PowerDirectorでDVDを書き込む方法!できない時の対処法と対応バージョン【2026年】
要約: PowerDirectorでDVDを書き込む方法を、操作画面付きで解説します。Windows版のバージョンごとの違い、DVD-Video形式の選び方、99%で止まる場合や「ディスク作成」が見つからない場合の確認方法も紹介。動画からDVDを作成する別の方法もまとめました。

PowerDirectorでDVDを書き込むには、動画を読み込み、「ディスク作成」画面でメニューや出力形式を設定してから、空のDVDに書き込みます。ただし、画面の名称や操作の入口はバージョンによって異なります。ここではWindows版の操作手順を画像付きで紹介し、書き込みができない場合の確認方法や、別のソフトでDVDを作る方法も説明します。
まず、使用しているPowerDirectorの製品名とバージョンを確認してください。DVD作成機能があっても、古いバージョンやメーカー製PC付属版と、PowerDirector 2027/365とでは画面が異なる場合があります。家庭用DVDプレーヤーで再生したい場合は、MP4ファイルを保存するだけでなく、DVD-Video形式で作成する必要があります。
- PowerDirector for FMV:「書き出し」から「DVD/BD」を選ぶ画面例を掲載しています。
- PowerDirector 14〜19(Windows版):「ディスク作成」からDVDメニューや形式を設定します。
- PowerDirector 2027/365(Windows版):対応エディションにはDVD作成機能がありますが、画面や項目名が旧版と異なる場合があります。公式機能比較表も参照してください。
- Mac版:掲載しているWindows版の操作画面とは異なります。MacでDVD-Videoを作る場合は、利用可能な書き出し機能とDVD作成ソフトを確認してください。
操作の流れは「動画の読み込み → ディスク作成画面 → メニュー設定 → DVDへの書き込み」の4つです。途中で止まる場合は、後半の「書き込みが失敗・停止する場合の対処法」を確認してください。
PowerDirectorでDVDを書き込む方法【4ステップ】
以下の画面は、主にPowerDirector for FMVおよびPowerDirector 14〜19のWindows版を参考にしています。PowerDirector 2027/365でもWindows版の対応エディションではDVD作成機能を利用できますが、表示されるメニューや操作の入口が異なる場合があります。
Step1:動画を読み込む
PowerDirectorを起動し、編集画面を開いてDVDにしたい動画を読み込みます。画面に「新規作成」がある場合は、そこからプロジェクトを開始してください。

編集画面が開いたら、ファイルアイコン付近に動画をドラッグ&ドロップします。複数の動画を入れる場合は、タイムライン上の再生順や不要部分のカットも確認しておきましょう。

Step2:DVD/BD作成画面を開く
PowerDirector for FMVでは、動画を読み込んだあとに「書き出し」から「DVD/BD」を選択します。PowerDirector 14〜19では、「ディスク作成」などの項目からDVD作成画面を開きます。PowerDirector 2027/365で画面が異なる場合は、利用中のエディションの「ディスク作成」機能を確認してください。以下の画像は旧バージョンの画面例です。

「コンテンツ」タブで、DVDに入れる動画を確認します。追加したい動画がある場合は、「追加の動画を読み込み」からファイルを追加してください。

Step3:DVDメニューを設定する
「メニューの基本設定」タブを開き、使用したいメニューテンプレートを選びます。選択後、「すべてのページに適用」をクリックすると、タイトル画面やチャプター画面に反映されます。
メニューが不要な場合は「メニューなし」を選択します。シンプルなDVDを作りたい場合や、メニュー作成中のエラーを避けたい場合は、メニューなしで試すのも有効です。

テンプレートを追加したい場合は、DirectorZoneでDVDメニューを検索できます。素材のダウンロードにはPowerDirectorのアカウントが必要です。

メニューのボタンや階層など、DVDメニューの作成を細かく調整したい場合は、「メニュー構造」を確認します。チャプターを使う場合は、チャプターボタンが表示されるテンプレートを選びましょう。

Step4:ディスク形式を設定して書き込む
「2Dディスク」タブで、DVDの種類、映像方式、音声形式、画質を設定します。家庭用プレーヤーで再生したい場合はDVD-Video形式を選び、日本向けのディスクではNTSCを確認してください。映像が長い場合は容量に収まるよう画質を調整します。DVD-9を使うときは、ドライブと空ディスクが二層書き込みに対応していることも確認しましょう。

空のDVDをドライブにセットして、表示される「2Dで書き込む」などのボタンから書き込みを開始します。実行前にプレビューでメニュー、映像、音声、再生順を確認してください。小さなテロップはDVDの標準画質では読みにくくなるため、文字の見え方も確認しておくと安心です。

書き込みが完了したら、PCだけでなく家庭用DVDプレーヤーでも再生確認を行うと安心です。PCでは再生できても、古いDVDプレーヤーではメディアや書き込み方式の相性で再生できないことがあります。

PowerDirectorでDVDを書き込む前に確認する設定

PowerDirectorは、カット編集やテロップ、音声調整、色補正などに対応した動画編集ソフトです。Windows版では編集した動画からDVDを作成できますが、ディスクの作成には書き込み対応ドライブや空のDVDが必要です。

DVD-Videoには画質の制限があります。日本向けのNTSC方式では、基本的に720×480の標準画質で記録するため、HDや4Kの元動画もその解像度のままDVD-Videoに保存されるわけではありません。画質が気になる場合は、動画の長さや設定したビットレート、使用するディスク容量も確認してください。
| 確認項目 | ポイント |
| DVDの種類 | DVD-5は約4.7GB、DVD-9は約8.5GB。DVD-9を使う場合は、ドライブと空ディスクが二層書き込みに対応しているか確認します。 |
| 再生環境 | 家庭用DVDプレーヤーで見るなら、DVD-Video形式で作成します。 |
| 映像方式 | 日本向けに作る場合はNTSCを選ぶと互換性を取りやすくなります。 |
| 空き容量 | 一時ファイル作成のため、保存先ドライブに十分な空き容量を確保します。 |
| 無料版の制限 | 体験版では透かしや機能制限が入る場合があります。購入前に公式情報を確認してください。 |
自作動画や利用許諾のある素材を扱い、適用される法令と利用条件を守ってください。作成したDVDを権利者の許可なく配布せず、個人利用の範囲で適切に管理しましょう。
DVD-VideoとデータDVDは何が違う?

一般的な家庭用DVDプレーヤーで再生したい場合は、DVD-Video形式でディスクを作成します。メニューやチャプターは必要に応じて設定できますが、どちらも必須ではありません。一方、MP4などをファイルのまま保存したデータDVDは、その形式に対応するPCや再生機器で使うものです。
| 種類 | 入力と保存形式 | 用途・再生機器 |
|---|---|---|
| DVD-Video | 動画をDVD-Videoへ変換 | 家庭用DVDプレーヤーで再生 |
| データDVD | MP4などをファイルのまま保存 | 形式に対応するPCや機器で再生 |
日本向けのDVD-VideoはNTSCの標準画質で作成するため、HDや4KのMP4を元の解像度のまま保存する用途には向きません。
PowerDirectorの価格プランを確認しておく

PowerDirectorには、サブスクリプション版のPowerDirector 365、複数の編集ソフトがセットになったDirector Suite、買い切り版のPowerDirector 2027などがあります。Windows版とMac版では利用できる機能や操作画面が異なるため、購入前に製品名、OS、バージョンを確認してください。
PowerDirector 2027は、ダウンロード版が2026年9月17日から順次、パッケージ版が同年10月16日に発売されました(CyberLink公式発表)。Windows向けのPowerDirector 2027やPowerDirector 365にもDVD作成機能があります。ただし、本記事で使う操作画面は主にPowerDirector for FMVとPowerDirector 14〜19のものです。新しいバージョンでは画面やメニューの名称が異なることがあります。Mac版はWindows版と同じ操作画面ではないため、動画をMP4で書き出し、別のDVDオーサリングソフトを使う場合はMacでDVDを焼く方法も確認してください。
PowerDirectorでDVD書き込みが失敗・停止する場合の対処法

「ディスク作成」が見当たらない場合と、書き込みを開始してから失敗する場合では、確認する項目が異なります。まず機能の有無と操作画面を確認してください。作成途中で止まる場合は、DVDフォルダの生成と空DVDへの書き込みを分けて試すと、問題が発生している工程を絞り込めます。
「ディスク作成」がない・押せないとき
まずWindows版かMac版か、PowerDirectorのエディションとバージョンを確認してください。Windows版PowerDirector 2027/365などにはDVD作成機能がありますが、バージョンによって画面上の位置が異なる場合があります。使っている製品に機能があるか、CyberLink公式の機能比較表で確認しましょう。製品に機能があっても項目が見つからない場合は、バージョンに対応したヘルプを参照してください。
「ディスク作成」は開けるのに書き込みが始まらない場合は、DVD書き込み対応ドライブがPCに認識されているか、空DVDをセットしているかを確認します。ドライブが認識されないときは、別のソフトをインストールしても解決しない場合があります。
症状別に確認する項目
| 症状 | 確認すること | 試す操作 |
| 数%〜50%で止まる | 動画・メニューの生成 | 短い動画で再試行し、GPU設定や出力形式を一つずつ変更する。 |
| メニュー作成中に落ちる | メニューの生成 | 別テンプレートまたはメニューなしで確認する。 |
| 99%付近で止まる | 動画・メニューの生成、書き込み | まずDVDフォルダを作成し、成功するか確認してから書き込む。 |
| e0x000系のエラーが出る | 生成/書き込みの切り分け | エラーの全文とビルド番号を記録し、公式サポートで確認する。 |
| 音が出ない | 生成したDVD内容 | プレビューし、LPCMなどの音声形式を試す。 |
失敗を減らす書き込み設定のポイント
- PowerDirectorを最新バージョンに更新する
- GPUドライバを更新する
- DVDドライブのファームウェアを更新する
- 短い動画を使い、同じ設定で生成できるか試す
- 環境設定でハードウェアデコード/エンコードを一時的に無効にする
- SVRTや高速レンダリング設定を一時的に無効にする
- 書き込み速度を最大ではなく低速にする
- DVD5またはDVD9に対応するドライブと空ディスクを組み合わせる
- 「フォルダの作成」でDVDフォルダを出力し、再生を確認してからディスクへ書き込む
設定変更は原因を切り分けるため、一項目ずつ行います。ハードウェアアクセラレーションの有効・無効で結果が変わるかを確認し、改善しない場合はPowerDirectorのビルド番号、エラー表示、診断情報をそろえてサポートへ問い合わせてください。
フォルダ出力してから別ソフトで焼く
PowerDirectorから空DVDへ直接書き込めない場合は、対応するバージョンでDVDフォルダを出力できるか試してください。フォルダの生成が成功したら、再生ソフトでメニュー、映像、音声を確認し、問題がDVDの内容を作る段階にあるのか、実際の書き込み段階にあるのかを調べます。
再生に問題がなければ、DVD-5またはDVD-9に対応するドライブと空ディスクを確認してから書き込みます。ISOを使う場合は、ISOファイル自体をデータDVDへ保存するのではなく、ディスクイメージとして書き込む操作を選んでください。
DVDFab DVD コピーは、完成済みのDVDディスク、ISO、VIDEO_TSフォルダをDVDディスク、ISO、VIDEO_TSフォルダへコピーするソフトです。同容量の1:1コピーでは元の映像・音声データを保持でき、DVD-9からDVD-5への圧縮では再エンコードが行われます。完成したDVD構造を保管して再利用したい場合は、対応入力と利用条件を確認したうえで検討できます。
PowerDirectorでDVD作成に失敗する場合の代替方法

PowerDirectorのDVD作成画面が使えない場合や、編集後の動画を別のソフトでDVD化したい場合は、動画をMP4などで書き出してから「DVDFab DVD 作成」に読み込む方法があります。DVD-Videoを作成でき、必要に応じてメニューも設定できます。
動画編集はPowerDirectorで済ませ、完成したMP4からDVD-Videoを作る作業をDVD作成ソフトへ分けられます。ただし、PCが光学ドライブを認識しない、空DVDに不具合があるといった場合は、ソフトを変更するだけでは解決しません。先にドライブとメディアの状態を確認してください。
完成済みのDVDディスク、ISO、VIDEO_TSフォルダを保管または再書き込みする場合は、前節で説明したDVDFab DVD コピーの用途に当たります。
DVDFab DVD作成とは
- MP4、MKVなど200種類以上の動画ファイルに対応
- 動画ファイルから家庭用プレーヤー向けのDVD-Videoを作成可能
- 字幕、音声、アスペクト比、再生順を設定可能
- DVDメニューの作成とカスタマイズに対応
- 動画を読み込んでDVD-Videoを作成できる
PowerDirectorとDVDFab DVD 作成の違い
| 項目 | PowerDirector(対象のWindows版) | DVDFab DVD 作成 |
| 用途 | 動画編集からDVD作成 | 動画からDVD-Videoを作成 |
| 入力素材 | 編集プロジェクト・動画 | MP4、MKVなどの動画 |
| メニュー | テンプレート選択・基本編集 | テンプレート選択・カスタマイズ |
| 向いている人 | 編集とDVD作成を一つのソフトで進めたい人 | 書き出し済み動画をDVD化したい人 |
動画編集を続けながらDVDを作る場合は対象のWindows版PowerDirector、完成した動画ファイルからDVD-Videoを作る場合はDVDFab DVD作成が用途に合います。
Blu-rayを作成したい場合は、DVDではなくBlu-ray作成に対応したソフトが必要です。DVDFabではDVDFab Blu-ray作成も提供されています。
DVDFab DVD作成で動画をDVDに書き込む手順


「詳細設定」では、ボリュームラベル、ビデオ画質、アスペクト比、再生モードなどを設定できます。



PowerDirectorでDVD作成する時のよくある質問
Q
Q1. PowerDirectorの無料版でDVDを書き込むと透かしは入りますか?
無料で編集できることと、DVD書き込み機能を利用できることは別です。利用中の製品名とOSを確認し、ディスク作成画面の有無と体験版の出力条件を確認してください。透かしの扱いも版によって異なります。
A
Q
Q2. 書き込んだDVDから音が出ない原因は?
主な原因は音声形式と再生機器の相性です。PowerDirectorの書き込み設定で音声形式を確認し、Dolby Digitalで再生できない場合はLPCMなど互換性の高い形式を試してください。書き込み前のプレビューで音声が正常か確認することも重要です。
A
Q
Q3. チャプターやメニューはDVDに反映されますか?
タイムライン上で設定したチャプターは、ディスク作成画面に反映されます。ただし、選んだメニューテンプレートにチャプターボタンがない場合、チャプター選択画面が表示されないことがあります。メニュー構造を確認してから書き込みましょう。
A
Q
Q4. PowerDirectorで作ったDVDがテレビで再生できない場合は?
DVD-Video形式で作成されているか、ディスクの終了処理が完了しているか、テレビ側のプレーヤーが使用したDVD-RやDVD9に対応しているかを確認してください。MP4をそのまま保存したデータDVDはDVD-Videoとは異なるため、対応機器でなければ再生できません。
A
Q
Q5. PowerDirectorで99%付近で止まる場合はどうすればいいですか?
進行状況が99%で止まっても、その表示だけでは原因を特定できません。まずDVDフォルダを作成できるか試し、成功する場合は空DVD、光学ドライブ、書き込み設定を確認します。改善しない場合はエラー表示とPowerDirectorのビルド番号を控え、公式サポートへ問い合わせてください。
A
Q
Q6. PowerDirector 365や2027でもDVDを書き込めますか?
Windows版PowerDirector 365や2027の対応エディションにはDVD作成機能があります。ただし、ここで紹介した旧バージョンのスクリーンショットと操作画面が異なる場合があります。使用中の製品とOSを確認し、CyberLink公式の機能比較表やヘルプを参照してください。
A
まとめ
Windows版のPowerDirectorでは、対応エディションの「ディスク作成」機能を使ってDVDを作れます。ここで紹介した画面は主にPowerDirector for FMVおよび14〜19のものです。2027や365では画面構成が異なる場合があるため、利用中のバージョンに合わせて操作してください。家庭用プレーヤーで再生したい場合は、DVD-Video形式で作成します。
書き込みが途中で止まる場合は、DVDフォルダを作成できるか試し、問題が動画の変換にあるのか、光学ドライブへの書き込みにあるのかを確認します。メニューなしの出力、短い動画でのテスト、別の空DVDなどを一つずつ試し、改善しなければ公式サポートへ相談してください。
PowerDirectorで編集したMP4などの動画からDVD-Videoを新しく作るなら、DVDFab DVD 作成も選択肢になります。すでに完成しているDVDディスク、ISO、VIDEO_TSを扱う場合は、DVDFab DVD コピーが対象です。新規作成と既存のDVDのコピーでは用途が異なるため、目的に合った製品を選んでください。





