音楽編集ソフトについて興味を持っている方にはこの記事は是非お見逃しないでください。なぜなら、作者は本記事で料金の有無を分類標準として、おすすめの音楽編集ソフトトップ10をまとめまして、また使い手順の解説もあります。一緒に読んでみましょう。

1.Audacity 

・対応フォーマット:WAV / AIFF / MP3 / OGG / FLAC 形式の音声ファイル
・対応OS:Windows Vista/7/8/8.1/10   Mac OS X 10.7/10.8/10.9/10.10/10.11 Linux

・備える機能:
①音楽を切り取り
②ノイズ除去
③フェードイン
④フェードアウト
⑤音楽コピー/分割
⑥ピッチ変更

・メリット:
①外部からのマイク接続も可能  
②波形を見ながら編集ができる
・デメリット: 
①VSTが再生しながらの調整が出来ない  
②UI(操作画面)がダサい

2.WavePad 

・対応フォーマット:MP3、WAV、VOX、GSM、WMA、AU、AIF、FLAC、OGG、AACなど
・対応OS:Windows XP/Vista/7/8/8.1/10    Mac OS X 10.3以降

・備える機能:
①音声の録音
②音楽の切り取り/分割/結合
③無音部分の挿入/カット
④音量の調整
⑤フェードイン・フェードアウト
⑥ノイズ除去

・メリット:ボイスチェンジャーなどの機能も搭載され、多彩な編集ができます。
・デメリット: 無料版では一部機能に制限があります。

3.mp3DirectCut

・対応フォーマット:MP3
・対応OS:Windows XP/Vista/7/8/8.1/10

・備える機能:
①音源の部分的な切り出し
②音楽を繰り返し再生できる
③フェードイン
④フェードアウト

・メリット:
①無音区間の検出機能で編集箇所をサーチできる
②ナレーションの作成なども可能
・デメリット:
①本格的なサウンド編集用には機能不足 
②MP3ファイル以外を入出力できない

4.SoundEngineFree

・対応フォーマット:WAV(PCM)、CD-DA、OGG
・対応OS:Windows Vista/7/8/8.1   Windows Server 2008

・備える機能:
①再生速度変更
②無音挿入
③音楽のカット / コピー / ペースト(連結、合成)
④フェードイン・アウト化
⑤音程調整、リサンプリング

・メリット:
①高機能でありながらも使いやすい
②自動的にボリュームレベルを調整することが可能
・デメリット:
①マルチトラックに対応していない 
②基本的にWAVのみしか使えない

5.ボーカルリデューサー:ねおん

・対応フォーマット:WAV / MP3 / WMA / AAC / OGG などのフォーマット
・対応OS:Windows:8/8.1、7、Vista、XP(Windows10でも使用は可能)  Mac:OS X以降

・備える機能:
①音声ファイルの右チャンネル / 左チャンネル の内容を分析
②ボーカル音声をリデュース
③振幅比、位相比の調整
④キーチェンジやテンポの変更
⑤リアルタイム再生
⑥ボーカルパートを際立たせる「逆モード」にも対応

・メリット:
①直接再生しながら調整できるのが魅力です
②音楽のステレオ感を保ったまま、中央に定位するボーカル音声を除去できる
・デメリット:
他の編集機能が乏しいため用途が限られる

 

無料ソフトよりもっとこだわりたい、細かく編集をしたい方は、有料ソフトがおすすめです。無料ソフトのかわりに、手頃な価格で、初心者も使いやすい・編集機能もサポート機能も充実している有料なソフトを利用したほうがいいだと思います。

6.DVDFab Toolkit

・対応フォーマット:3GP、ASF、AVI、FLV、M2TS、MOV、MP4、M4V、MPEG、DAT、MKV、RMVB、AC3、M4A、FLACなどほぼすべての汎用フォーマット
・対応OS: Windows 10/8.1/8/7 (32/64 bit)

・備える機能:
①「ビデオツール」:ビデオを変換/動画トリミング/動画再生速度を変更/ビデオをミラー/フリップ/動画回転/動画クロップ/ビデオをシャープ/アンシャープ/ブレを補正(gopro)/インターレース解除/オーディオ結合/ビデオ抽出

②「オーディオツール」:オーディオ形式を変換/テーマソングや音楽を抽出/不要なクリップをカット/ボリュームを増幅/コーデック、サンプルレート、ビットレート、チャンネル、ボリュームなどの特別な要求を満たすためにオーディオプロパティをリセット

③「画像ツール」:ビデオをGIFに変換/ビデオを画像に変換/画像をビデオに変換/GIFをビデオに変換
④「透かしツール」:テキスト透かしの追加/タイムスタンプの透かしの追加/画像の透かしの追加

⑤「字幕ツール」:字幕を追加/字幕抽出

・メリット:
①好きなように動画を変換&編集
②好みに応じて音声を変換および編集
③効率的かつ豊かな機能が備えている
④直感的なインタフェースで初心者も使いやすい
・デメリット:
対応OSは Windows 10/8.1/8/7 (32/64 bit)だけ

【DVDFab Toolkitで音楽を編集する詳細方法は以下の記事を参考してください。】
★音楽編集1:音声ファイルを変換する方法
★音楽編集2:音声ファイルをトリミングして、必要な部分だけを保存する方法
★音楽編集3:音声ファイルの音量を自由に調整する方法

7.VideoProc

・対応フォーマット:WAV / MP3 / WMA / AAC / OGG などのフォーマット
・対応OS:Windows、Mac

・備える機能:
①音楽ファイルを変換する
②タグ情報を編集する
③複数の曲を結合する
④ジャケット画像を追加する
⑤音声ビットレートを調整する

・メリット:
①初心者もストレスなく手軽く使いできる
②動画編集機能も搭載される
・デメリット:
主に動画編集によく使われているため、音楽編集機能が単一的である

8.Cubase

・対応フォーマット:WAV / MP3 / WMA / AAC / OGG など
・対応OS:Windows、macOS

・備える機能:
①ピアノロール画面やコードトラック機能
②ピッチ修正、波形編集
③オーディオ・アライメント機能
④MIDI プリレコードなどの機能追加
⑤Elements・Artist・Proと3つのグレードがある

・メリット:
①MIDIシーケンサ及びDAW機能を備えている
②編集だけでなく曲を作ることもできる
・デメリット:
音についての基礎知識が持っていなければ、Cubaseを利用する際に、すぐに挫折しやすい

9.Logic Pro X

・対応フォーマット:WAV / MP3 / WMA / AAC / OGG などほぼすべての音楽フォーマット
・対応OS:macOS

・備える機能:
①MIDIシーケンサ及びDAWの機能を持つ
②作曲機能、波形編集
③音楽のカット、結合、ノイズ除去、フェード、イコライザーなど
④ピッチ補正、低音増強、エフェクト

・メリット:
①大量のループ素材と音源が最初から付いている
②初心者でも使いやすい
・デメリット:
①Windowsユーザーに向けていない
②値段がちょっと高い

10.Adobe Audition CC

・対応フォーマット:WAV / MP3 / WMA / AAC / OGG などほぼすべての音楽フォーマット
・対応OS:Windows、macOS

・備える機能:
①録音、ミキシング、サウンド除去、プレビュー再生
②マルチトラッククリップ
③サウンドエフェクトのデザイン
④ラウドネス測定

・メリット:
①高度な編集機能がたくさんある
②高精度なオーディオ編集が可能
・デメリット:
Adobe Audition CCは初心者に向いていませんので、かなりの学習時間が必要する

まとめる

セルフメディア時代の到来に従って、ミュージシャンだけでなく、普通の人も様々な音楽編集ソフトを利用して自由に好きな音楽を編集し、YouTubeに投稿したい動画のBGMを作くるようになりました。
市販の音楽編集ソフトは主に無料と有料2つのタイプに分けられています。もちろん誰もがお金が必要ない無料版を気に入りますが、有料の音楽編集ソフトはその値段に対応する価値があるだと思います。まとめた音楽編集ソフトの10選から、好みに応じて、必要なソフトを選択してください。