普段、動画や写真などを撮っているとき、白飛びなど気づいたことがありますか?肉眼で見ると完璧ですが、カメラで撮ったら一部が白くてよく見えないから嫌なことでしょう。この文章では動画の白飛びを補正できるソフトを紹介します。

白飛び 補正について

白飛びとは

白飛びとは、主にデジタルカメラの撮影において、明るい部分の階調の情報が得られず、白一色に塗りつぶされた状態となることです。本来であると、同じ白でも暗い白から明るい白までグラデーション(階調)があるのですが、入ってくる光が多すぎて露出が過剰になると、その部分はすべて「真っ白」な状態になってしまいます。

チェキなど白飛びの原因は

白飛びの原因は「不適切な露出」です。白飛びは過度な露出の際に発生するため、露出と言うのは適切ではありません。そして、具体的に言うなら、3つの原因があります。

露出補正が大きい

カメラには露出補正という機能があり、写真の露出を簡単にコントロールできます。晴天の下での撮影、そして明暗の差が大きい室内での撮影は、特に白飛びが出やすいので、露出補正を-1にするだけで白飛びを軽減できます。-1でまだ白飛びになりそうなら-3まで調整するなど、数値を適当に変えましょう。

シャッタースピードが遅い

シャッタースピードはシャッターが開いている時間のことです。遅いというのはシャッターが開いている時間が長いことです。シャッターが開いている時間が長いほど、センサーが多くの光を受け取るため、写真が明るくなります。シャッタースピードが遅いと白飛びのリスクも上がります。

ISOが高い

明るい場所では、ISOが高いと白飛びに直結するので、ISOは最低の数値に設定し、暗すぎてはどうにもならないという場合は、いじってみましょう。

写真の白飛びにならないように事前にカメラを調整すれば解決できますが、撮影した動画に白飛びがあるならどうすればいいでしょうか。実は動画編集ソフトを利用すると、動画の白飛びを簡単に補正することができます。

あや
それでは、以下に白飛び補正できるソフトを紹介します。

白飛びを補正できるソフト

動画を白飛び補正できるソフト一:DVDFab 動画変換

  • 対応システム:Windows 11、10、8.1、8.7/mac10.10‐13
  • 料金:30日無料体験
  • 機能:MP3やMP4、WMAなどの動画とオーディオ形式への変換に対応、動画の品質を落とすことなく動画変換を思うままに行う、動画を圧縮・変換する、カスタマイズ設定で動画変換し自由に投稿、バッチ機能で複数の動画変換プロセスを同時に行う、動画を編集するなど
  • 日本語対応

DVDFab 動画変換はDVDFab社に開発された動画を1000以上の形式に変換し、ユーザーのご希望のデバイスに対応した形式でスムーズな視聴を実現できるツールです。動画を変換する以外に、動画の冒頭にイントロを挿入したり、タイトルや字幕を追加したり動画の明るさを調整したりする動画編集機能も内蔵されています。したがって、それを利用すると、動画の白飛びを補正することもできます。以下に白飛びを補正する方法を簡単に説明します。

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DVDFab 動画変換で白飛びを補正する使い方

ステップ1、プログラムをインストールしてから、DVDFab 動画変換を起動し、インターフェースのオプションバーから「変換」を選択してください。画面上に入力したい動画をドラッグ&ドロップ後、「+」ボタンをクリックしてください。

DVDfab 動画変換 ガイド 1

ステップ2、変換したいファイルを選択した後、プロファイルスイッチャーをクリックし、出力したいプロファイル/デバイスを選択してください。出力ファイルのタイトルやオーディオトラックや字幕ストリームなどを設定できます。

さらに「動画編集」から、動画の白飛びを補正できるようにパラメータを設定してください。各種の設定が終わったら、「保存先」をクリックして出力先を選択します。

ステップ3、「開始」ボタンをクリックすると、作業が始まります。詳細な進行状況が表示されます。

DVDfab 動画変換 ガイド 3

動画を白飛び補正できるソフト二:Unifab

  • 対応システム:Windows 11、10、8.1、8.7
  • 料金:30日無料体験
  • 機能:動画を任意の形式へ変換する、自由度の高い出力設定、シンプルで効率的に動画をカットする、クロップ、エフェクト、透かし処理など豊富の動画編集機能、ハードウェアアクセラレーション、複数の動画を編集するなど
  • 日本語対応

Unifabは1000以上のビデオフォーマットを効率的に変換/圧縮/編集できるソフトです。それだけでなく、カスタマイズ機能もあるのでコーデック、フレーム/ビット/サンプルレート、解像度、エンコード方法、チャンネル、字幕などさまざまな機能を使って動画をカスタマイズできます。それらの機能を使うことで動画の白飛びを補正できます。

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UniFabで白飛びを補正する使い方

ステップ1、まずUniFabを起動します。パソコンのアイコンをクリックしてソフトを起動します。ソフトが起動したら、利用したいモードを選択してください。

ステップ2、そして動画ソースをアップロードし編集を開始します。動画追加ボタンをクリックしてローカルファイルから、白飛びを補正したい動画をアップロードしてください。

ステップ3、最後に動画編集を始めます。アップロードが完了したら開始ボタンを押して動画の編集を開始します。そこで動画の明るさなどのパラメータを調整できます。

動画を白飛び補正できるソフト三:4Videosoft 動画変換 究極

  • 対応システム:Windows/mac
  • 料金:6180円
  • 機能: 動画形式変換、DVDリッピング、動画圧縮、GIF作成、メディアーメータデータ編集、動画効果調整、動画クロップ、カット、結合、ウォーターマーク追加などの編集機能
  • 日本語対応

4Videosoft 動画変換 究極は専門的な動画変換・編集ソフトとして、色補正機能を備えています。この機能を使用すると、ビデオの白飛びを補正できます。また、補正されたビデオをMP4、MOV、MKV、AVI、WMV、WEBM、M4Vなどの汎用フォーマットで出力することもできます

しかし、機能が多いからソフトのインターフェースが少々複雑で、一部の人にとってかえって面倒なものになるかもしれません。

動画を白飛び補正できるフリーソフト:Aviutl

AviUtl

  • 対応システム:Windows
  • 料金:無料
  • 機能: カット、テロップ、BGM、効果音、エンコード、カラーグレーディング、ノイズ除去、特殊効果を適用できるエフェクトなどの編集機能
  • 日本語対応

AviUtlは、KENくんという人によって1997年から開発された完全にフリーな動画編集ソフトウェアです。このソフトを利用することで、動画の白飛びを補正できる以外に、動画の特定範囲の切り出しや削除、動画の連結、動画に字幕を追加など基本的な動画編集機能も手軽に使えます。

自分のニーズに応じて、手動で数値による白飛びを補正することができますが、ソフトのインストール方法はほかのソフトよりすこし複雑です。また、機能性ボタンは目立たないから初心者にとって難しいと思います。

動画を白飛び補正できるフリーソフト:iMovie

  • 対応システム:Mac
  • 料金:無料
  • 機能: ムービーを瞬時にスタイリッシュに編集、ショットを組み合わせてストーリーをデザイン、フォーカスが切り替わる、グリーンスクリーンエフェクトで瞬間移動、動画を他人に共有するなど
  • 日本語対応

iMovieはApple社によって開発されたMac向けのフリー動画編集ソフトで、動画の白飛びを補正できます。動画の明るさだけでなく、シャドウ、コントラスト、明るさ、ハイライトなども調整できます。ハイライトが強すぎる動画から、自分のニーズに応じて手動でハイライトを弱めたり、色を調整したりすることができます。さらにiOS向けのiMovieもありますので、白飛びを補正するアプリも利用できます。

iMovieは基本的な動画編集機能を持つソフトとして完全無料で利用できますが、動画の白飛びを補正する際には、コントラストなどを数値で調整できないため、目視でしか操作できないのはその欠点です。

まとめ

以上は動画の白飛びやそれを補正できるDVDFab 動画変換Unifabなどの五選のツールについての紹介です。白飛びが気になる方はぜひ以上の方法を使用してみて完璧な動画を作ってください!