD Memory | テンプレートを使って簡単に作りたい人 | 動画や写真を追加し、メニュー付きDVDを作成しやすい | 機能や対応OSは利用前に公式情報で確認が必要 |
| Leawo DVD作成 for Mac | 編集機能もあわせて使いたい人 | 動画編集、メニュー作成、DVD書き込みに対応 | 高度な設定が必要な場合は操作に慣れが必要 |
| Burn | シンプルな無料ツールを試したい人 | 基本的なDVD作成に使える場合がある | 最新macOSでの動作や更新状況は事前確認が必要 |
DVDFab DVD 作成 for MacでDVDを作成する方法
iDVDの代替として、最新macOSで使いやすいDVD作成ソフトを探すなら、DVDFab DVD 作成 for Macが選択肢になります。動画を読み込み、メニューを選び、DVDディスク・ISO・フォルダへ出力できます。iDVDのようにメニュー付きDVDを作りたい方や、MP4、MOV、MKVなど複数の形式を扱いたい方に向いています。
- • 最新Macに対応:Appleシリコン搭載Macでも利用しやすいDVD作成ソフトです。
- • 多様な動画形式に対応:MP4、MOV、MKVなど主要な動画ファイルを読み込めます。
- • メニュー作成に対応:テンプレートを選び、背景や文字をカスタマイズできます。
- • 出力形式が柔軟:DVDディスクだけでなく、ISOファイルやDVDフォルダとして保存できます。
- MP4、MKVなど200以上の動画ファイルに対応
- 動画から空のDVDディスク、ISO、フォルダを作成できる
- テンプレートでDVDメニューを作成・カスタマイズできる
- GPUアクセラレーションにより高速処理に対応
- 30日間の無料体験版を提供
動画からDVDを作成する手順
ここでは、DVDFab DVD 作成 for Macを使って動画からDVDを作成する基本的な流れを紹介します。DVDディスクに直接書き込む場合は、事前に外付けDVDドライブと空のDVD-RまたはDVD-RWを用意してください。



「詳細設定」では、ボリュームラベル、ビデオ画質、アスペクト比、再生モードなどを設定できます。家庭用DVDプレーヤーで再生する場合は、再生モードや画面比率を確認しておくと安心です。

「メニュー設定」をクリックすると、テンプレートを使ってDVDメニューを作成・編集できます。背景、テキスト、ボタンなどを調整できるため、iDVDのようなメニュー付きDVDを作りたい場合に便利です。



その他のiDVD代替ソフト
iDVDの代替ソフトは、目的によって選び方が変わります。メニュー付きDVDをしっかり作りたい場合、シンプルに動画を書き込みたい場合、無料ツールを試したい場合で向いているソフトが異なります。
Wondershare DVD Memory

Wondershare DVD Memoryは、動画や写真をドラッグ&ドロップで追加し、DVDを作成できるソフトです。メニューテンプレートや簡単な編集機能を備えているため、初心者にも扱いやすい選択肢です。テンプレートを選んで見た目を整えたい方に向いています。
Leawo DVD作成 for Mac

Leawo DVD作成 for Macも、MP4などの動画からDVDを作成できるソフトです。メニュー作成や動画編集に対応しており、iDVDより多機能なDVD作成環境を求める場合に候補になります。複数の編集機能を1つのソフトで使いたい場合に検討しやすいでしょう。
Burn

Burnは、Mac向けのシンプルなDVD作成ツールとして知られています。無料で試しやすい一方、最新macOSでの動作状況や必要な形式変換は事前に確認した方が安全です。メニュー作成や高度なカスタマイズより、まず簡単に書き込みたい方に向いています。
よくある質問
Q1. iDVDは最新のmacOSでインストールできますか?
通常はできません。iDVDはAppleによる配布とサポートが終了しており、macOS Catalina以降では32ビットアプリが動作しないためです。非公式な配布ファイルを使う方法は、安全性や動作保証の面でおすすめできません。
Q2. iDVDを使うにはどのMacが必要ですか?
iDVDがインストール済みで、対応する古いmacOSが動作するMacが必要です。さらに、DVDを書き込むには内蔵SuperDriveまたは外付けDVDドライブも必要です。
Q3. iDVDでMP4動画をDVDにできますか?
できる場合もありますが、すべてのMP4に対応するわけではありません。MP4内の映像・音声コーデックによっては、MOVなどiDVDで読み込みやすい形式に変換してから追加する必要があります。
Q4. iDVDの代わりに無料ソフトだけでDVDを作れますか?
簡単な書き込みなら無料ソフトで対応できる場合があります。ただし、メニュー作成、安定性、最新macOS対応、ISO出力まで重視するなら、有料ソフトの無料体験版で書き込み品質を確認するのがおすすめです。
Q5. iDVDのインストーラーは今でも入手できますか?
Appleの通常配布は終了しているため、新しく安全に入手するのは難しい状況です。古いiLifeのインストールメディアや、すでにiDVDが入っている旧Macを持っている場合を除き、現行ソフトへの移行を検討した方が現実的です。
Q6. iDVDで作ったプロジェクトを最新Macで開けますか?
最新MacではiDVD自体を起動できないため、iDVDプロジェクトをそのまま編集するのは難しいです。元動画ファイルが残っている場合は、現行のDVD作成ソフトに読み込んで、新しくDVDメニューや出力設定を作り直す方法が安全です。

まとめ
iDVDは、かつてMacでDVDを作成する定番ソフトでしたが、2026年現在の最新Macでは基本的に使えません。iDVDがインストール済みの古いMacを持っている場合は、OneStep DVDや新規プロジェクト作成を使ってDVDを作成できる可能性があります。
最新MacでMP4、MOV、MKVなどの動画からDVDを作りたい場合は、iDVDにこだわるより、現行macOSに対応したDVD作成ソフトを選ぶ方が安全です。とくに、DVDディスクだけでなくISOやDVDフォルダにも出力したい場合、メニュー付きDVDを作りたい場合は、対応形式や操作性を確認して選びましょう。
iDVDに近い感覚でメニュー付きDVDを作成したい方は、DVDFab DVD 作成 for Mac、Wondershare DVD Memory、Leawo DVD作成 for Macなどを比較し、まずは無料体験版や動作確認から始めるのがおすすめです。





