ブルーレイのダビング方法を徹底解説!4つのケース別に保存手順を紹介

ブルーレイのダビングと一口に言っても、市販Blu-rayを別のディスクへ保存する場合、レコーダーのHDD録画を残す場合、録画BDを別の機器で見たい場合、PCやカメラの動画からBlu-rayを作る場合では、必要な機器や手順が異なります。

この記事では、コピー元と再生先に合わせて4つのケースに分け、必要な準備、BDAVとBDMVの違い、具体的な操作方法、ダビング後に再生できないときの確認ポイントまで解説します。

まず確認:どのブルーレイをダビングしたい?

最初に、扱う映像と最終的にどこで再生したいかを確認しましょう。同じ「ブルーレイのダビング」でも、目的によって適した方法は大きく変わります。

やりたいこと主な保存先・形式主な再生先基本的な方法
市販・レンタルBlu-rayを保存したいBlu-rayディスク / ISO / フォルダPC・対応Blu-rayプレーヤーPCと対応するBlu-rayコピーソフトを使用
レコーダーのHDD録画をBlu-rayに残したいBDAV録画したレコーダー・対応機器レコーダー本体のダビング機能を使用
録画Blu-rayを別の機器でも見たいBDAV保持 / BDMV / ISO / フォルダPC・対応Blu-rayプレーヤーBDAV対応のコピーソフトを使用
PC・カメラ動画をBlu-rayにしたいBDMVまたはデータディスクテレビ・家庭用プレーヤー・PC再生先に合わせてオーサリングまたはデータ書き込み

ブルーレイをダビングする前に準備するもの

作業中のエラーやディスクの書き込み失敗を減らすため、使用するBlu-rayドライブ、空のディスク、保存容量、再生機器への対応状況を先に確認しておきましょう。

PCでダビングする場合
  • Blu-rayの読み込み・書き込みに対応したドライブ
  • 必要に応じてBD-RまたはBD-RE
  • ディスクやISOを保存できる十分な空き容量
  • 目的に合ったコピー・オーサリングソフト
レコーダーでダビングする場合
  • レコーダーが対応するBD-R / BD-RE
  • ディスクの初期化が必要か確認
  • ダビング10・コピーワンスなどのコピー回数を確認
  • 作成したディスクを再生する機器の対応形式を確認

ソニーはBlu-rayディスクメディア全モデルの生産を2025年2月に終了し、Blu-rayディスクレコーダーについても2026年2月以降、全モデルの出荷を順次終了しています。すでに所有している機器を使う場合は、本体のサポート状況と現在入手できる対応メディアも確認しておきましょう。

tips icon

市販・レンタルBlu-rayや録画番組など、著作権保護やコピー制御が関係するコンテンツを扱う場合は、利用する権利、サービスや機器の利用条件、適用される法令を確認してください。作成したコピーを第三者へ販売・配布・共有することは避けましょう。

BDAVとBDMVの違いを確認しよう

BDAVとBDMVの違い

Blu-rayの保存方法を選ぶときは、BDAVとBDMVの違いも理解しておくと判断しやすくなります。

BDAVは主にBlu-rayレコーダーでテレビ番組を録画するときに使われる形式です。一方、BDMVは市販の映画Blu-rayや、PCの動画からメニュー付きBlu-rayを作成するときなどに使われます。

ただし、BDAVをBDMVへ変換したからといって、すべての機器で必ず再生できるようになるわけではありません。ディスク仕様、再生機器が対応する形式、コピー制御なども再生可否に影響します。

また、PC上のMP4などを家庭用Blu-rayプレーヤーで再生したい場合は、単純にファイルをディスクへコピーする「データ書き込み」と、Blu-ray VideoとしてBDMV構造を作る「オーサリング」を区別する必要があります。

【状況1】市販・レンタルBlu-rayを別のBlu-rayやPCに保存する

市販・レンタルBlu-rayにはAACSなどの保護技術が使われている場合があり、一般的なライティングソフトではそのままコピーできないことがあります。利用が認められている範囲で保存する場合は、Blu-rayドライブと、対象ディスクに対応するコピーソフトを用意します。

DVDFab Blu-ray コピーでは、Blu-rayを空のディスク、ISOファイル、Blu-rayフォルダへ保存できます。残したい内容に合わせて5つのコピーモードを使い分けられます。

DVDFab Blu-ray コピー 30日間無料体験
  • フルディスク、メインムービー、クローン/ライティング、結合、カスタマイズの5モード
  • Blu-rayディスク、ISOファイル、Blu-rayフォルダに出力
  • クローン/ライティングでは1:1コピーに対応
  • BD-50からBD-25への圧縮に対応
  • Windows・Macに対応

DVDFab Blu-ray コピーでブルーレイをダビングする手順

Step1
DVDFabを起動してコピーモードを選ぶ

DVDFabを起動して左側の「コピー」を選択し、コピーモードスイッチャーから目的に合ったモードを選びます。

DVDFab Blu-ray コピーでコピーモードを選択

Step2
Blu-rayを読み込む

Blu-rayディスクをドライブへ挿入します。ISOファイルやBlu-rayフォルダを入力する場合は、画面の「+」から追加できます。

DVDFabでBlu-rayを読み込む

Step3
出力サイズ・字幕・音声を設定する

選択したモードに応じて出力サイズ、タイトル、チャプター、オーディオ、字幕などを設定します。

Blu-rayコピーの音声と字幕を設定

「詳細設定」では、ボリュームラベルや出力容量などをさらに調整できます。

DVDFab Blu-ray コピーの詳細設定

Step4
保存先を選んでコピーを開始する

空のBlu-rayへ書き込む場合は使用するドライブを出力先に指定します。ISOまたはフォルダとしてPCへ保存する場合は、それぞれのアイコンから保存先を選択してください。

Blu-rayディスクへダビングする設定

Blu-rayをISOやフォルダとして保存

設定を確認して「開始」をクリックするとコピーが始まります。「プレビュー」を使えば、処理前に映像の内容を確認することもできます。

DVDFab Blu-ray コピーのプレビュー

tips icon

ディスク全体を残したい場合はフルディスク、本編中心ならメインムービー、元の構造を1:1で保存したい場合はクローン/ライティングを選ぶと分かりやすいでしょう。詳しくはブルーレイをコピーする方法も参考にしてください。

【状況2】HDDに録画した番組をブルーレイにダビングする

Blu-rayレコーダーのHDDに録画した地デジやBS番組をディスクへ保存する場合は、基本的にレコーダー本体のダビング機能を使用します。

作業前に確認すること
  • 新しいBD-R / BD-REは、機種によって最初に初期化が必要
  • 「ダビング10」ではコピー回数、「コピーワンス」ではムーブ時の元データ消去に注意
  • 操作名称や利用できる録画モードはレコーダーの機種によって異なる

大まかな流れは「ディスクを準備する → HDDの録画番組を選ぶ → ダビング先にBlu-rayを指定する → 実行」です。以下は代表的なメーカーの操作例です。実際のメニュー名称は機種によって異なるため、取扱説明書もあわせて確認してください。

ソニー

ソニーは2026年2月以降、Blu-rayディスクレコーダー全モデルの出荷を順次終了しています。ここでは、すでに所有している対応機種で操作する場合を想定しています。

  1. ディスクを入れ、「ホーム」>「ダビング」>「タイトルダビング」を選択します。

    ソニーBlu-rayレコーダーでタイトルダビングを選択

  2. ダビング先として「ディスク」を選択します。

    ソニーBlu-rayレコーダーでディスクを選択

  3. タイトル一覧からダビングしたい番組を選び、「決定」を押します。

    ソニーBlu-rayレコーダーで録画番組を選択

  4. 操作メニューから「ダビング実行」を選択します。

    ソニーBlu-rayレコーダーでダビングを開始

画像参考:ソニー公式サポート

シャープ

  1. ディスクを入れ、対応機種では「設定」>「ディスク管理」>「BD/DVD」>「初期化」から必要な初期化を行います。

    シャープBlu-rayレコーダーでディスクを初期化

  2. ホームメニューから「ダビング」を開き、HDDからBD/DVDへのダビングを選択します。

    シャープBlu-rayレコーダーでHDDからBDへダビング

  3. ダビングするタイトルを選び、「次に進む」を押します。
  4. 内容を確認し、「すぐにダビング」などの実行項目からダビングを開始します。

画像参考:シャープ公式サポート

パナソニック

パナソニック製レコーダーでも、基本的にはディスクを準備したあと、ダビング元とダビング先、録画モード、保存する番組を順に指定します。

  1. 必要に応じて「BD管理」などからディスクをフォーマットします。
  2. ダビングメニューでHDDやUSB-HDDなど、保存元を選びます。
  3. ダビング先にBD/DVDを指定し、保存する番組を選びます。
  4. 必要に応じて録画モードや音声・字幕などを設定します。
  5. 内容を確認してダビングを開始します。

パナソニック製品はモデルによって画面構成や対応機能が異なるため、正確な操作名は使用しているDIGAの取扱説明書で確認してください。

【状況3】録画したBDAVを別のブルーレイやISOにダビングする

テレビ番組を録画したBlu-rayはBDAV形式で作成されることが多く、録画したレコーダー以外では再生できない場合があります。

別の再生環境で利用したい場合は、再生機器が対応する形式を確認したうえで、BDAV構造を保持するか、BDMVへ変換して保存するかを選びます。BDMVへ変換しても再生互換性が必ず広がるわけではないため、完成後は実際に使うプレーヤーで確認してください。

  • 録画Blu-ray(BDAV)に対応
  • フルディスク、メインムービー、クローン/ライティングの3モード
  • フルディスク・メインムービーではBDMV構造としてディスク、ISO、フォルダへ保存
  • クローン/ライティングでは元のBDAV構造を保持してディスクまたはISOへ1:1コピー
  • BD-Jメニューテンプレートを利用可能
  • Windows・Macに対応
tips icon

Mac版はmacOS 12以降に対応し、Intel Core i5またはApple Silicon、4GB以上のRAM、100GB以上の空き容量、Blu-rayドライブ、インターネット接続環境が必要です。

DVDFab Blu-ray レコーダーコピーでBDAVをダビングする方法

Step1
「コピー」を開いてコピーモードを選ぶ

DVDFabを起動し、「コピー」から「フルディスク」「メインムービー」「クローン/ライティング」のいずれかを選択します。

DVDFab Blu-ray レコーダーコピーでモードを選択

Step2
録画Blu-rayを読み込む

BDAV形式で録画されたBlu-rayをドライブへ挿入します。対応するISOやフォルダを使用する場合は、「+」からソースを追加します。

Step3
出力内容を設定する

必要なタイトル、音声、字幕、出力サイズなどを確認します。「詳細設定」ではボリュームラベルなども調整できます。

録画Blu-rayの出力設定

DVDFab Blu-ray レコーダーコピーの詳細設定

Step4
必要に応じてメニューを設定する

「メニュー設定」を利用できるモードでは、BD-Jメニューテンプレートを選び、背景、テキスト、ボタンなどを調整できます。

Blu-rayメニューを設定

画像や動画を背景として追加したり、テキストやウィジェットを編集したりできます。

Blu-rayメニューの編集項目

Blu-rayメニューの背景を変更

Blu-rayメニューのテキストを編集

Blu-rayムービー情報を確認

Step5
出力先を指定して開始する

画面下部で出力先をBlu-rayドライブ、ISOファイル、フォルダなどから選び、「開始」をクリックします。利用できる出力先は選択したコピーモードによって異なります。

録画Blu-rayのダビングを開始

tips icon

録画Blu-rayをMP4やMKVなどの動画ファイルとして保存したい場合は、コピーではなくDVDFab Blu-ray レコーダーリッピングを使用します。

【状況4】PC動画・カメラ映像を再生用ブルーレイにする

PCに保存したMP4や、ビデオカメラ・デジタルカメラで撮影した動画をBlu-rayへ保存する場合は、最終的にどの機器で再生するかによって作成方法を選びます。

単に動画ファイルをBD-Rへコピーした場合は「データディスク」となり、PCでは読み込めても、家庭用Blu-rayプレーヤーでは再生できない場合があります。

テレビや家庭用プレーヤーで一般的なBlu-ray Videoとして再生したい場合は、動画をBDMV構造へ変換するオーサリングが必要です。

基本的な作成手順
  1. カメラの場合はUSBケーブルやSDカードリーダーを使い、動画をPCへ取り込みます。
  2. MP4、AVCHDなどの動画をBlu-rayオーサリングソフトへ追加します。
  3. BD-25 / BD-50、字幕、音声、チャプター、メニューなどを設定します。
  4. Blu-rayディスク、ISO、フォルダなど必要な出力先を選びます。
  5. 作成後は実際に使用するBlu-rayプレーヤーで再生を確認します。

DVDFab Blu-ray 作成では、MP4、MKV、AVI、M2TS、MOVなどの動画からBlu-rayディスク、ISOファイル、Blu-rayフォルダを作成できます。メニュー付きの再生用Blu-rayを自宅で作りたい場合の選択肢です。

データの保存だけが目的なら通常のデータ書き込みでも構いませんが、家庭用プレーヤーでの再生が目的ならBDMVオーサリングに対応したソフトを選びましょう。

ダビングしたブルーレイが再生できない・書き込みできない原因と対処法

ディスクに傷や汚れがある

ディスクに傷や汚れがある

Blu-rayに汚れや傷があると、読み込みや書き込みの途中でエラーが発生することがあります。柔らかい布を使い、中心から外側へ向かって直線状に拭いてください。

また、BD-R / BD-REの種類、ディスク容量、ドライブがそのメディアに対応しているかも確認しましょう。

出力容量がディスクに収まらない

BD-50相当の内容をBD-25へ書き込む場合、そのままでは容量不足になります。対応ソフトで圧縮するか、BD-50など十分な容量のメディアを用意してください。

BDAV・BDMVや初期化の条件が合っていない

レコーダーで使うBlu-rayでは、機種によってディスクの初期化が必要です。また、BDAVとBDMVでは用途や再生機器への対応が異なるため、作成した形式が再生先に対応しているか確認してください。

レコーダーやBlu-rayドライブに問題がある

別のディスクでも同じエラーが発生する場合は、Blu-rayドライブやレコーダー側の問題も考えられます。ケーブルの接続、ドライブ認識、ファームウェア、別の再生機器などを順に確認してください。

プレーヤーとの互換性やリージョンが合っていない

ディスクのリージョンコードとプレーヤーのリージョンが一致しない場合など、再生機器側の条件によって再生できないことがあります。まずディスク形式、リージョン、再生機器の対応仕様を確認しましょう。

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より詳しい確認方法は、ダビングしたブルーレイが再生できないときの対処法でまとめています。

ブルーレイのダビングに関するQ&A

Q

外付けHDDからブルーレイにダビングする方法は?

A

レコーダーに接続した外付けHDDの録画番組をBlu-rayへ保存する場合は、レコーダーのダビング画面で外付けHDDをダビング元、BD/DVDをダビング先として指定します。対応可否やメニュー名称は機種によって異なります。

PC用外付けHDDに保存しているMP4などの動画から再生用Blu-rayを作る場合は、動画をPCへ読み込み、Blu-rayオーサリングソフトを使用してください。

Q

録画したBDが別の機器で再生できないのはなぜですか?

A

BDAVとBDMVの違い、再生機器が対応するディスク形式、リージョン、コピー制御、BD-R / BD-REの仕様などが原因として考えられます。録画したレコーダー以外で再生したい場合は、まず再生先の対応形式を確認してください。

Q

ダビングするならDVDとブルーレイはどちらがいい?

A

DVDとBlu-rayは、必要な容量、画質、再生機器で選びます。Blu-rayはDVDより大容量でHD映像の保存に向いています。一方、DVDは再生できる機器が多いという利点があります。

Q

コピーガードのかかったブルーレイはダビングできますか?

A

市販・レンタルBlu-rayや録画番組にはAACS、リージョンコード、放送用のコピー制御などが使われる場合があります。扱える範囲はディスクの種類や利用するソフトだけでなく、権利者の許諾、利用条件、適用される法令によっても異なります。利用が認められた範囲で作業してください。

Q

店舗でブルーレイをダビングできますか?

A

カメラ専門店や映像ダビングサービスなどで、ビデオ・カメラ映像や対応するディスクをBlu-rayへ保存してもらえる場合があります。対応メディア、著作権の条件、料金、納期は店舗やサービスによって異なるため、依頼する前に確認してください。

Q

ブルーレイのダビングにファイナライズは必要ですか?

A

DVDのようなファイナライズ操作は、多くのBlu-rayでは必要ありません。ただし、使用するレコーダーや記録形式によって終了処理や互換性の条件が異なるため、作成した機器の画面表示や取扱説明書も確認してください。

まとめ

ブルーレイのダビング方法は、コピー元と再生先によって変わります。レコーダーのHDD録画なら本体のダビング機能、PCやカメラの動画ならBDMVオーサリング、録画BDや市販Blu-rayをPCで保存する場合は、それぞれのディスクに対応したコピーソフトを選びましょう。

特にBDAVとBDMVは用途が異なるため、「何を保存するか」だけでなく「完成後にどの機器で再生するか」まで決めておくと、適切な保存形式を選びやすくなります。

Blu-rayディスク、ISO、フォルダへの保存や1:1コピーが必要な場合はDVDFab Blu-ray コピー、録画したBDAVを扱う場合はDVDFab Blu-ray レコーダーコピーを用途に合わせてご利用いただけます。

ブルーレイの書き込み方法
ブルーレイの書き込み方法を徹底解説!高品質なBlu-ray作成・コピー方法をご紹介
動画やデータをBlu-rayへ書き込みたい場合は、再生用Blu-rayとデータディスクで必要な手順が異なります。必要な機器や書き込み方法については、ブルーレイの書き込み方法も参考にしてください。