初心者でも簡単にできる!ブルーレイをDVDに変換・焼く方法
要約: ブルーレイディスクの視聴は高画質で楽しめますが、DVDプレーヤーなどでは再生できません。ブルーレイプレーヤーを持っていない友達とブルーレイ映像を共有したい時、あるいはその映画からDVDを作成してプレゼントとして親友に贈る時、やはりDVDのほうが便利です。ブルーレイをDVDに変換すれば、手軽に視聴することができます。この記事では、初心者でも簡単にできるブルーレイをDVDに変換する方法を紹介します。
ブルーレイをDVDに焼くメリットは?
DVDよりもブルーレイの方が画質がいいのに…あえてブルーレイをDVDに焼くメリットは何なのでしょうか?まず、ブルーレイをDVDに焼けば、DVDプレーヤーでブルーレイの映像を再生することができます。ブルーレイプレーヤーでDVDを再生することはできますが、DVDプレーヤーでブルーレイを再生することはできませんので、再生デバイスという観点ではメリットがあるといえるでしょう。空のディスクもブルーレイよりDVDの方が安価であるため、複数人に配布したい場合も便利です。
ブルーレイをDVDに焼くために必要なもの
ブルーレイをDVDに焼くとき必要なのは下記の5つです。
- DVDに焼きたいブルーレイディスク
- 内蔵/外付けブルーレイドライブ
- ブルーレイをDVDに焼くためのソフト
- 空のDVDディスク
- パソコン
DVDに焼きたいブルーレイディスク
まず、DVDに焼きたいブルーレイディスクを準備しましょう。
パソコンとブルーレイドライブ
ブルーレイディスクを読み取るためには、ブルーレイドライブが必要です。内蔵型または外付け型のブルーレイドライブを使用して、パソコンにブルーレイを取り込むことができます。
ブルーレイをDVDに焼くソフト
ブルーレイをDVDに変換するには、ブルーレイ変換ソフトが必要です。DVDFab ブルーレイ DVD 変換とHandBrakeがよく使用されます。
空のDVDディスク
空のDVDディスクについて、ここで少し深掘りしましょう。結論からお伝えすると、こだわりがなければDVDは「DVD-R」か「DVD-R DL」を選んでおけばOK。どちらも一度だけ書き込み可能で、比較的安価に購入できます。
DVD-R | DVD-R DL | |
容量 | 4.7GBまで | 8.5GBまで |
料金目安 | 1枚あたり20円程度 | 1枚あたり140円程度 |
ポイント | 配布用ならこれで十分 | 一部のプレーヤーでは対応していないので注意 |
ブルーレイをDVDに焼く2つの方法
ブルーレイをDVDに焼く場合、再生目的によって2つの方法があります。
まず、ブルーレイをDVDプレーヤーで再生できるようにするには、「ブルーレイ DVD 変換」ソフトを使用して、ブルーレイのビデオをDVD-Video形式に変換する必要があります。
一方、ブルーレイをDVDに焼いてブルーレイプレーヤーで再生する場合は、「ブルーレイ コピー」ソフトを使用して、ブルーレイのデータをそのままDVDにコピー・ダビングすれば良いです。
状況1:ブルーレイをDVDに変換する【DVDプレーヤーで再生】
ブルーレイをDVDに変換するために、DVDFab ブルーレイ DVD 変換という専用ソフトが必要です。
- DVDFab ブルーレイ DVD 変換は、ブルーレイを家庭用のDVDプレーヤーで再生可能なDVDディスク(DVD-5またはDVD-9)、ISOファイル、またはDVDフォルダに直接変換できるソフトです。
- 最強のブルーレイコピーガード解除機能
- ブルーレイをDVDディスク (DVD-5またはDVD-9)に書き込める
- ブルーレイからDVD ISO ファイル、DVDフォルダを作成できる
- 最新技術が搭載されているためオリジナル品質に近いクオリティで出力
- チャプターの順番を変えたり一部のコンテンツをエクスポートしたりすることも可能
- メニューを簡単に作成できるメニューテンプレートを提供する
- オーディオ、字幕、ボリュームラベル、出力などの詳細設定ができる
DVDFab ブルーレイ DVD 変換をダウンロード・インストールする方法
DVDFab ブルーレイ DVD 変換を使って、ブルーレイをDVDに変換する手順
DVD5は片面1層(容量4.7GB)で、DVD9は片面2層(容量8.5GB)なので、容量に応じて選択してください。
また、「詳細設定」画面を開いて、ボリュームラベル、出力、メニュープロパティと再生モードを設定できます。
1 ) 画像のアイコンをクリックして、メニューの背景を選択することができます。また、「+」追加ボタンをクリックして、画像をアップロードして、メニューの背景として使用することができます。
2)「T」をクリックして、テキストのフォント、サイズ、色を直接に編集できます。また特定装飾をクリックして再配置することもできます。
左下隅の「出力先」で、出力DVDの保存先を指定できます。ブルーレイをDVDディスクに書き込む場合は、ドロップダウンリストから適切なドライブを選択してください。保存先を指定した後は、フォルダまたはISOイメージファイルのアイコンをクリックすると、出力DVDファイルがPCのHDDに保存されます。
「開始」ボタンをクリックすると、ブルーレイ DVD 変換が開始されます。
処理のプロセスで進捗状況の詳細情報が提供されています。Blu-rayをDVDに変換するタスクを続けたくない場合、いつでもそれをキャンセルすることができます。また「全てのタスクが終了した場合」オプションで、タスク完了後のPCまたはソフトのステータスを設定できます。
以上は『DVDFab ブルーレイ DVD 変換』を利用して、Blu-rayをDVDに変換する手順です。DVDFab13の新しいデザインされたUIとUEより、ユーザー体験がよりスムーズで便利になり、複雑な操作も一切なし、初心者でも簡単に手元のブルーレイをDVDに焼くことができます。
状況2:ブルーレイをDVDに焼く【ブルーレイプレーヤーで再生】
ブルーレイをDVDに焼く方法1: DVDFab Blu-ray コピー
DVDFab Blu-ray コピーは、ブルーレイを無劣化でコピーしたり、BD-50からBD-25へ圧縮したりできるソフトです。ブルーレイデータをDVDに書き込む機能が搭載されているため、ソフトにブルーレイを読み込ませ空のDVDディスクをセットするだけで、直接ブルーレイデータをDVDに書き込むことができます。
DVDFab Blu-ray コピーのメリットは、フルディスクやメインムービーなど5つのコピーモードを選択できるところ。複数のブルーレイを1枚に結合することもできます。無料版で使用したとしてもロゴが入ることもありませんので、ロゴなしのソフトをお探しの方にもおすすめです。
ブルーレイをDVDに焼く方法2: Leawo Blu-rayコピー
Leawo Blu-ray コピーを使えば、ブルーレイをブルーレイディスクやDVDディスクにコピーできます。DVD-5、DVD-9、DVDフォルダ、DVD ISOファイルをサポートしており、ISOイメージファイルを作成することも可能です。コピーモードはフルムービー、メインムービー、カスタムモードの3つ。書き込みエンジンも自由に選択できます。
ブルーレイをDVDに焼く方法3: DVDFab Passkey for ブルーレイ& UHD+書き込みソフト
DVDFab Passkey for ブルーレイ& UHDは、ブルーレイに掛けられているAACSやBD+、リージョンコードなど、最新のコピーガードを解除できるソフトです。ソフトをインストールすると、ブルーレイディスクを読み込んだ瞬間にコピーガードを検出し、コピーガードフリーのISOファイルにリッピングできます。書き込み作業はImgBurnを使って行いましょう。
- DVDFab Passkey for ブルーレイ& UHDを使用して、ブルーレイをISOファイルに変換する方法はこちら:DVDFab Passkey
ブルーレイをDVDに焼く方法4: DVDFab HD Decrypter+書き込みソフト
DVDFab HD Decrypterは、DVDやブルーレイをロスレスでコピー/リッピング/変換できるフリーソフトです。DVDFab Passkey for ブルーレイ& UHDが最新のコピーガードをサポートしているのに対し、DVDFab HD Decrypterは最新のコピーガードに対応していません。とはいえ、フリーソフトなのにISOファイルへのリッピングに加えロスレス品質のMP4/MKVに変換できるのがすごいところ。書き込み機能は搭載されていないため、ImgBurnをお使いください。
- DVDFab HD Decrypterを使用して、ブルーレイをISOファイルに変換する方法はこちら:DVDFab 無料版
ブルーレイをDVDに焼く方法5: MakeMKV+書き込みソフト
MakeMKVは、DVDやブルーレイをコピーしたりMKVにリッピングしたりできるソフトです。デフォルトで日本語に対応しており、ブルーレイのリッピング機能は30日間無料体験できます。リッピングソフトでありライティングソフトではありませんので、書き込みにはDVD Flickといった書き込みソフトを使いましょう。
- MakeMKVを使用して、ブルーレイをMKVに変換する方法こちら:MakeMKV 使い方
ブルーレイをDVDに焼く方法6: HandBrake+書き込みソフト
HandBrakeは、DVDやブルーレイをMP4もしくはMKVに変換するフリーソフト。ただしHandBrakeがリッピングできるのは、コピーガードが掛けられていないディスクのみです。オープンソースで開発されているソフトなので安全性は高いですが、日本語に対応してない点はデメリット。DVDを作成する際はライティングソフトが必要です。
- MakeMKVを使用して、ブルーレイをMP4/MKVに変換する方法こちら:Handbrakeの使い方
ブルーレイをDVDに焼くのは違法?どこまでならOK?
AACSといったブルーレイのコピーガードを解除してDVDに焼くのは違法になります。一方、プライベートのスマホ動画を収めたブルーレイやハンディカムで撮影した映像を収めたブルーレイなど、コピーガードが掛かっていないブルーレイをDVDにダビングのは問題ありません。
ブルーレイをDVDに変換・焼くに関するQ&A
ブルーレイはDVDよりも容量が大きいため、変換するとDVDに収まらない場合があります。長時間録画された映像の場合は、複数のDVDに分割して書き込みましょう。Blu-rayをDVDに変換時間は、映像の長さやパソコンのスペックによって異なりますが、数時間から十数時間かかる場合もありますので、長めに見ておくのが無難です。
ブルーレイからDVDにダビングする自体は可能ですが、コピーガードの解除はほとんどできません。コピーガードの解除に対応している場合でも、基本的なものしかサポートしていない、エラーが発生しやすいなど、あまり期待できないといえるでしょう。
ソフトの機能を確認することが非常に大切です。ソフトによってはリッピングと書き込みが行えるもの、コンテンツのコピーしかできないものなどさまざま。ブルーレイをDVDにダビングするには、リッピングから書き込みまで行う必要がありますので、事前にソフトのモジュールをきちんと確認しておきましょう。
ブルーレイをDVDに焼く際には、いくつかのデメリットがあります。以下に、その代表的なデメリットを紹介します。
1. 画質の低下
ブルーレイは高解像度(通常1080pまたは4K)で映像を提供しますが、DVDの解像度は標準画質(SD)で720x480ピクセル程度です。そのため、ブルーレイをDVDに焼く際には、映像の解像度が大幅に低下します。結果として、元の高画質が失われ、画質が劣化します。
2. ディスク容量の制限
ブルーレイディスクは25GB(片面一層)または50GB(片面二層)の容量を持っていますが、DVDは片面一層で4.7GB、片面二層で8.5GBです。そのため、ブルーレイの大容量データをDVDに焼く際には、データ圧縮や一部のコンテンツを省略する必要が出てきます。これにより、映像品質やボーナスコンテンツなどが削られる可能性があります。
3. オーディオ品質の劣化
ブルーレイでは、Dolby TrueHDやDTS-HD Master Audioなどの高品質なサウンドトラックが使用されていますが、DVDは基本的にDolby DigitalやDTSなどの圧縮されたオーディオフォーマットに変換されます。その結果、音声のクオリティも低下します。
4. 作業が手間
ブルーレイをDVDに焼くためには、まずブルーレイのデータをリッピングし、それをDVD用に変換し、その後ライティングソフトで焼くという複数のステップが必要です。変換には時間がかかり、作業が手間になることがあります。また、リッピングには強力なPCが必要で、時間がかかることがあります。
5. 互換性の問題
ブルーレイディスクのメニューやインタラクティブ機能(BD-Jなど)は、DVDフォーマットでは再現できません。これにより、ブルーレイで提供される高度なナビゲーションや特典機能が、DVDに焼いた際には失われます。
6. 長期保存の信頼性
ブルーレイは、データの保存期間が長いとされており、高品質な記録メディアとして信頼されていますが、DVDはブルーレイに比べて劣化しやすく、長期保存に不向きとされています。特に安価なDVDディスクは劣化が早い場合があります。
まとめ
ブルーレイをDVDに変換するために必要なものと、DVDFabブルーレイDVD変換ソフトを使った変換方法について詳しく説明しました。DVDFabをダウンロード・インストールし、手順に従ってブルーレイからDVDに変換することで、高画質のコンテンツをより広く楽しむことができます。DVDFabは、30日間の無料お試し期間を提供しますので、早速この ブルーレイ DVD 変換 フリー ソフトを試しましょう。