DVD Shrinkの超詳しいリッピング使い方や代替ソフトを紹介
要約: DVDをコピーするには、DVDに焼くためにファイルを変換するリッピングという作業を行わなければいけません。そこで便利なフリーソフトがDVD Shrinkです。こちらのソフトでは、簡単な手順でDVDのリッピング作業ができるので、リッピングソフトの中でも特におすすめです。本記事では、DVD Shrinkの特徴やメリット、使い方などについて解説し、DVD Shrinkの代替できるDVDリッピング&コピーソフトをご紹介します。
目次
1. DVD Shrinkとは・その特徴と日本語化について
DVD Shrink(ディーブイディーシュリンク)は1990年代に登場したDVDリッピング用のフリーソフトです。2005年に開発を終了しましたが、Windows10でも問題なく動作しており、今でも現役で活躍しています。簡単にDVDのバックアップ作業ができるので、あまりITに詳しくない初心者でも簡単にDVDコピーができるでしょう。
ただし、日本語版に関しては、過去に日本語版を配布していたサイト運営者等が書類送検されているため、入手不可能となっています。そのため、英語のままで使う必要があるでしょう。しかし、設定は基本的にデフォルトのまま使って問題ありませんし、使われている英語もそれほど難しくないので心配は必要ありません。
これまで解説してきたとおり、DVD ShrinkはDVDリッピングソフトです。リッピングとは、DVD 取り込み、空のDVD-Rなどにコピーするにあたって適切なファイルに変換・圧縮してバックアップする作業のことを言います。DVD Shrinkはあくまでリッピングソフトであり、本ソフトでは書き込みができないので、書き込み用として別のソフトを用意する必要があります。
関連記事:DVD Shrink 日本語版の使い方&その代わりソフトをご紹介!
2. DVD Shrinkの使い方
2.1 DVD Shrinkはどのような場合に対応するのか
DVD Shrinkが対応しているのは1層もしくは2層式のDVDです。1層式はそのままデータを複製できるので問題ありませんが、注意しなければ行けないケースが2層式の場合。2層式DVDは容量が大きく、DVD Shrinkを使ってバックアップを取る場合、圧縮して1層でコピーできるようにします。そのため、データ容量が半分になり、画質・音質が下がってしまいます。したがって、基本的には1層式DVDのリッピングに使うのが良いでしょう。
また、DVD Shrinkは2005年に開発が終了しているため、それ以降に登場したコピーガードには対応できません。そのため、新しめのDVDだとバックアップが取れないものも多いことを理解して使う必要があります。
2.2 DVD Shrinkの使い方を徹底解説
DVD Shrinkの使い方はとても簡単です。まずは使うための準備をしましょう。
まず、インストールはDVD Shrinkの公式サイト(http://www.dvdshrink.org/)から行います。DVD Shrinkを紹介するサイトの中には海外のファイル配布サイトを勧めているところも多いですが、ファイル配布サイトを経由するとダウンロード時にマルウェアが入っている可能性があるので、必ず公式からダウンロードしましょう。
ダウンロードが終わったらzipファイルを解凍し、フォルダ内にある拡張子が「.exe」のセットアップファイルを実行します。exeファイルを実行すると警告が出ますが、「はい」をクリックして問題ありません。
そしてセットアップが始まりますが、基本的にはデフォルトでも問題ないので「Next」をクリックし続けると良いでしょう。ただ、こだわりがある方は、注意事項の確認の次にDVD Shrinkのアプリケーションそのものの保存先の確認が出るので、変える必要があれば変えてください。これでDVD Shrinkを使う準備は完了です。
それではDVD Shrinkを使ってDVDのバックアップを行いましょう。
まずリッピングしたいDVDをパソコンのドライブに入れます。DVDが認識された状態で、メニューバーにあるディスクのイラストが描かれた「ディスクを開く(Open Disc)」をクリックします。
すると、DVDが入れられたドライブ名が出るのでそれを選択してOKをクリックしましょう。そうすると解析が始まり、解析作業は大体3分ほどで終わります。解析が完了したら、メニューバーの下に緑のラインが出ていることを確認します。
この際、ラインが緑一色なら問題ありませんが、赤い部分があると、容量をオーバーしていることになり、バックアップできません。この場合は「カスタム(Custom)」からメニューなど不要なものを削除するか、圧縮するかして、ラインがすべて緑色の状態にします。
完全にラインが緑になったら、いよいよバックアップ作業に入ります。メニューバーの左から4番目にDVD Shrinkのロゴが描かれた「バックアプ!(Back up!)」というボタンがあるのでこちらをクリックしましょう。
するとVOBファイルもしくはISOファイルが選べるので、やりやすい方を選びましょう。ただ、VOBとISOだったらISOの方がライティング作業が楽なのでISOをおすすめします。これで準備は完了なのでOKをクリックしてバックアップを開始しましょう。一般的なDVDなら1時間以内にバックアップ作業が終わります。
そしてコピーが終了し、「DVD Shrink has finished backing up your DVD.」と表示されたらバックアップ完了です。
3. DVDへの書き込みは専門なDVDコピーソフトに任せろう
先ほど解説したとおり、DVD Shrinkはあくまでリッピングソフトであり、DVDへの書き込みはできません。そこでおすすめするのがDVDFab DVDコピーです。
DVDFab DVD コピーではISOファイルをはじめとした様々な形式の映像ファイルをDVDに書き込むことができます。書き込み作業もとても簡単で、メニューバーにある「コピー」ボタンをクリックして、DVDに書き込みたいISOファイルをドラッグするだけ。
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DVDFab DVD コピーの6つの特徴:
① DVDディスク、フォルダ、ISOファイルを丸ごとコピー/圧縮コピー可能
② 最新のDVDコピーガード、リージョンコードも対応
③ 6つのコピーモードで自由にDVDをコピー
④ 高速コピースピードと高画質を実現
⑤ 使いやすい、初心者でも簡単にご利用
6つのコピーモード
現在では30日間で全機能を無料で体験できます。無料体験期間、最大3枚のDVDを自由にコピーできます。無料体験期限が切って、有料の全機能永久版を購入する場合にもクーポンが利用できます。具体的には、上記にある購入タブをクリックし、「DC50」の暗号を入力すればすぐに50%OFFで購入を楽しめます。
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あとは左下の出力先のところに、下向きの三角形をクリックして、ドロップダウンメニューまらドライブ形式を選びます。右下の緑色の「開始」ボタンをクリックすると書き込みが始まるので、終わるのを待ちましょう。
DVDFab DVDコピーを使って、DVD Shrinkで作成したISOファイルの書き込み方法を紹介しましたが、DVDFab DVDコピーではDVD Shrinkで行うようなリッピング作業もできます。そのため、DVD Fab DVDコピーがインストールされているパソコンでDVDコピー作業をするなら、DVD Fab DVDコピーでリッピングも書き込みも済ませてしまうのがおすすめです。
DVD Fab DVDコピーでDVDをコピーする場合は、コピーしたいDVDをコピーするをドライブに入れて、メニュー右上の「コピー」をクリックします。「フルディスク」をクリックして、開始ボタンを押せばコピーが開始されます。あとはコピーが終わったタイミングで先ほど解説したようにメニューバーにある作成を選んでコピーしたファイルをドラッグすればコピー完了です。
DVDをコピーする作業の流れ
DVD Fab12の便利なところはDVDをISOなどにコピーするだけでなく、様々な動画形式に変換することもできるところでしょう。「リッピング」のモジュールでは、MP4やavi、movなどの定番のファイル形式は一通り網羅しています。そのため、コピーしたDVDをスマホなどに入れて出先で観たいなどといった時にも簡単に変換作業ができます。しかも4Kなど高画質のDVDも高画質のままコピー可能です。
DVDをほかの動画形式に変換・リッピングする流れ
DVDをコピーする作業は画質が落ちてしまいがちですが、DVDFab DVDコピーではその心配も必要ありません。ただ、一つ心配をかけるようなことは、DVDFab DVDコピーでは多くのメモリを消費するため、作業時にインターネットや他のアプリケーションを使っていると動作が遅くなってしまう可能性があります。GPUがそのため、DVDFab DVDコピーを使ってDVDをコピーする際は、他のアプリケーションを動したいと、
4. まとめ:DVD Shrinkで簡単にDVDをコピーしよう!
DVD ShrinkはDVDのリッピングソフトであり、2層式DVDでも圧縮してバックアップを取ることが可能です。操作がシンプルなので、できるだけ簡単にDVDをコピーできるソフトを探している方におすすめでしょう。ただ、DVD Shrinkはバックアップを取るだけで、書き込みはできないので、ここで紹介したDVDFabなどのソフトを用いて、書き込み作業を行ってください。