Freemake Video Converterが使えなくなった?無料版の制限・安全性・評判を徹底解説!
要約: DVD変換、DVD作成、動画変換、YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトからの動画ダウンロードなどが行えるFreemake Video Converter。あまりに多機能なので使い方に迷っている方も多いでしょう。本記事では、Freemake Video Converterの使い方から無料版の制限、安全性まで徹底的に解説します。Freemake Video Converterの操作で失敗したくない方はぜひ参考にしてください。
Freemake Video Converterとは?
Freemake Video Converterは、さまざまな機能が搭載されているWindows向けのマルチメディアソフト。MP4、AVI、WMV、MKV、DVDなど500以上の形式に対応しており、初心者でも直感的に使えるインターフェースが特徴です。動画のトリミング、結合、字幕追加などの基本的な編集機能も搭載されており、YouTubeからの動画ダウンロードやDVD作成にも対応しています。
主な機能は下記の通りです。
- 動画の圧縮
- DVDコピー/リッピング
- ブルーレイコピー/リッピング
- 動画をDVD/ブルーレイへ書き込む
- 字幕フォントやサイズの変換
- YouTubeへの動画アップロードサポート
- 動画のトリミング/結合/反転
- 動画の埋め込みコードの作成
- MP4、AVI、MKV、MP3などさまざまな形式に動画を変換
- 1000以上の動画サイトから動画をダウンロード
- 動画から音声のみをMP3として抽出
Freemake Video Converterの安全性
Freemake自体は長年運営されている正規ソフトであり、ソフトにウイルスやマルウェアは含まれていません。公式サイト(https://www.freemake.com/)からダウンロードすれば基本的には安全です。ただし、インストール時に不要なソフトやツールバーが同時にインストールされるケースがあるため、カスタムインストールを選択し、余計なチェックを外すことが大切です。
また、一部のウイルス対策ソフトがFreemakeを「PUP(望ましくない可能性のあるプログラム)」として検出することもあるため注意が必要です。
Freemake Video Converterの評判
- 操作が簡単で初心者向け
- 多くの形式に対応していて便利
- 軽量でPCに負担が少ない
- ビデオを縮小して変換するのに使っている。使いやすい
- 動画を編集し、変換して、YouTubeにそのままアップロードできる
- 6.3GBのビデオを720MBに圧縮することができ品質も素晴らしかった
- 処理速度が遅いことがある
- 「Free」と言いつつ無料ではない
- 有料版でも一部機能が制限される場合がある
- 透かしの位置が真ん中にあるのが嫌
- もっと動画編集機能を充実してほしい
- アスペクト比の変更ができない
- YouTube動画でもダウンロードできる動画とできない動画がある
- サポート対応が遅い
Freemake Video Converter 無料版の制限
Freemake Video Converter 無料版は、最も大きな制限は出力動画に強制的に大きなロゴ(透かし)が挿入されることです。動画の冒頭と末尾に「Freemake.com」のロゴが表示されます。
また、HD/HQ動画のダウンロードもできず、プレイリストのダウンロードや超高速ダウンロードもできません。
- 一部の出力形式(MP4、AVIなど)で変換時に機能ロックがかかります。
- DVDへの書き込み機能が制限されています。
- 動画編集(カット・結合・字幕追加など)の一部機能が使えません。
- 変換速度が遅い(ハードウェアアクセラレーション非対応)
- 広告やアップグレードのポップアップが頻繁に表示されます。
Freemake Video Converterは有料になったの?
「Freemake Video Converter」という名前なので混乱しやすいですが、Freemake Video Converterは有料ソフトです。過去にセーシェル共和国のEllora Assets Corporationが運営していた際はフリーソフトとして使えましたが、運営会社がイギリスのDigitalWave Ltd.に変わってから、無料利用は試用版のみとなった経緯があります。ちなみにプログラムにオプトアウトできないアドウェアが導入されたのも今の運営会社になってからです。

Freemakeでロゴなしバージョンを利用するには、有料版(Freemake Mega Pack)または特定のアドオンパックを購入する必要があります。価格は約39.95ドルからで、ライフタイムライセンスや年間契約など複数のプランがあります。また、Freemake Video Converterのロゴなしの旧バージョンをお探しの方は、「Freemake Video Converter 旧バージョン」の記事をご覧ください。
Freemake Video Converterの使い方
ここでは、Freemake Video Converterの使い方を詳しくみていきます。
DVD/動画を変換する方法
1.変換するファイルの数を選択する
2.「ファイル>ビデオを追加する」から変換するDVD/動画を読み込む
3. 出力先を選択する
4. プリセットと出力フォルダを設定して「変換する」をクリックする
5. 変換が始まる
ちなみに出力したファイルの最初には下記のような広告が入ります。
ロゴは動画の中央に配置され、ずっと残ります。
動画をDVDに書き込む方法
1. 「+ビデオ」をクリックして動画を追加し「DVD」を選択する
2. DVDの種類を選択してDVDメニューを編集して「書き込み」をクリックして処理を開始する
動画を結合する方法
1. 「ビデオ」のアイコンをクリックして結合したい動画を読み込んだ。メイン画面に戻って右上にある「ファイルを結合」オプションをオンにする
2. 保存形式を選択して「変換」をクリックして処理を開始する
動画をカットする方法
1. 「ビデオ」のアイコンをクリックしてカットしたい動画を読み込んだら、ハサミアイコンをクリックして編集画面に移動する
2. 動画の始点にバーを移動してハサミアイコンをクリック、終点にバーを移動してハサミアイコンをクリック。「OK」ボタンをクリックして保存したら出力ファイルを指定して「変換」をクリックする
Freemake Video Converterが使えなくなった?原因と対処法
Freemake Video Converterは変換速度が遅い、途中で止まってしまう、エラーになってしまう、ソフトが突然落ちる、などのトラブルが起きることがあります。以下はよくある原因と対処法をご紹介します。
Freemake Video Converterが使えなくなった原因
1. 無料版の機能制限に達した
無料版では一定の機能が制限されており、変換回数や出力形式によっては途中で使えなくなる場合があります。特に「透かし入り出力しかできない」などの制限が急に発動することも。
2. ソフトのアップデートによる不具合
最新版に更新した結果、古い環境と互換性がなくなったり、安定性に問題が生じることがあります。
3. Windowsの更新やセキュリティソフトによる影響
セキュリティソフトがFreemakeをブロックしたり、Windows Defenderが誤検出して起動できなくなることもあります。
4. インストールファイルの破損や設定ミス
設定ファイルが破損していたり、インストールが不完全な場合も不具合が発生します。
Freemake Video Converterが使えなくなった対処法
- 保存先をCドライブ以外にしてファイル名を半角数字や英字のみにしてみる
- Freemakeを一度アンインストールし、公式サイトから最新版を再インストールする
- Freemakeのアイコンを右クリックし、「管理者として実行」を選ぶ
- セキュリティソフトの一時的な無効化または例外設定を行う
- 旧バージョンに戻す(非推奨だが一部ユーザーが実施)
ロゴなしでDVDを動画に変換する方法
DVDFab DVD リッピングは、1000以上の形式をサポートしているリッピングソフトです。WindowsにもMacにも対応しており、処理速度も超高速。Freemake Video Converterにはコピーガード解除機能が搭載されていないため、自作DVDのリッピングしかできませんが、DVDFab DVD リッピングにはコピーガード解除機能が搭載されているため、市販DVDをMP4やMKVなどの形式にリッピングすることができます。
- 自作DVDだけでなく、コピーガード付きの市販DVDやレンタルDVDにも対応
- MP4、MKV、MP3などの1000以上の動画や音声形式をサポートしている
- 1:1無劣化でリッピングと高品質圧縮の両方に対応
- 豊富な動画編集機能で出力ファイルをカスタマイズできる
- ハードウェアアクセラレーションによる通常の50倍の超高速処理
DVDFab DVD リッピングは最新の機能を備えており、ウイルス対策機能も搭載されているため無料ではありませんが、30日間の試用期間を設けています。この期間であればすべての有料機能を無料で利用することが可能です。また、DVDFabにはDVDFab HD Decrypterというフリーソフトがあり、こちらを使えば自作DVDのリッピングをロゴなしかつ無制限で行え
<DVDFab DVD リッピングでロゴなしでDVDをMP4にリッピングする方法>
「詳細設定」で出力動画の映像、音声と字幕の細かい設定を行うことができます。
「動画編集」でクロップ、エフェクト調整、ウォーターマークや字幕の追加、オーディオ、再生速度の設定などを行うことができます。
「トリム」で出力動画の不要な部分をカットできます。
「他のプロファイルを選択」>「フォーマット」>「ビデオ」>「一般」からMP4を選択します。
Freemake Video Converterに関するQ&A
Freemake Video Converterの旧バージョンは無料版でもロゴが入らない仕様となっているため、裏ワザ的に入手したいと考える人がたくさんいます。公式サイトでは旧バージョンが配布されていないため、別の配布サイトからダウンロードする必要があります。しかし、旧バージョンのダウンロードは安全性の観点からおすすめできません。
特に旧バージョンはサポートが終了しているため、ウイルスの混入を防ぐことができません。フリーのソフトウェアとして提供されていたので、すでに悪意ある第三者がプログラミングの解析を行っている可能性もあります。
有料版のFreemake Video Converterを購入するか、別のソフトを使用するしかありません。DVDFabはDVDだけでなくブルーレイのリッピングを行うことができます。有料ソフトなので非常に高機能ですが、すべての機能を無料で使える30日間の試用期間がありますので、その期間はフリーソフトとして利用できます。
Freemake Video Converterが突然落ちるのですが…
ソフトとパソコンを再起動してください。また、Freemake Video Converterはインターネットに接続しながら認証を繰り返すタイプのソフトウェアなので、安定したインターネット環境を整えることも大切です。
まとめ
今回はFreemake Video Converterの使い方や評判などを解説しました。Freemake Video Converterは世界中で9300万以上のユーザーに使用されている人気ソフトですが、無料版では変換したメディアにロゴが入ります。また、有料版へのアップグレードを促す広告も頻出するので、落ち着いて作業ができません。
無料でロゴなしでDVDをリッピングしたい方は、DVDFab DVD リッピングをお使いください。30日間無料ですべての機能が利用できる試用版を使えば、高速変換ができるだけでなく、ロスレスでのリッピングや高度な編集も行えます。