mp4 音量調整

1.なぜMP4音量調整が必要なのか

MP4動画ファイルを再生すると、音が小さくなったり大きくなったりすることがありますね。音量にバラツキが生じることで、動画の内容をちゃんと聞き取れないかもしれません。その時、デバイスに搭載されている音量調整機能を使って音量を調整すれば問題はないと思うかもしれないが、実際はソースビデオの音量制限というものがあり、いくら音量を上げてもはっきり聞こえないことがよくあります。

また一つの動画ファイルではなく複数のMP4動画ファイルを再生する場合は、ファイルごとに音量差があると、音量をいちいち調整しなければならないので相当面倒なことです。

そのため、音楽や動画の内容をスムーズに聞き取れ、音量のバラツキによる不快感を起こさないで済むようにMP4ファイルの音量を調整、均一化させる必要があります。そこで今回は、MP4音量調整に役に立てる無料ソフトとオンラインサービスを四つピックアップして、その使い方とともに紹介します。

2.MP4音量を無料で調整するソフトと調整する手順

2.1 Windows10のフォトでMP4音量を調整する

まず紹介したいのはWindows10に標準的に搭載されるフォトアプリです。写真管理に特化したアプリとしてとられていますが、動画トリミング、分割、字幕の添加、音量調整などの動画編集に関するサービスも提供しています。

フォトの動画分割機能と合わせて、MP4動画の特定の部分だけ音量を指定された数値に調整することができます。またプロジェクトライブラリからストーリーボードに複数の動画をインポートすることで、すべての動画ファイルの音量を一括で調整するのが可能です。それではWindows10に標準的に搭載されるフォトアプリでMP4音量を調整する手順をご紹介します。

ステップ1:パソコンの画面の左下隅にあるスタートボタンをクリックします。そしてアプリの一覧表から「フォト」をクリックすることでソフトを起動します。

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ステップ2:フォトのメイン画面で上部メニューの「ビデオエディター」をクリックして動画編集画面を開きます。

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ステップ3:「新しいビデオプロジェクト」をクリックします。出てきた画面でビデオの名前をつけて「OK」をクリックします。

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ステップ4:「追加」ボタン>「このPCから」の順でクリックして、プロジェクトライブラリに音量を調整したいMP4動画ファイルを導入します。

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ステップ5:次は導入されたMP4動画ファイルを画面の下部にあるストーリーボードにドラッグしましょう。

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ステップ6:ストーリーボードに導入されたMP4動画でスピーカーアイコンをクリックします。表示されたスライドバーを調整することで、MP4動画全体の音量を上げたり下げたりすることができます。また、特定の部分の音量を調整したいなら、メニューバーにある「分割」をクリックしてください。

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ステップ7:右上の時点に合わせながらシークバーを移動し、そして「完了」ボタンをクリックしてMP4動画ファイルを二つの部分に分割できます。

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ステップ8:分割された部分のスピーカーアイコンをクリックして音量バーを調節することで、動画の一部分の音量を調整できます。音量調整が終わったら、右上の「ビデオの完了」をクリックします。

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ステップ9:表示された画面で出力する動画の画質を選択することなどができます。設定完了後、「エクスポート」をクリックしてMP4動画の名前と保存場所を決めてから、また「エスポート」をクリックしてMP4動画ファイルの音量調整が終わります。

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2.2 おススメ!DVDFab ToolkitでMP4音量を調整する

次に強くオススメしたいMP4 音量 調整のできる無料で利用できるソフトは、DVDFab社がリリースした動画変換Proシリーズに基本的な編集ツールとして機能しているDVDFab Toolkitです。

「DVDFab Toolkit」はビデオツール、オーディオツール、画像ツール、透かしツールと字幕ツールを一つのソフトに備えるツールキットです。

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0〜500%の範囲で動画や音声ファイルの音量を調整できるほか、ノイズの除去、字幕の追加・抽出、動画と音楽の結合、変換、トリムなどさまざまな機能が搭載されます。

豊かな機能だけではなく、インターフェースの簡潔と操作の手軽さも驚くほどです。下記ではToolkitでMP4 音量を調整する手順を踏みながらやってみましょう。

ステップ1:まず公式サイトまたは上記のボタンからDVDFab Toolkitをパソコンにダウンロードしてインストールします。

ステップ2:ソフトを起動して「オーディオツール」欄で「音量調整」をクリックします。

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ステップ3:表示された画面の真ん中にある「+」をクリックすることで、またはそこに直接ドラッグ&ドロップすることで、MP4動画ファイルをDVDFab Toolkitに導入します。

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ステップ4:MP4動画の下にあるボリュームバーをスライドさせ、元の動画より最大500%まで音量を上げることができます。「ローカルから追加」をクリックして他のファイルを追加することができます。そして音量調整が完了したら、「出力先」でフォルダのようなアイコンをクリックして出力ファイルの保存場所を選択し、そして「start」をクリックします。

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ステップ5:音量が調整されたMP4動画ファイルはさっき決めた出力先に保存しましたが、「入力元」でフォルダアイコンをクリックして音量調整後のファイルを直接開くことができます。最後は「終了」をクリックして終わりです。

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DVDFab 動画変換 Proは、DVDFab Toolkit、DVDFab 動画変換およびVideo Editorという三つの製品を含み、あらゆる動画形式を変換、動画のプロ級の編集および初心者向けの簡単な動画・音声編集ツールを同梱されるコストパフォーマンスが最高の動画処理ツールバンドルです。一言でいうと、バンドルのDVDFab 動画変換Proを使用するのは、単製品のToolkitを利用することより、コストパフォーマンスが高いです。

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2.3  Xmedia RecodeでMP4音量を調整する

「Xmedia Recode」は音量補正、インターレース、解像度変更、アスペクト比変更、クロップなど数多くの機能が付属する動画・音声変換ソフトです。主流な動画・音声形式フォーマットからマイナーなフォーマットまで幅広い形式を対応しており、MP4ファイルだけではなく、mp3などの音量調整にも利用できます。さらに複数のファイルを同時に処理でき、MP4音量調整の有用ソフトです。手順は以下のようにです。

ステップ1:Xmedia、Recodeの公式サイト(https://www.xmedia-recode.de/en/)からダウロードしてインストールします。

ステップ2:もしソフトを起動したら日本語版になっていない場合は、「Options」>「Preferences」をクリックし、そして「Language」の中から「Japanese」を選択してから「OK」をクリックすればよいです。

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ステップ3:音量を調整したいMP4ファイルを追加するには三つの方法があります。①上部メニューにある「ファイル」をクリックします;②上部メニューの下にある「ファイルを開く」ボタンをクリックします;③図に示しているようにその空いているところに直接ドラッグ&ドロップすることで追加します。

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ステップ4:追加されたMP4ファイルを選択し、そして「クロップ/プレビュー」>「音声トラック」の順でクリックします。選択したMP4ファイルを「音声トラック」タブで再び選択して「音量補正」の目アイコンをクリックします。

※目アイコンに「/」がある限り、音量補正の設定が有効化にならないのでご注意ください。

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ステップ5:音量補正には「音量変更」「音量変更(db)」と「音量正規化(db)」の三つの選択肢があります。一つ選んで設定してから、「参照」をクリックして出力したファイルの保存場所を決めます。

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※「音量変更」は、パーセンテージの形で音量を調整します(デフォルトでは選択したファイルの音量が100%)。「音量変更(db)」は、デシベルの形で音量値を指定します。「音量正規化(db)」は、音量を適切な数値に自動調整できるが、自分で指定しても構わないです。
 

mp4 音量調整 mp4 音量調整
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ステップ6:最後は上部メニューで「リストに追加」>「エンコード」をクリックして音量調整が開始します。

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3.MP4音量を無料で調整するオンラインサービス〜VideoLouder

「VideoLouder」は動画の音量を最大50デシベルに上げ下げするサービスを提供している無料オンラインサイトです。MP4、MPEG、MOV、AVIなど幅広い入力フォーマットをサポートしています。オンラインサービスですから、ソフトと異なりパソコンのスペックに厳しくはありません。また情報漏れを恐れている方が安心に利用できるよう、ブラウザにアップロードされる動画ファイルは数時間後に削除されます。

VideoLouderは動画の再エンコードを行わないので、音質と画質が低下する心配は要りません。早速ですが、このオンラインサービスを使ってMP4動画ファイルの音量を調整する操作手順をチェックしましょう。

ステップ1:まずは「VideoLouder」の公式サイト(https://www.videolouder.com/jp/)にアクセスします。

ステップ2:「動画ファイルを選択」欄で「ブラウザ」をクリックして音量を調整したいMP4動画ファイル(最大500MB)を導入します。

ステップ3:「アクション選択」欄に「音量を上げる」「音量を下げる」という二つの選択肢があり、ニーズに合わせてお選びください。

ステップ4:「デジタル数は(dB)?」欄で音量を0から50デシベルの範囲内で調整することができます。ここでデシベル数を選択しましょう。

ステップ5:最後は「ファイルをアップロード」ボタンをクリックして音量の調整が始まります。

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ステップ6:音量調整が完了するまで少し待ってから、上部の「Download、File」をクリックして調整されたMP4動画ファイルがダウンロードできます。

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4. Movavi Video Editor Plus

サイト:https://www.movavi.com/jp/video-editor-plus/

Movavi Video Editor Plus

プロなロシア製の動画編集ツールです。

ボリュームエディタを起動し、「新規ファイルの追加」をクリックし、音を大きくしたいクリップを選択します。 メディアボックスにクリップが表示されます。 動画をタイムライン上にドラッグします。

クリップの属性をクリックし、音量スライダーを任意の値に調整します。

エクスポートボタンをクリックし、編集したビデオに適したカテゴリー言語(例:MP4、WMV、AVI、MKV、3GPなど)を選択します。 開始」をクリックすると、動画が目的のフォルダーに保存されます。 Movavi を使用してビデオの音量を上げるのは、これほど簡単です。

5.まとめ

以上はMP4ファイルの音量を調整できる四つの方法とそれぞれの使い方をまとめて紹介しました。その中でXmedia、Recode、Windows10のフォト、DVDFab、Toolkitのような万能ソフトがあれば、VideoLouderのような音量調整に特化したオンラインサービスもあります。

パソコンの容量を圧迫したくない方にインストール不要なWindows10のフォトとVideoLouderを、もっと細かい作業を求める方にプロのXmedia、RecodeとDVDFab、Toolkitを勧めたいです。いずれも無料でそれにMP4だけでなくMP3などの音量調整が可能ですので活用してみましょう。