Handbrakeを日本語化する方法を詳しく解説!
要約: DVDをHEVCコーデックの動画に変換できるソフトとして人気があるのがHandBrakeです。無料で利用できるところが人気のある理由で、世界中のユーザーがDVDを変換するためのソフトとして使用しています。ですが、このソフトを日本人が使う場合には問題があり、日本語化がされていないために、英語が分からない人だと使用できないようになっています。ここでは、こうした人のために、HandBrakeを日本語化するための方法について、詳しく紹介します。
目次
日本語版のHandBrakeを使用する方法
1.1 古いバージョンのHandBrakeをインストール
HandBrakeを日本語化するための方法の一つが、古いバージョンのHandBrakeをインストールする方法です。最新のHandBrakeは日本語化がされていないために、日本語で使用することができませんが、2016年にリリースされたバージョン1.0.0前の古いバージョンのHandBrakeならば、日本語でも使用することができます。
最新型のものと比較して古いバージョンのHandBrakeには、できないことがいくつかありますが、短時間でDVDを変換する機能や高い効率のビデオエンコードをする必要がない場合には、古いバージョンのHandBrakeでも十分に使用することができます。古いバージョンのHandBrakeは現在でもダウンロードすることが可能で、ネットで調べれば旧バージョンのHandBrakeをダウンロードしているサイトを見つけることができます。
古いバージョンのHandBrakeをダウンロードできるサイト: https://ja.osdn.net/projects/HandBrake-jp/releases/
古いバージョンのHandBrakeをダウンロードしてインストールする方法
ステップ1: サイトにアクセスしたらアップロードする目的のファイルをダウンロードして、ファイルを実行します。
ステップ2: パソコンの画面にセットアップの画面が表示されるので、画面に書かれている説明を読んだら「次へ」のボタンをクリックします。
ステップ3: 画面にはライセンス契約書が表示されるので、ライセンスの内容を一通り読んで、契約の内容に納得したら「同意する」のボタンを押します。
ステップ4: 次に画面上には「HandBrake-0.9.4jp-r2-Win_GUI」ファイルをインストールする場所を選択する画面が表示されますが、コンピューター上の好きな場所を選んで、 日本語版のHandBrakeをインストールできます。
なお、日本語版のHandBrakeをインストールするためには、パソコンに一定の空き容量が必要です。必要なディスクスペースとパソコンで利用可能なディスクスペースは、それぞれ画面に表示されるので、空き容量があるかどうか簡単にチェックできます。
十分な空き容量があることを確認したら画面の下にある「インストール」ボタンを押せば、パソコンに日本語版のHandBrakeをインストールできます。
インストールされたHandBrakeを起動します。以下の画面が表示されます。
1.2 最新のHandBrakeを日本語化する
古いタイプのHandBrakeではなく、最新のHandBrakeを日本語化したい場合には、まずHandBrakeの公式ホームページから英語版のHandBrakeをダウンロード&インストールして、その後HandBrakeの日本語化パッチを見つけてHandBrakeを日本語化する必要があります。
以下は、HandBrakeを日本語化する具体的なやり方をご紹介します。
ステップ1:HandBrakeの公式ホームページ(https://HandBrake.fr/)からHandBrakeの最新バージョンをダウンロードして、お使いのPCにインストールします。成功にインストールされたHandBrakeを閉じます。
現在の最新バージョン:
Handbrake最新バージョンを使用する条件:
OS:Windows 10以降 Microsoft .NET Framework4.6.1以降のバージョン
CPU:Intel Core 2 DuoかAMD Athlon x2以上
RAMの空き容量:
SD画質のエンコード:256MB以上
HD画質のエンコード:1GB以上
高画質のエンコード:2GB以上
画面解像度:1024×768以上
ステップ2:https://www.yukkuriikouze.com/wp-content/uploads/2019/12/HandBrake1.3.x-jp-ver1.0.zip をブラウザに貼り付けて、日本語化ファイルをダウンロードして、解凍します。
HandBrake1.3.x-jp-ver1.0フォルダーをクリックすると、jaとパッチファイルが表示されます。パッチファイルを右クリックして、「管理者として実行」を選択します。
ステップ3:コマンドプロンプトが表示されます。任意のキーを押します。これでHandBrakeの日本語化作業が完了します。
HandBrakeを起動してみます。
HandBrakeの代わりとして使用できるDVDFab DVD リッピング
HandBrakeは、最新のDVDコピーガードに対応しないため、市販やレンタルのDVDを変換する場合は、DVDFab DVD リッピングは、代替ソフトとしてお勧めします。
DVDFab DVD リッピングは、日本語で使用できるだけでなく、使い方も非常に分かりやすいので、パソコンの操作に慣れていない人でも使用しやすいソフトです。HandBrakeと同じように、DVDの内容を動画や音声のフォーマットに変換することが可能です。 |
|
このソフトの人気がある理由は、市販されているDVDも簡単にリッピングができることです。市販されているDVDにはコピーガードがつけられているために、通常の方法ではリッピングすることはできませんが、DVDFab DVD リッピングを使用すれば、コピーガードがつけられたDVDでも、DVDビデオを簡単に一般的な動画や音声フォーマット、または高機能のデバイスに最適な動画ファイルに変換することができます。
以下は、DVDFab DVD リッピングを使用して、DVDを動画や音声ファイルに変換する方法を紹介します。
ステップ1.お使いのパソコンに最新バージョンのDVDFabをダウンロードしてインストールしてください。
成功にインストールした後、DVDFabを起動して、上側のツールバーから「リッピング」というオプションを選択して、DVD リッピングを行いたいDVDディスクをドライブに挿入してください。
DVDリッピング ステップ2.DVDの読み込みが完了したら、次のような画面が出てきます。特定のタイトルを選択して変換したい場合、「他のタイトルを選択」というオプションによりできます。そして、「他のタイトルを選択」の右にあるオプションをクリックして、出力フォーマットを選択します。
「オーディオ」、「字幕」オプションで出力動画のオーディオ、字幕を選択できます。
出力動画のビデオのフレームレート、解像度など、オーディオのコーディック、チャンネルなど、字幕のモードを設定したい場合、メイン画面の「詳細設定」 ボタンにより行います。それをクリックしたら、下図が出てきます。あなたの必要に応じて設定を行えばいいです。
DVD動画をトリム、クロップしたり、出力動画にテキスト、字幕、画像を追加したりするには、下図のようにメイン画面の「動画編集」 ボタンにより行えます。
DVDリッピング ステップ3.上記の設定が完了したら、インターフェースの下部へフォルダのアイコンをクリックして、出力ディレクトリを選択して、そして、緑の[開始]ボタンを押して、DVD変換を開始します。ソフトウェアのファイルに対する処理プロセスが終了するまで待っても良いです。なお、このプロセスを一時停止して再開することができます。
数年間に最新技術の開発に専念していることで、DVDFab DVD リッピングは高速の処理スピードを提供します。そして、DVD変換プロセスをスムーズに完了でき、オリジナルの品質を最大限に維持した動画ファイルを出力できます。
おわりに
HandBrakeを日本語化するための方法について紹介してきました。古いバージョンの日本語版のHandBrakeを直接インストールするか、最新のHandBrakeを日本語化します。また、HandBrakeは最新コピーガードに対応できないので、市販のDVDを動画に変換する場合は、DVDFab DVD リッピングのようなソフトを使用するのをお勧めします。DVDをISOファイルまたはフォルダにリッピングしたい場合は、DVD コピー 方法をチェックしましょう。