DVDからDVDにダビング方法

DVDからDVDにダビングする前に知っておくべきこと

DVD ダビングとは?

ダビングとは、媒体をそのまま同じ媒体にフルコピーして保存する方法です。ビデオテープの時代であれば、ビデオデッキを二個揃えてダビングするという方法が主流でしたが、DVDはデジタルデータのため、DVDレコーダー同士でダビングするということは基本的に出来ません。しかし、PCを使えばDVDのデータをフルコピーして、ブランクDVDに保存することでダビングが可能になります。

ここでは、まずパソコンでDVDからDVDにダビングするには必要なものについてご紹介します。

DVDからDVDにダビングするには必要なもの

パソコンでDVDのダビングをするために必要なものについて見てみましょう。

パソコンでDVDからDVDにダビングするために必要なもの
  • • PC(Windows、Mac)
  • • 内蔵、外付けDVDドライブ(DVD-RWドライブ以上)
  • • DVD ダビングソフト
  • • ダビングするDVD(市販、レンタルの場合はコピーガード解除が必要)
  • • 空のDVDディスク(DVD-R以上)

PCでDVDダビングを行う場合、最初にコピーするDVDをHDD(SSD)にリッピングして、そのデータをブランクDVDにライティングする必要があります。手間がかかるというデメリットがありますが、必要な道具が少なくて済むというメリットもあるため、手軽に行いたい人にはおすすめです。

市販、レンタルDVDをダビングするには、コピーガード解除機能が必要になります。ただし、これらDVDのコピーガードを解除してリッピング(コピー)を行うと違法行為になってしまう可能性があるため、ダビングする際は十分に注意してください。

パソコンでDVDからDVDにダビングする方法

市販・レンタルDVD コピーダビングは可能ですが、エラーやダビングに失敗するリスクも高く、初心者の方にはおすすめできない部分もあります。そこで、ここでは確実にDVDをダビングする方法を解説したいと思います。

1. 最強のDVD ダビングソフト:DVDFab DVD コピー

dvdfab dvd コピー
DVDFab DVD コピー【すべての機能が30日間無料で利用】
  • 最新を含むCSS、UOPs、APS、RCなどすべてのコピーガードを解除
  • ロスレス品質でDVDをダビング、DVD9からDVD5へ高品質圧縮
  • フルディスク、メインムービーなど6つのコピーモードを搭載
  • 字幕、音声、ボリュームラベルなどを設定できる
  • GPUアクセラレーションによる50倍高速なエンコード

対応OS:Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 ビット)、MacOS 10.10 - 14.x
対応言語:日本語を含む30種言語
価格:30日間全機能無料体験、永久ライセンス5,870円(限定割引50%OFF)

DVDコピー、ライティング機能を備えた有料ツールで、最新のコピーガードを含むほぼすべてのコピーガード解除に対応しています。また、更新頻度が高く、エラーやバグ修正も早いのでトラブルになる可能性が低いです。

DVDFab DVD コピーを使って、DVDからDVDにダビングする方法

Step1
公式サイトからDVDFabをダウンロードしてインストールしてから、DVDFabを起動します。サイドメニューから「コピー」をクリックして、「コピーモード」を選択します。

Step2
モードを選択したら、DVDディスクをドライブに挿入します。ISO/フォルダの場合は、画面中央の赤枠内にダビングしたいDVD ISO/フォルダをドラッグ&ドロップしてください。

Step3
出力などの必要な設定を完了したら画面左下の赤枠から保存先を指定し、右下の「開始」をクリックします。

 

Step4
現在のタスクが表示されるので、リッピングが完了するまで待ちます。

 

Step5
リッピングが完了したら、ドライブからDVDを取り出し、ブランクDVDを挿入してライティングを開始します。
Step6
ライティングが完了したらDVDプレーヤーで再生できるかチェックして完了です。
tips icon
DVDをリッピングするだけということも出来るので、コピーしたDVDをISOイメージファイルでPCに保存して、後から変換、DVDにライティングといったことも出来ます。

以下では、手軽にダビングを楽しみたい人のために、DVDダビング出来るフリーソフトをいくつかご紹介したいと思います。お金をかけずに楽しみたいという人はここから始めてみましょう。

2. DVD コピー・ダビングフリーソフト:DVDFab HD Decrypter

  • 永久無料で利用できる
  • DVD/Blu-rayをロスレスでコピー・リッピング・変換
  • クロップやトリミングなどの編集機能搭載
  • 動画をカスタマイズできるマルチタスクモード付き

対応OS:Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 ビット)、MacOS 10.10 - 14.x
対応言語:日本語を含む30種言語
価格:完全無料

DVDFab HD Decrypterは、DVDFab 無料版として提供される、基本的なDVDとブルーレイのコピーとリッピングツールです。このツールを利用することで、ユーザーは保護されているDVDやブルーレイディスクからコンテンツをコピーまたは抽出することができます。

  • ディスクの暗号化解除:一年前にリリースされたDVDやブルーレイのコピーガードを解除し、それらのディスクのコンテンツ(映画、テレビシリーズなど)をコピー可能にします。
  • コピーの形式:主に2つのコピー形式をサポートします。「フルディスク」はディスク全体をコピーし、「メインムービー」は主要な映画部分だけをコピーします。
  • 出力ファイル:コピーされたコンテンツは、DVDやブルーレイのフォルダ形式またはISOイメージファイルとして保存することができます。
メリット
  • 完全無料
  • WindowsとMac OS両方対応
  • フルディスクとメインムービー2つのコピーモード
  • コピーガード解除力がフリーソフトの中最強
  • ISOファイルとして出力可能
デメリット
  • 最新のコピーガードに対応できない可能性がある
  • リッピングする際の出力形式はMP4とMKVのみ
  • 書き込み機能を利用しようと有料版が必要

3. DVD ダビングフリーソフト:ImgBurn

dvd から dvd ダビング

対応OS:Windows98以降(32/64bit)11対応
対応言語:英語(パッチで日本語可能)
ダウンロードサイト:https://www.imgburn.com/index.php?act=download
日本語パッチ:https://www.nihongoka.com/
価格:完全無料

ImgBurnもともとはライティングに特化したソフトでしたが、バージョンアップとともにDVD/Blu-rayのリッピング機能が搭載されました。完全無料で利用できるため、手軽にDVDのダビングが可能になります。ただし、こちらもコピーガード解除機能が搭載されていません。

メリット
  • 無料
  • DVD/Blu-ray のリッピングとライティング
  • ファイル、フォルダからISOイメージファイルの作成
  • ファイル、フォルダをDVDに書き込み(データDVD)
デメリット
  • コピーガード解除機能が搭載されていない
  • Windowsのみ対応、mac対応不可
  • 操作が少し複雑

4. DVD ダビングフリーソフト:DVD Shrink

dvd から dvd ダビング

対応OS:WindowsX98以降(32bit)11対応
対応言語:英語(バージョン、またはパッチ適応で日本語対応)
ダウンロードサイト:https://www.dvdshrink.org/index.php
価格:完全無料

2011年の開発停止まで、DVD Shrinkはもっとも優れたDVDリッピングソフトで、コピーガード解除に対応していたため、市販、レンタルDVDのリッピングが可能でした。現在はコピーガードも進化しているため、解除できるDVDは少ないです。ただし、開発停止した現在でも優秀なリッピングソフトなので、完全無料で使いたい方にはもっともおすすめです。

メリット
  • 開発停止するまでは最強のDVDリッピングソフトだった
  • 一部のコピーガードを解除してDVDをリッピングできる
  • 片面2層ディスクを一層に圧縮できる(解析による画質劣化防止)
デメリット
  • 2011年に開発停止
  • 最新のコピーガードに対応できない
  • ライティング機能は搭載されていない

5. DVD ダビングフリーソフト:Handbrake

dvd から dvd ダビング

対応OS:Windows10以降(64bit)11対応:MacOS10.13以降
対応言語:英語(パッチで日本語化)
ダウンロードサイト:https://handbrake.fr/downloads.php
価格:完全無料

Handbrakeはメディアリッピングや動画変換のフリーソフトとして有名です。完全無料でDVD/Blu-rayディスクのリッピングが可能で、MP4などに変換もできるため、スマホやタブレットで視聴する際もおすすめです。

メリット
  • DVD、Blu-rayからイメージファイルのリッピングが可能
  • ISOイメージファイルからAVI、MP4、FLV、MKVといったファイル形式に変換
  • 動画のリサイズ、クロップ、各種フィルタ、字幕合成機能
デメリット
  • コピーガードを解除できないので、市販、レンタルDVDのリッピングはできない
  • 日本語化する必要がある

パソコンで動画からDVDにダビングする方法

DVDからDVDにダビングする方法は以上の手順を参考にすればいいです。ただし、動画をDVDにダビングする方法は何ですか?ここでは、DVDFab DVD 作成を使ってパソコンで動画をDVDにダビングする方法を紹介していきます。

  • 200以上の動画ファイル形式からDVDを作成
  • 元動画の高画質を保ったままで作成
  • DVDメニューを思いのままにカスタマイズできる
  • ISOファイル/フォルダとしても保存できる

DVDFab DVD 作成はMP4やMKVなど200以上の動画形式をDVDに変換できる専門ソフトです。ごニーズに応じて出力品質やオーディオ品質、字幕などを自由に設定できますし、DVDメニューをカスタマイズできます。書き込み速度も業界最強なので、ぜひ試してみてください。

Step1
DVDFabを起動して、サイドメニューにある「作成」タブの「DVD作成」モードを選択します。そして、「+ソースの追加」をクリックして、動画ファイルをアップロードします。

 

Step2
ソースがロードされた後、カスタマイズ設定ができます。

「メニュー設定」ボタンよりDVDメニューをカスタマイズできます。

Step3
すべての設定が完了すれば、「開始」ボタンをクリックして作成作業が始まります。

パソコンを使わずにDVDをダビングする方法

「自分でやるのは面倒」「大量のDVDをダビングしたい」という方には、専門業者のDVDダビングサービスを利用するのがおすすめです。

おすすめのDVDダビング業者

サービス名  特徴  料金の目安
ダビングセンター VHS・8mmビデオからも対応  1枚 1,500円~
フジフイルムのダビングサービス 店舗・ネット受付可能 1枚 1,650円~
カメラのキタムラ 全国の店舗で受付 1枚 1,320円~

業者ごとに料金や納期が異なるので、比較して選びましょう!

VHS(ビデオテープ)をDVDにダビングする方法

昔録画したVHS(ビデオテープ)には、大切な思い出や貴重な映像がたくさん詰まっています。しかし、VHSは劣化しやすく、再生できる機器も少なくなってきています。そのため、VHSをDVDにダビングしてデジタル化することが重要です。今回は、自分でVHSをDVDにダビングする方法を紹介します!

必要なもの:

  • VHS一体型DVDレコーダー(またはVHSデッキ+DVDレコーダー)
  • 空のDVDディスク(DVD-RまたはDVD-RW)

VHS(ビデオテープ)をDVDにダビング手順:

Step1
VHSテープをセット(再生機器に挿入)
Step2
空のDVDを挿入
Step3
録画開始! VHSを再生しながらDVDに記録
Step4
ダビング完了後、ファイナライズ(DVDプレイヤーで再生できるようにする)

VHSテープをDVDにダビングする方法はVHS・DVD一体型ビデオデッキを利用する、VHSをDVDにダビングするサービスを利用する方法などもあります。詳しくは「ビデオテープをDVDにダビングする方法」記事をチェックしましょう!

DVD ダビングに関するよくある質問

DVDはダビングできますか?

はい、DVDからDVDにダビングするのは技術的に可能ですが、著作権の問題を注意しながら行ってください。

パソコンでDVDをコピーするにはどうすればいいですか?

専用のDVDコピーソフトが必要です。フリーソフトはDVDFab HD Decrypter、機能がもっと豊富な有料ソフトならDVDFab DVD コピーがおすすめです。

ダビングしたDVDの品質はどの程度維持されますか?

ダビングのプロセスは、オリジナルの品質を維持することができますが、使用するソフトウェアやハードウェア、およびダビング時の設定によって結果が異なる場合があります。特に圧縮を伴うリッピングは、ビデオの品質を低下させる可能性があります。オリジナルのDVDと同等の品質を望む場合は、圧縮を行わない設定を選ぶことが重要です。

ダビングしたDVDはすべてのデバイスで再生できますか?

ダビングしたDVDが様々なデバイスで再生可能かどうかは、書き込みフォーマットやディスクの種類、またデバイスの互換性によって異なります。例えば、DVD-RとDVD+Rは異なるフォーマットを持ち、特定のプレーヤーでは再生できないことがあります。また、ディスクを最終化(ダビング後にさらなる書き込みを不可能にするプロセス)する必要があるかもしれません。互換性を最優先にするためには、汎用的なフォーマットを選び、自分のデバイスが支持しているディスクタイプを使用することが重要です。

まとめ

今回はパソコンでDVDをダビングする方法について解説させていただきました。記事をまとめると以下のようになります。

・PCなら少ない機材でDVDダビングできる
・フリーソフトだけでもDVDダビングは可能だがエラーが起きると対処が難しい
・PCで確実にDVDダビングをするなら「DVDFab DVD コピー」がおすすめ

初心者でも使いやすいソフトに厳選して紹介させていただきましたが、まずはご紹介したツールでDVDダビングを試してみて、難しいと言う場合はDVDFabの導入を検討してみてください。