1. iPhone内の動画をDVDに焼く方法はいろいろある

iPhoneで撮影した動画をDVDに焼く方法は、ご自身のデバイス環境によって異なってくるため、それぞれのシチュエーション別に、大まかなやり方をご説明します。パソコンを持っている人であれば、まず、パソコンに動画を保存するためのフォルダを作成します。

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1.1 パソコンのある方はまフォルダを作成

フォルダ作成は必ずしも必要ありませんが、フォルダに分かりやすく名前を付けて、その中に必要なデータを入れるようにすると、管理が楽になるのでおすすめです。そのフォルダにiPhoneで撮影した動画を転送します。必要があれば、動画を編集し、ファイル形式を指定して、空のDVDをディスクドライブに入れて焼きます。数は限られますが、iPhoneで撮影した動画を、ダイレクトにDVDに焼くことができるパソコン用のソフトもあります。

1.2 パソコンのない方のDVD作成する方法

次に、パソコンを持っていない人が、自分でDVDを作成する方法です。パソコンがない場合は、SDカードリーダーやSDカード、DVDライターを使うことが一般的です。何度もDVDを焼く場合は、自分でデバイスをそろえることがおすすめです。頻繁に使用しない人は、レンタルを利用するとよいかもしれません。

DVDを作成する手順は、まず、SDカードリーダーにSDカードを差し込み、iPhoneとLightningコネクタでつなぐか、Wi-FiやBluetoothなどワイヤレス接続をし、SDカードに動画を転送ます。動画はデータ容量が大きいので、通信環境が良いところでやるとよいでしょう。動画の転送が終了したら、DVDライターにSDカードを入れて、DVDに焼きます。

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1.3 カメラのキタムラの店舗に頼んでもOK

パソコンを持っておらず、SDカードリーダーやDVDライターをそろえられない方、自分でDVDを焼くのはハードルが高いと感じる方は、「カメラのキタムラ」を利用するのが便利です。利用方法ですが、カメラのキタムラの店舗に、直接、iPhoneを持っていき、スタッフの方に声をかけ、要望を伝えます。

カメラのキタムラには専用の注文機があるので、ガイダンスに従って注文していきます。注文時にわからないことがあれば、スタッフの方に尋ねることができるので安心です。注文が終わり、後日DVDができたら、依頼先の店舗から電話が入るので、都合の良い時に店舗に行くと、DVDを受け取ることができます。

カメラのキタムラを利用する利点は、先にも述べた通り、お店で直接相談ができることです。DVD作成の値段も、1枚4GBまでで、税込み1,100円と低価格である点も利用しやすいといえます。保存したいものが多い場合は、容量が20GBのblu-rayディスクも利用できます。また、最短で翌日仕上げと、スピード感あふれる対応も魅力です。ただし、多くのDVDを作成する必要があるなら、店舗への配送には、時間と労力と費用がかかるので、実はオススメてはありません。

パソコンやSDカードリーダー、DVDライターなどを持っておらず、カメラのキタムラも近くにない方は、ネットでDVD作成を依頼できるアプリを使う方法があります。価格を抑えてDVD作成ができるものや、プロの編集を依頼できるアプリもあるので、シチュエーションによって使い分けるとよいでしょう。

2. iPhoneの動画をDVDに焼くメリット

iPhoneの動画をDVDに焼くのは、多くのメリットがあります。まずはiPhoneのデータを移転して、データをDVDに保存すると、携帯電話の容量を大幅に節約できます。そして、データを誤って削除したり、携帯電話のウイルス感染によるデータ紛失がされたりして、iPhoneだけにせっかく撮って制作した大切な動画を保存だけなら、なんだか心細いですね。

DVDに焼けばそういう問題ががなくなります。DVDをよく保存している限り、十年も何十年も、データが読み取れれば、DVDプレーヤーがあれば、簡単に振り返す事ができます。

3. iPhoneの動画をDVDに焼くのに役立つソフトやアプリ

こちらでは、iPhoneの動画をDVD作成するのに役立つソフトやアプリを紹介します。パソコンでDVDを作成する場合は、パソコンに動画を転送するソフトと、DVD作成ソフトの2種類が必要となるため、それらを分けて考えます。また、iPhoneの動画をダイレクトにDVDに書き込めるパソコン用ソフトについても記載します。加えて、DVD作成を外部に依頼する場合に利用できるアプリも紹介します。

パソコンに動画ファイルを転送するためのソフト2点をご紹介しようと思います。

3.1 無料のiPhone 動画 DVD作成ソフト「「iTunes」

Windows、またはMac OSが10.15より前のパソコンにiPhoneの動画を転送する場合は、「iTunes」をインストールして使うと便利です。

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iTunesは、iPhoneとパソコンを接続するソフトとして開発されました。デザインがシンプルで、使いやすいのが利点です。使い方ですが、iTunesをインストール、または最新の状態にアップデートしたら、USBかWi-Fiで接続します。そうすると、Windows側のiTunesウインドウの左上付近に「iPhone」ボタンが表示されるのでクリックします。

次に「ファイル共有」をクリックし、右側のリストに表示されるファイルの中から、転送したいものを選んで「保存」を押し、保存先を選択したら「保存」をクリックします。

MacにiPhoneで撮影した動画を転送する場合で、Mac OS10.15以降の方は、「Finder」を利用できます。「Finder」は、ファイルやフォルダを管理するためのソフトで、Windowsのエクスプローラーにあたるものです。Finderを使ったデータ転送の方法ですが、iPhoneをUSBかWi-Fiで接続し、Finderのサイドバーに表示されるiPhoneを選択します。

そして、Finderのウインドウ上部のファイルをクリックし、app名の横に表示される三角ボタンをクリックします。iPhone上にあるappのファイルを表示させてから、転送したいファイルをFinderウインドウにドラッグします。

3.2  iPhone 動画 DVD作成ソフト2「WinX DVD Author」

パソコンに動画を取り込めたら、DVDに焼き付けていきます。その際に役立つソフトの一つが「WinX DVD Author」です。こちらは無料でダウンロードでき、簡単に使うことができるのが特徴です。日本語表示にも対応しています。

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WinX DVD Authorの使い方ですが、まず、空のDVDでディスクドライブに挿入して、ソフトを立ち上げ、「Video DVD Author」ボタンをクリックします。「+」ボタンでDVD作成したいファイルを追加し、「>>」ボタンをクリックします。スクリーンサイズやDVDの種類を選択し、「>>」ボタンをクリックするとStartウインドウが出るので、出力先の設定を行い、「Start」ボタンをクリックすると、DVD作成が始まります。

3.3  iPhone 動画 DVD作成ソフト3「DVD Memory」

パソコンを経由して、iPhoneから直接DVD作成ができるソフトが「DVD Memory」です。DVD Memoryは、DVD作成の設定や手順がシンプルで、コンピュータにあまり詳しくない方でも、簡単に使うことができます。「DVD Memory」は、機能制限がある無料版と、編集ができる有料版があります。

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DVD作成手順ですが、まず、iPhoneとパソコンをUSBケーブルなどで接続し、iTunesなどの転送ツールを起動します。次に、DVD Memoryを起動して、メニュー画面から「DVDディスクを作成」を選択します。「ファイル」から「モバイルデバイスからファイルを追加」をクリックすると、iPhone内の動画や写真が表示されるので、DVDに入れたいものを選びます。

選択した動画はプレビューできるようになるので、内容をチェックします。作成タブに切り替え、パソコンのディスクドライブに空のDVDをセットし、「作成」ボタンをクリックすると、DVD作成が開始されます。この際、DVDをデッキで再生する場合は、作成タブのTV規格設定を「NTSC」にする必要があります。

3.4 ネットでDVD作成を依頼できるiPhone 動画 DVD作成ソフト4「MERITE」

iPhoneで撮影した動画のDVD作成が、ネットで簡単にできるアプリが、「MERITE」です。

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依頼までの手順がシンプルで、低価格でDVDを作ることができます。DVD作成の手順ですが、まずアプリを起動して「DVD」を選び、「新しいDVDをつくる」ボタンをタップします。

「ディスクタイトル編集」の画面で、タイトルを入力し、「動画を追加」ボタンをタップして、DVDに入れたい動画を選択し、アップロードします。すべての動画を選択し終わったら「注文」ボタンをタップし、その後の画面の指示に従って発送先や支払方法を選ぶと、注文が完了します。

4. DVDの作成には簡単に編集ができる「DVDFab DVD作成」が最もおすすめ

iPhoneで撮影した動画は、編集してからDVD作成したいケースもあることでしょう。動画の編集は慣れていないと気が重い作業ですが、初心者でも比較的簡単にできるのが「DVDFab DVD作成」です。

DVDFab DVD作成には、結婚式や誕生日など、動画編集に役立つメニューテンプレートが豊富であるとともに無料で使え、自由にカスタマイズすることもできます。動画をプレビューしながら調整できる点も、使い勝手が良いと感じることでしょう。こちらのソフトは、30日間利用できる無料版が出ています。
 

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DVDFab DVD作成を利用したDVD作成の手順は、まずソフトを起動して、トップメニューから「作成」を選びます。画面左上の作成モードを「DVD作成」とし、画面中央の「+」に動画ファイルを追加します。

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動画の読み取りが終わると、「詳細設定」ボタンから出力サイズや品質を選べるようになります。同じ画面で「メニュー設定」ボタンを選ぶと、メニューテンプレートや背景を選び、カスタマイズできます。

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編集が終了したら、画面左下の出力先でDVDディスクを選択し、空のDVDディスクを挿入して「開始」ボタンを押すとDVD作成が始まります。

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5. まとめ:iPhoneの動画をDVDに焼くために

iPhoneで撮影した動画をDVDに焼く作業は、各個人の状況によって異なります。パソコンを利用できる方は、iPhoneの動画をパソコンに転送して、DVD作成ソフトを利用するか、パソコンにインストールしたソフトを介して、直接DVDに焼くこともできます。

パソコン利用ができない場合は、SDカードやDVDライターを利用したり、カメラのキタムラや、ネットでDVD作成を依頼できるアプリを使えます。動画を編集するには「DVDFab DVD作成」が便利です。