iDVD

1. iDVDとは

iDVDは、Apple社が開発し提供しているDVDコンテンツを作成するソフトです。2001年に登場して以来、手軽にDVDの編集ができるとして多くの人に受け入れられてきました。iDVDは、ニーズの高いMP4のファイル形式に対応しています。現在ではすでに開発も販売もサポートも終わってしまうので、iDVDを入手できる方法やダウンロード方法を探している人もいると思いますが、この記事では論ずることをせずに、単なるiDVDを既にお持ちの方のために書いたものです。

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2. iDVDの基本的な使い方

iDVDの使い方は、Macユーザーが誰でも使えるよう、比較的シンプルな流れになっています。なお、iDVDでは、DVDプレーヤーにディスクを入れれば、そのまま再生されるタイプの他に、ディスクを入れた際にメニューが表示され、選択したものを再生できるタイプの2種類を作ることができます。

2.1 iDVD使い方1―自動的に再生されるDVDを作成する

iDVDを使って、動画をDVDに書き込む基本的な方法ですが、まずiDVDを起動します。そして、iDVDのメニューバーの中から「ファイル」を選びます。次に「ムービーからOneStep DVD」を選択します。DVD-RやDVD-RWなどの書き込み可能な空のディスクをSuperDriveに入れて「DVDを作成」を選び、DVDに焼きたいデータを選択して動画の書き込みを始めます。書き込み作業が終了すると、DVDプレーヤーなどに入れて動画の再生ができます。

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2.2 iDVD使い方2―メニュー表示がされるDVDを作成する

メニュー表示がされるタイプのDVDを作成する場合は、まずiDVDのメニューバーの中から「ファイル」、次に「ムービーからOneStep DVD」を選択します。その中から「新規プロジェクトを作成」を選びます。そうすると「プロジェクトを作成」ウィンドウが表示されるので、名前や保存場所、画面の縦横の比である構成比率を指定して「作成」を選びます。

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画面右側に「テーマ」を選択するよう表示が出るので、好きなデザインのものを選びます。なお、こちらのデザインを選択する際に、直前に選択した画面の構成比率と異なるデザインを選んでしまうと、警告が出るようになっています。

テーマの選択をし終わったら、画面の下にある一番右側の作成ボタンを選び、プルダウンメニューから「ムービーを追加」を選択し、DVDに入れたいデータを、画面上の「ここにムービーを追加」の場所にドラッグしていきます。そしてこの作業を、入れたい動画の数だけ繰り返します。

編集して音楽などを入れたい場合は、マップを表示させてから、音源データのファイルをドラッグします。編集が終わったら、最後に「DVDを作成」を選択して、空のDVD-RやDVD-RWを入れて、書き込みを開始します。いずれの作業も、ほとんどがドラッグアンドドロップでできるようになっており、感覚的にDVDを作ることができます。

2.3 iDVD使い方3―メニューなしのDVDを作成する

メニュー表示がされるDVDを作ると、編集の幅が広がるのが良い点です。それでも、メニュー表示はしたくないというケースもあることでしょう。そのような場合は、ひと手間加えることで、編集を可能にしつつ、メニューなしの自動再生のDVDを作ることができます。そのやり方ですが、まず、iDVDを起動して「新規プロジェクトを作成」を選びます。そして、名前や保存場所、画面の構成比率を選び、「作成」を選択します。

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次の画面で、右下の項目が「テーマ」になっていることを確認し、その上のメニューから「モダンメイン」を選択し、「delete」キーを押すとタイトルが削除され、黒い画面にAppleロゴが表示されるだけになるはずです。Appleマークを表示させたくない場合は、メニューからiDVD、環境設定、一般と進み、その中で「Appleロゴの透かしを表示」のチェックを外します。そして、黒一色の画像をjpg形式で用意し、ドロップゾーンエディタにドラッグします。

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ちなみに「モダンメイン」にはあらかじめ音楽ファイルが組み込まれているので、消す場合は下のメニューバー左にあるi(インスペクタ)ボタンを選択し、オーディオに表示される「Modern-Main」ファイルを、deleteキーを使って消去します。そして、ファイルから保存ボタンを押すと、メニューなしのDVDを作成することができます。

3. iDVDのメリットとデメリットとは

3.1 メリット:どうしてiDVDを作成ツールに選んだの?

iDVDのメリットの一つは、Macの純正ソフトということで、安心感があることです。使い方も比較的簡単で、質の良いテンプレートがたくさんあることから、プロ級のDVDを作ることも可能です。DVDの編集全般であるオーサリングがドラッグアンドドロップでできるなど簡便で、できた作品をプレビューしたり、作り直したりすることが容易にできます。また、工夫次第で、あたかもメニューなしであるかのようなDVDを作ることもできるようです。さらに、iPhotoやiMovie、iTunesなどで作った動画も共有できます。

3.2 ディメリット:代替できる同類型ソフトがある?

iDVDのデメリットは、大きなファイルの動作が不安定なことです。そのため、プロのニーズには合致していないこともあります。あくまで、アマチュアが満足度の高い作品を作るのに適したソフトといえます。また、ファイルを検索する際に、CPUの容量を食う点もデメリットです。

iDVDは編集機能が充実しているとはいえ、欲しい機能が制限されている場合もあります。一例としては、メニューがあるDVDを作ったとしても、ひとたび再生を始めてしまうと、メニュー画面に戻る操作ができません。つまり、チャプターごとにタイトルをつけてメニュー画面に戻るといったことができない点が、iDVDのデメリットと言えるでしょう。

メリット・デメリットが混在しているiDVDですが、初めてDVD編集を行う方、感覚的にDVD編集を行いたい方には、うってつけの編集ソフトということができます。iDVDを使いこなすことで、DVD編集の腕前を徐々に上げていくことができるに違いありません。

4. iDVDの代わりになるMac用のDVD作成ソフトオススメ

iDVDは、Mac OS X10.7以降の新しいデバイスにプリインストールされなくなっています。リリースも中止されたため、iDVDの代わりになるソフトを探す必要が出てきました。また、すでにiDVDを使っているものの、もう少し高度な編集ができるソフトがないか、探している方もいることでしょう。

では、iDVDの他にどんなソフトを使うことができますか。iDVDと同様に簡単に使うことができるソフトを探している人は、Burnを使うことができるかもしれません。こちらは、他にフリーでも利用できるMac DVD編集ソフトをオススメていきましょう。

4.1 超オススメ!DVDFab DVD作成

DVDFab DVD作成はあらゆる動画をDVDディスクに簡単に書き込める業界最高のDVD焼き込みフリーソフトです。Windows OSに対応するほが、Mac OSでも速やかで起動し、多様なニーズを満足できる機能性の高いDVDオーサリングソフトです。

DVDFab DVD作成は多様なテンプレートを内蔵し、独自のDVDメニューや自分なりのDVDビデオを自由にカスタマイズして作成できます。このDVDオーサリングソフトを利用すれば、MP4などの動画をDVDに自由自在に作成して保存して、DVDFabプレーヤー6などのDVD再生対応の標準式DVDプレーヤーで高画質で再生するのも楽しめます。
 

機能性の高い有料ソフトとして、全機能を無料で試用できる無料体験版もご提供されています。下記のボタンを押せば最高のDVDオーサリングソフトをダウンロードして30日間に無料で試用できます👇

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以下の手順に従い、わずかいくつのクリックでに動画をDVDに書き込みしてみましょう!

ステップ1:DVDFab DVD 作成ソフトMac版をダウンロードして、パソコンにインストールします。

ステップ2:DVDFab DVD 作成を起動し、上のツールバーから「作成」>「DVD作成」モジュールをクリックして選択します。

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ステップ3:インタフェースの真ん中の「+」クリックするや画面中にドラッグアンドドロップし、パソコンに保存された動画ファイルをソフトに追加してください。AVCHDファイルを選択すると、動画は自動的にロードできます。

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ステップ4:「メニュー設定」ボタンをクリックし、テンプレートなどを選択します。また、「詳細設定」をクリックすると、画質などが自由に設定できます。

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ステップ5:DVDドライブに空白のディスクを挿入し、ボトムの「小さな三角形」をクリックしてDVDドライブを選択し、それに出力先を設定します。空白のディスクがない場合、直接に「開始」しては自動的にISOファイルに変換すると設定されます。

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4.2 iDVDを代替できるソフト2:Wondershare DVD memory

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DVD Memoryも、iDVDの代わりに使うことができるソフトです。DVD Memoryは、初心者向けの動画編集ソフトであるFimoraをリリースしている会社が出しているので、使い勝手の点で安心できるはずです。こちらは、iDVDと同様に、ドラッグアンドドロップで動画や写真をDVDに収めることができます。

また、高性能なビデオ編集機能が付いていて、テンプレートの数が多く、iDVD以上のことが実現できると評判です。DVD Memoryは有料版の他に無料版も用意されているので、Burnと同様に、気軽に試すことができます。そして、気に入ったら、機能の点で制限がない有料版を使うことができるでしょう。

4.3 iDVDを代替できるソフト3:Leawo DVD作成

また、Leawo DVD作成 for macも選択肢に入れることができます。mp4以外のファイル形式にも対応しており、2Dを3Dムービー画像に編集することも可能です。高度な機能が搭載されていますが、1クリックでDVDに書き込みできる機能があるなど、使い勝手の良さでも定評があります。

5.    まとめ:iDVDの使い方とこれから

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iDVDはMacユーザーにとってなじみがある動画編集ソフトで、ドラッグアンドドロップで簡単に動画編集やDVD作成ができます。すでに開発も販売もサポートも終わってしまうことに従い、標準装備されなくなったiDVDに代わるものを探している人や、さらに高度な編集機能があるソフトを必要としている人は、フリーソフトのBurnや、無料版から試して機能制限がない有料版に遷移して、編集機能が多彩なDVDFab DVD作成 for Macを使うことができるでしょう。