DVDをISOにリッピングする方法

DVDをISOとして保存すると、メニューやチャプターを含むディスク構造を1つのファイルにまとめて保管できます。DVDFab DVD コピーを使う場合は、コピーモードを選ぶ、DVDを読み込む、必要な内容と出力サイズを設定する、ISOの保存先を指定して開始する、という4段階で作成できます。

ただし、モードや保存形式が目的に合っていないと、「メニューを残したかったのに本編だけになった」「DVD-9をDVD-5へ圧縮したら画質が変わった」「ISOを作ったものの再生方法が分からない」と迷うことがあります。この記事では、DVDからISOを作成する手順を先に説明し、その後でコピーモード、ISO・DVDフォルダ・MP4の違い、作成後の確認方法まで整理します。

DVDをISOで保存するメリット

メリットアイコン
  • DVDのメニューやチャプターを含む構造をまとめて保存しやすい
  • 物理ディスクを頻繁に出し入れせずに保管できる
  • パソコンではマウントして内容を確認できる
  • 対応する環境ではDVDへの書き戻しにも利用できる
  • 1つのファイルとして保存先やバックアップを管理しやすい

一方、ISOは一般的な家庭用DVDプレイヤーでそのまま再生するための形式ではありません。テレビやスマホで手軽に視聴することが主目的なら、MP4などの動画ファイルのほうが扱いやすい場合があります。

DVDFab DVD コピーでDVDからISOを作成する4ステップ

DVDからISOを作るには、DVDドライブ、ISO出力に対応したソフト、保存先の空き容量を用意します。DVDへ書き戻す予定がある場合は、ISOの容量に合う空ディスクと対応ドライブも必要です。Windows環境の準備を確認したい場合は、Windows 11でのDVDコピーも参考にしてください。

DVDFab DVD コピーの特徴

DVDFab DVD コピーは、DVDを空のDVDディスク、ISOファイル、DVDフォルダへ出力できるDVDコピーソフトです。フルディスク、メインムービー、クローン / ライティング、結合、分割、カスタマイズの6つのコピーモードがあり、メニューを含むディスク構造を残したい場合、本編だけを保存したい場合、DVD-9をDVD-5へ圧縮したい場合などで使い分けられます。MP4だけが必要な場合は、DVDコピーではなく動画ファイルへの変換を目的としたリッピング機能を選ぶほうが分かりやすいでしょう。

DVDFab DVD コピー
DVDFab DVD コピー【30日間無料体験】
  • DVDディスク、ISOファイル、DVDフォルダの入出力に対応
  • クローン / ライティングでは1:1コピーに対応
  • DVD-9からDVD-5への圧縮コピーに対応
  • 6つのコピー・モードから用途に合わせて選択可能
  • タイトル、チャプター、字幕・音声、ボリュームラベルを設定可能

対応条件は更新されることがあるため、インストール前に公式製品ページで最新情報を確認してください。

Step1:DVDFabを起動してコピーモードを選択する

Step1
DVDFabを起動して、コピーモードを選択する

DVDFabを起動し、「コピー」モジュールを選択します。左側のコピー・モード切替から目的に合うモードを選びます。この記事の画面例では、本編のみを保存する「メインムービー」を使用します。メニューや特典を含めて残したい場合は「フルディスク」、元の構造を1:1で残したい場合は「クローン / ライティング」を選びます。

DVDをISOに変換する操作手順1

Step2:DVDを読み込む

Step2
DVDを読み込む

光学ドライブに保存したいDVDディスクを挿入します。DVDFabがディスク内容を読み取ります。ISOファイルやDVDフォルダをソースにする場合は、「+」ボタンから追加するか、メイン画面へドラッグ&ドロップします。

DVDをISOに変換する操作手順2

Step3:出力内容とDVDサイズを設定する

Step3
出力内容をカスタマイズする(クローンモードでは一部設定を行いません)
  • 出力サイズ(DVD-9 / DVD-5)の選択
  • タイトルやチャプターの選択
  • 音声トラック・字幕トラックの選択
  • 「詳細設定」でボリュームラベルを設定

DVD-9は最大約8.5GB、DVD-5は最大約4.7GBが目安です。DVD-9からDVD-5へ圧縮してISO化する場合は再エンコードが行われるため、画質は圧縮率や元映像の内容に左右されます。保存容量を抑えたい場合や、あとでDVD-5へ書き込む予定がある場合に選択します。

元の容量を優先するならDVD-9のまま保存し、容量を抑えたい場合は「出力」からDVD-5を選択します。本編のみを残す場合は、必要なタイトル、チャプター、音声、字幕もここで確認しておきましょう。

DVDをISOに変換する操作手順3-1

DVDをISOに変換する操作手順3-2

Step4:ISOの保存先を選んで作成を開始する

Step4
出力ディレクトリを選択して、「開始」ボタンをクリックする

画面下部で「ISOファイル」アイコンを選び、ISOの保存先フォルダを指定します。保存先には完成するISOの容量だけでなく、処理中に必要な空き容量も確保しておきます。「開始」をクリックし、完了後に指定したフォルダを開いて、拡張子が「.iso」のファイルが作成されていることを確認してください。

DVDをISOに変換する操作手順3-3

DVDをISOに変換する操作手順3-4

実際の画面の流れは、下記のビデオでも確認できます。

関連記事

コピー・モードと保存形式の選び方

ISOを作成する手順自体は同じでも、どのコピーモードを選ぶかで残る内容が変わります。メニューや特典まで含めるならフルディスク、本編だけならメインムービー、元のディスク構造を1:1で残したいならクローン / ライティングが判断しやすい選択です。ISOそのものの仕組みを確認したい場合は、ISOファイルの仕組みもあわせてご覧ください。

モード
特徴・向いている用途
フルディスク
ディスク全体をコピー。メニューや特典もまとめて保存でき、圧縮設定も可能です。ISO出力:✅
メインムービー
本編を中心にコピー。容量を抑えたい場合に向き、チャプター・音声・字幕を選択できます。ISO出力:✅
カスタマイズ
必要なタイトルを選択。特典や特定タイトルだけを残したい場合に向きます。ISO出力:✅
結合
複数のDVD内容をまとめるモード。複数タイトルを1つにまとめたい場合に使います。ISO出力:✅
分割
DVD-9を2枚のDVD-5へ分割。大容量DVDを複数メディアに分けたい場合に使います。ISO出力:✅
クローン / ライティング
1:1でディスク構造を保持。元の構造をそのまま残したい場合に向き、タイトルや字幕の個別選択は行いません。ISO出力:✅

コピーモードの選び方 

  • 1:1で元の構造を保持したい → クローン / ライティング
  • メニューや特典も含めて保存したい → フルディスク
  • DVD-9からDVD-5へ圧縮したい → フルディスク / メインムービー
  • 本編だけを効率よく保存したい → メインムービー
  • 保存内容を細かく選びたい → カスタマイズ
  • 複数タイトルをまとめたい → 結合
  • DVD-9を2枚のDVD-5へ分割したい → 分割

ISO・DVDフォルダ・MP4は何が違う?

DVDをパソコンへ保存する方法はISOだけではありません。ディスク構造をどこまで残したいか、どの機器で再生したいかを基準に選ぶと迷いにくくなります。

形式
特徴・向いている用途
ISO
DVDのディスク構造を1ファイルに保存。マウントまたはISO対応プレイヤーで再生し、メニューを含む保存や再書き込みに向きます。
DVDフォルダ
VIDEO_TSなどのDVD構造をフォルダで保存。中のファイルを確認しやすく、PC上でDVD構造を管理したい場合に向きます。
MP4
選択した映像・音声を動画ファイルとして保存。一般的なプレイヤーで再生しやすく、スマホやPCでの日常視聴に向きます。

無料ソフトとDVDFab DVD コピーはどう選ぶ?

コピー保護のない自作DVDをISOとして保存するだけなら、無料のISO作成ソフトで足りる場合があります。ただし、古い無料ソフトを使う場合は、現行OSでの動作状況、現在も更新されているか、ISO出力に対応しているか、DVD-9からDVD-5への圧縮が必要か、トラブル時のサポートがあるかを確認しておくと安心です。

DVDFab DVD コピーは、6つのコピーモード、ISO・DVDフォルダ・空ディスクへの出力、DVD-9からDVD-5への圧縮などを1つのソフトで扱いたい場合に候補になります。2026年8月時点の公式製品ページでは、Windows版System RequirementsとしてWindows 11 / 10(64-bit)が案内されています。macOS版も提供されていますが、OSの対応範囲は更新されるため、導入前に公式ページの最新条件を確認してください。

作成したISOの確認・再生・書き込み

ISOをマウントして内容を確認

Windowsでは、ISOファイルを右クリックして「マウント」を選ぶと、仮想ドライブとして開けます。VIDEO_TSフォルダやメニュー関連のファイルが見えるか、想定した容量になっているかを確認します。問題がなければ仮想ドライブを取り出します。

対応プレイヤーでISOを再生

ISOは一般的な家庭用DVDプレイヤーで直接再生する形式ではありません。PCではISO対応プレイヤーを使うか、ISOをマウントして仮想ドライブから内容を確認します。テレビやスマホで手軽に再生することが目的なら、MP4のほうが向いている場合があります。

DVDへ書き込む前に確認すること

ISOの作成とDVDへの書き込みは別の工程です。書き込む前に、ISOの容量、DVD-5・DVD-9など空ディスクの種類、使用するドライブが書き込みに対応しているかを確認します。書き込み後は、PCまたは実際に使用する再生機器でディスクを開き、メニューや本編が想定どおり再生されるか確認してください。

FAQs

Q

市販・レンタルDVDをISO化しても問題ありませんか?

A

日本では、私的使用目的の複製が一定範囲で認められていますが、技術的保護手段を回避して行う複製は対象外となる場合があります。市販・レンタルDVDはコピーガードの有無と最新の法令を確認し、共有・配布・商用利用は避けてください。

Q

ISOファイルにはどのくらいの空き容量が必要ですか?

A

DVD-5は最大約4.7GB、DVD-9は最大約8.5GBが目安です。保存先にはISO本体に加えて、処理用の空き容量も確保してください。

Q

ISOファイルが作成できないときは何を確認すればよいですか?

A

次の項目を順に確認してください。

  • ディスク:汚れや傷がないか確認します。
  • ドライブ:WindowsやDVDFabで正常に認識されているか確認します。
  • 他ソフト:DVDを使用している再生・書き込みソフトを閉じます。
  • 保存先:空き容量と書き込み権限を確認します。FAT32では4GBを超える1ファイルを保存できません。
  • 出力形式:「ISOファイル」が選択されているか確認します。
  • 更新:DVDFabを最新版にして再試行します。

解決しない場合は「DVDをコピーできない原因」も確認してください。

Q

DVDFab DVD コピーは安全に使えますか?

A

DVDFab DVD コピーは公式配布元から入手し、OSやセキュリティソフトの警告を確認して使用してください。出所不明の配布ファイルは避け、DVDの複製や保存データの扱いでは著作権と利用条件を守りましょう。

まとめ

DVDをISOで保存すると、メニューやチャプターを含むディスク構造を1つのファイルとして管理できます。DVDFab DVD コピーでは、目的に合うコピーモードを選び、DVDを読み込み、必要な内容と出力サイズを設定し、ISOの保存先を指定する流れで作成できます。作成後は一度マウントして内容を確認しておくと、再生やDVDへの書き戻しでの手戻りを減らせます。

メニューやディスク構造を残したい場合はISO、本編だけをスマホやPCで手軽に再生したい場合はMP4というように、保存後の使い方まで考えて形式を選びましょう。DVDFab DVD コピーを検討する場合は、30日間の無料体験で手持ちのDVDを正常に読み込めるか、必要なモードとISO出力が使いやすいかを確認してから購入を判断するとよいでしょう。

Windows版 無料ダウンロード  

100%安全(ウィルスチェック済)

macOS版 無料ダウンロード  

100%安全(ウィルスチェック済)