【完全ガイド】tsMuxeRの使い方、日本語化、評判などを解説!エラー時の代替ソフトもオススメ
要約: TSMuxerは、映像愛好者やプロフェッショナルユーザーにとって非常に重要なツールです。動画ストリーム、オーディオストリーム、字幕ストリームを封入する能力を持ち、高画質の映像を処理する際に欠かせない存在となっています。この記事では、TSMuxerのインストールから使用方法、さらには日本語化まで、幅広い情報をお届けします。TSMuxerを効率的に活用できるよう、詳細に解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
目次

- tsMuxeRは再エンコードなしで動画をBlu-ray形式に変換できる無料ツールで、画質劣化なしで高品質な出力が可能です。
- 2026年3月現在、最新バージョンは2.7.0で、Windows 11とLinuxに対応しています。
- 日本語非対応やエラーが発生しやすい点は注意が必要で、代替ソフトの検討も勧めます。
tsMuxeRとは
tsMuxeRは、M2TS、MP4、MKVなどの動画をts/m2ts/Blu-ray ISO/Blu-rayフォルダ/AVCHDフォルダやDemuxなどを作成できるオーサリングソフトです。H.264/H.265/MPEG-2/AVC/Microsoft VC-1の動画コーデックに対応、AAC/AC3/E-AC3(DD+)/Dolby TrueHD(AC3コアを含むストリームのみ対応)DTS/DTS-HD/LPCMなどの音声コーデックに対応します。無料であるにも関わらず、ブルーレイを作成するのに役立つ機能が多く盛り込まれているので人気があります。具体的な機能としては、ブルーレイの作成や結合、 音ズレ補正、分割や再編集などが挙げられます。
tsMuxeRの主な機能
さまざまな形式の動画をブルーレイビデオにできますし、不要な音声や字幕、映像トラックなどを削除するという編集機能もあります。加えて、動画内の音声抽出、他の音声や字幕の挿入、動画の時間やサイズの分割、特定の部分だけのカット、音ズレ補正 などの機能も備えられています。
- サポートされているフォーマット: Blu-ray、HD-DVD、M2TS、TS、MKVなどのさまざまなフォーマットをサポートしています。これにより、ユーザーは複数のメディア形式を変換することができます。
- ストリームの封入機能:動画、音声、字幕を個別に扱い、ユーザーがそれらを選択的に封入できるようにします。
- 非圧縮処理: 他のツールとは異なり、tsMuxeRは動画を再エンコードせず、無損失でファイル処理を行います。これにより、元の品質を保ったまま作業を行えます。
- カスタマイズ可能な音声・映像ストリーム: 必要に応じて、音声や字幕を追加または削除することができ、個別に調整が可能です。
tsMuxeRのサポートプラットフォーム
tsMuxeRは、Windows、Linuxなどの複数のプラットフォームで利用可能です。これにより、どのオペレーティングシステムを使っているユーザーでも簡単にインストールし、使用することができます。
tsMuxeRの日本語化方法がありますか?
結論がtsMuxeRの日本語化方法がありません。
現時点(2026年3月17日)では、tsMuxeR公式版には日本語の言語ファイルが含まれていないため、第三方から日本語の言語ファイルの入手が難しいです。残念ですが、「tsMuxeR 日本語化ファイル」などで検索すると、日本語化パッチを配布しているサイトが見つかりませんでした。英語版のUIをそのままで利用するまたは代替ソフトを利用できます。
tsMuxeRのダウンロード・インストール方法



tsMuxeRの使い方
「Input」タブを開いて、「Add」ボタンをクリックして、変換したい動画ファイル(MKV、MP4、TSなど)を選択して読み込めます。
複数の動画を登録する場合は、AddボタンとJoinボタンを使い分けます。同じトラック内に動画や音声を追加したい場合はAddボタンを使い、動画を連結したい場合はJoinボタンを使います。Joinボタンを使って動画を登録したい場合は、各動画の規格を統一しておくことが必要です。

ビデオトラックやオーディオトラックを必要に応じて選択または削除できます。追加したトラックの詳細設定も可能で、ビットレートやオーディオフォーマットの選択、字幕の調整などが行えます。
トラック一覧の確認:
- Video: 映像ストリーム(H.264、H.265など)
- Audio: 音声ストリーム(AAC、AC3、DTSなど)
- Subtitles: 字幕ストリーム
不要なストリームの削除:
- 削除したいストリームのチェックを外す
- または、ストリームを選択して「Remove」ボタンをクリック
右側の「Output」オプションから、以下の出力形式を選択できます。
- TS Muxing:.tsファイルにまとめます。
- M2TS Muxing:Blu-ray用の.m2ts形式にまとめます。
- Blu-ray ISO:Blu-rayディスクのISOイメージを作成します。
- Demux:選択したトラックを個別のファイルに分離します。
ブルーレイディスクに焼きたい場合は「Blu-ray ISO」を選択します。
「Browse」ボタンを押して保存先を指定したら、「Start Muxing」ボタンをクリックすると、ブルーレイオーサリングが開始されます。
もともとブルーレイディスクは容量が大きいので、出力ファイルの容量によっては、20分から1時間程度かかることが多いようです。完了後、指定したフォルダに出力ファイルが作成されます。出力ファイルが正常に作成されたか確認し、Blu-ray再生ソフトやメディアプレーヤーで再生して動作を確認してください。
補足
- 音声や字幕の同期が必要な場合は、トラックのタイムコードを調整するオプションもあります。
- tsMuxeRはコマンドラインからも使用可能で、バッチ処理に便利です。
tsMuxeRのメリットとデメリット
tsMuxeRのメリットは、使いやすいシンプルなインターフェースで初心者にも扱いやすい点や、多様なフォーマット(MPEG-TS、M2TS、MP4、MKVなど)に対応していることです。また、再エンコードせずに元の品質を保ちながら複数のストリームを結合できるため、画質劣化を防げます。さらに、多くのBlu-rayやDVD形式のファイル操作に適しており、柔軟な設定が可能です。
一方で、tsMuxeRもいくつかのデメリットがあります。
tsMuxeRのデメリット1:エラーが発生しやすい
tsMuxeRのデメリットの一つは、音声規格がAC3、もしくはLPCMとなっているので、よく利用されるAACでは正常にオーサリングできないことです。そのため、音声ファイルをAC3に変換してからオーサリングを行う必要があります。

また、無事にオーサリングができたとしても、音声が再生不可となるケースも見受けられます。音声が再生できない要因は特定されていないため、気を付けるべき点がわからないのが欠点といえるでしょう。さらに、5.1chサラウンドや二か国語放送、CMなどで音声形式が変更されるファイルは、オーサリングの途中でエラーが発生したり、ファイルが完成されない事象も報告されています。
tsMuxeRのデメリット2:再生できないケースが有る
tsMuxeRで作成したファイルが再生できない事象が発生したら、いったん別のソフトを使ってISOファイルを作成してから、ブルーレイに書き込むことで解決できる場合があります。例えば、フリーソフトのImgburnを使う場合は、tsMuxeRで作成したファイルをImgburnに登録し、保存先を指定してファイル作成を実行します。こちらの方法を使った場合は、書き込みに1時間から2時間程度、要します。問題が解決できる可能性が高くなるとは言え、作業としては二度手間となってしまいます。

tsMuxeRのデメリット3:日本語に不対応
tsMuxeRは日本語に対応していないので、英語に苦手がある方にはハードルが高いと感じるかもしれません。それに、tsMuxeRの開発は終了しているので、これ以上の機能アップや改善が期待できないのも残念な点です。
tsMuxeRよくあるエラーと解決方法
tsMuxeRは使いやすいツールですが、いくつかのエラーが報告されています。私も初期にはこれらのエラーで困りましたが、原因を理解すれば解決できます。
原因: tsMuxeRはAAC音声をBlu-ray形式にマルチプレクスできない
解決方法:
- 音声をAC3またはDTSに変換(ffmpegなどを使用)
- 変換した音声で再度マルチプレクス
- または「TS Muxing」出力を使用(AACのまま出力可能)
原因: プレーヤーの対応フォーマットやコーデック問題
解決方法:
- プレーヤーがM2TS形式に対応しているか確認
- ソース動画のコーデックを確認(H.264ならHigh Profile 4.1以下)
- ImgburnでISO化してから書き込みを試す
tsMuxeRでエラーが出る時におすすめの代替ソフト
tsMuxeRは使いやすいソフトですが、問題も観察されているため、他のソフトを使いたいという方もいるに違いありません。よく利用されるtsMuxeRの代替ソフトは、DVDFab Blu-ray 作成、MultiAVCHD、BurnAware Freeなどがあります。
DVDFab Blu-ray 作成
tsMuxeRの代替ソフトのうち、ブルーレイ フリー ソフトのものをいくつか紹介しましたが、必要な機能が備わっていなかったり、エラーが発生しやすいなどのデメリットもあるようです。それらのデメリットを解消したソフトが、DVDFab Blu-ray 作成です。

- MKV・MP4・AVIなどのほぼすべての動画フォーマットに対応
- 異なるファイル形式の動画を一つのブルーレイにまとめられる
- カスタマイズできる多彩なメニューテンプレートを提供
- 処理スピードが速く、ストレスを感じることなくオーサリング
- Blu-rayディスク、ISOファイル、フォルダの3つの出力形式
DVDFab Blu-ray 作成とtsMuxeRを比較
DVDFabは機能の豊富さやユーザーレビューなど多くの点でtsMuxeRより強いです。詳しくは下記の表で確認ください。
| 項目 | DVDFab Blu-ray 作成 | tsMuxeR |
| 日本語対応 | ✅ | ❌ |
| 対応フォーマット | 200+動画・音声フォーマット | MPEG-TS、M2TS、MP4、MKVなど多重化可能 |
| 編集機能 | 動画トリミング、字幕追加など多機能対応 | 基本的に多重化(muxing)に特化 |
| 品質 | 高品質(ビデオは1080p/720pという高品質で、オーディオは元動画のDTS-HD、DTS:X、TrueHD、TrueHD Atmosなどを維持して出力) | 高品質 |
| 書き込み機能 | ✅ | ❌ |
| 処理スピード | GPUアクセラレーションで20倍速の高速 | 普通 |
| メニューを作成対応 | ✅ | ❌ |
| 利用形態 | 有料ソフト、30日間全機能無料体験 | 無料 |
| ユーザーレビュー | Trustpilotで4.7 | gigafreeで3.29 |
DVDFab Blu-ray 作成を使用して、動画からブルーレイを作成する方法



「詳細設定」でボリュームラベル、ビデオ画質、再生モードも設定できます。

「メニュー設定」をクリックして、メニューテンプレートを選択して、メニューを作成できます。メニューテンプレートの背景、ウィジェット、テキストなどを自由にカスタマイズできます。


詳細な手順を下記のビデオにてご参照ください。
tsMuxeRによくある質問
tsMuxeRは無料ですか?
はい、tsMuxeRはオープンソースの無料ソフトウェアです。個人利用・商用を問わず無料で使用できます。
AtsMuxeRは日本語に対応していますか
公式版が日本語に対応しません、第三方の言語ファイルも入手難しいです。よろしければ、代替ソフト例えばDVDFabなどをご利用ください。
AtsMuxeRはMacで使えますか?
Windows版とLinux版が用意されています。Macでは、WindowsエミュレータやBoot Camp、もしくはWineを使用して実行できます。
Aまとめ
tsMuxeRは、無料のブルーレイオーサリングソフトで、ブルーレイ作成に必要な機能がそろっていて使いやすいといわれています。それでも、書き込みや読み込みエラーが出る事象が報告されているので、代替ソフトを利用する方もいます。代替ソフトの中でも「DVDFab Blu-ray 作成」は、対応するファイル形式も多く、操作が簡単で、テンプレートなどを使って魅力的なブルーレイを作れることが人気です。




