iPhone動画をDVDに焼く方法!無料の方法&パソコンなしのやり方は?
要約: iPhoneのデータを移転して、データをDVDに保存すると、携帯電話の容量を大幅に節約できます。そして、データを誤って削除したり、携帯電話のウイルス感染によるデータ紛失がされたりして、iPhoneだけにせっかく撮って制作した大切な動画を保存だけなら、なんだか心細いですね。 DVDに焼けばそういう問題ががなくなります。DVDをよく保存している限り、十年も何十年も、データが読み取れれば、DVDプレーヤーがあれば、簡単に振り返す事ができます。この記事ではiPhoneの動画をDVDに焼く複数の方法を詳しくご紹介します。
【パソコンを使う】iPhoneの動画をDVDに焼く方法
パソコンのソフトを使ってiPhone動画をDVDに焼く方法は、大まかに下記のイメージです。
- iPhoneの動画をパソコンに転送する
- パソコンにDVD書き込みソフトをインストールする
- 動画を書き込む空のDVDをセットする
- DVD書き込みソフトを使って動画を書き込む
「ソフトを使って書き込む」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際は数クリックで書き込めるので心配いりません。
iPhoneの動画をDVDに焼く前の準備
必要な準備:
- iPhoneの動画をパソコンに転送する
- DVDFab DVD 作成をインストールする
- iPhone動画を書き込む空のDVDを用意する
今回ライティングソフトは、業界トップレベルの技術が搭載されている「DVDFab DVD 作成」を使用していきます。
〈iPhoneの動画をWindowsに転送する方法〉
- USBケーブルでスマホとパソコンをつなぐ
- 「このコンピューターを信頼しますか?」と表示されるので「信頼」をクリックする
- コンピュータ>Apple iPhone>Internal Storage>DCIMと進む
- 動画をコピーしてパソコンに移す
〈iPhoneの動画をMacに転送する方法〉
Macの場合はWindowsと同じ方法でも転送できますし、Airdrop(Apple製品同士で写真や動画を共有できる機能)を使ってもOKです。
DVDFab DVD 作成は、AVI、MKV、M2TS、FLV、VOBなどの動画からDVDを作成できるソフトです。特別な操作をすることなくビデオDVDを作成できるため、数クリックでDVDプレーヤーで再生できるタイプのDVDを作成できます。
一般的な書き込みソフトではDVDプレーヤーで再生できるようにするためにiPhoneで撮ったMOV形式の動画をVOB形式に変換するといった作業が必要ですが、DVDFab DVD 作成はMOVに対応しているため、そのような作業も必要ありません。
DVDFab DVD 作成は30日間無料体験を提供しています。今すぐダウンロードして、お試してみませんか?
DVDFab DVD 作成を使って、iPhone動画をDVDに焼く手順
1.DVDFab DVD 作成を起動して「作成」と「DVD」を選択する
2.「+」をクリックしてDVDに書き込みたいiPhone動画を読み込む
3.DVD5またはDVD9を選択し、出力先には書き込むDVDを指定する
ここでは、出力形式やオーディオ、字幕などを設定します。「詳細設定」よりテレビ画質、アスペクト比、再生モードなどを設定しましょう。
4.DVDのメニューを作成する
DVDメニューのテンプレートは豊富に用意されています。左下にある画像アイコンをタップすると、パソコンのローカルに保存している画像をインポートして使用することも可能です。
5.「開始」をクリックして処理を始める
パソコンにDVD ISOファイルまたはフォルダとして保存したい場合は、出力に「ISO」/フォルダを選択しましょう。2マイ以上のDVDを作成したい場合は「コピー数量」から数を調節してください。
あっという間に処理が完了しました!
【パソコンなし】DVDライターを使ってiPhoneの動画をDVDに焼く方法
次に、パソコンを持っていない人が、自分でDVDを作成する方法です。パソコンがない場合は、SDカードリーダーやSDカード、DVDライターを使うことが一般的です。何度もDVDを焼く場合は、自分でデバイスをそろえることがおすすめです。頻繁に使用しない人は、レンタルを利用するとよいかもしれません。
DVDライターとは?
DVDライターとは、DVDにデータを書き込むことができる機器です。DVD-R、DVD-RW、DVD-RAMなどのさまざまなDVDメディアに対応しています。
DVDライターには、内蔵型と外付け型の2種類があります。
内蔵型DVDライターは、パソコンの内部に組み込まれています。パソコンにDVDを書き込む場合は、内蔵型DVDライターを使用すると便利です。
外付け型DVDライターは、USBやFireWireなどの接続ケーブルでパソコンに接続します。外付け型DVDライターは、パソコンの買い替え時に簡単に取り外して別のパソコンに使用することができます。
DVDライターを使ってiPhone動画をDVDに焼く方法
内蔵型のDVDの使い方は、DVDライティングソフトの使い方とほぼ同じです。
一方、外付け型のDVDライターは、一般的にSDカードから動画を読み込み、DVDに書き込みます。SDカードリーダーにSDカードを差し込み、iPhoneとLightningコネクタでつなぐか、Wi-FiやBluetoothなどワイヤレス接続をし、SDカードに動画を転送ます。動画はデータ容量が大きいので、通信環境が良いところでやるとよいでしょう。
iPhoneの動画をSDカードに移したら、DVDライターにSDカードを差し込みましょう。最後にDVDライターを使ってDVDに書き込みを行います。
【パソコンなし】アプリを使ってiPhoneの動画をDVDに焼く方法
MERITEは、スマホの動画や写真をアップロードして、DVDやブルーレイを簡単に作成できるアプリ。アプリをインストールして会員登録すると、毎月1枚無料でDVDを作成できます。送料は480円のみです。
DVD作成の手順ですが、まずアプリを起動して「DVD」を選び、「新しいDVDをつくる」ボタンをタップします。
「ディスクタイトル編集」の画面で、タイトルを入力し、「動画を追加」ボタンをタップして、DVDに入れたい動画を選択し、アップロードします。アップロードできる動画のフォーマットは、MP4、AVI、WMV、FLV、MPGなどで、iPhone動画の形式であるMOVにも対応しています。また、2000円の追加料金を払うことで動画の編集も行ってもらえます。
すべての動画を選択し終わったら「注文」ボタンをタップし、その後の画面の指示に従って発送先や支払方法を選ぶと、注文が完了します。
【パソコンなし】専門業者に頼んでiPhoneの動画をDVDに焼くのもアリ
パソコンを持っておらず、SDカードリーダーやDVDライターをそろえられない方、自分でDVDを焼くのはハードルが高いと感じる方は、「カメラのキタムラ」のようなカメラ用品店で頼むこともできます。
利用方法ですが、カメラのキタムラの店舗に、直接、iPhoneを持っていき、スタッフの方に声をかけ、要望を伝えます。カメラのキタムラには専用の注文機があるので、ガイダンスに従って注文していきます。注文時にわからないことがあれば、スタッフの方に尋ねることができるので安心です。注文が終わり、後日DVDができたら、依頼先の店舗から電話が入るので、都合の良い時に店舗に行くと、DVDを受け取ることができます。
価格はDVD1枚で1,200円です。また、本格的なものを作成したければ、映像制作会社にDVD作成を依頼することもできます。
ちなみにカメラのキタムラでは、iPhone動画だけでなく、ビデオテープや8ミリフィルムの映像をDVDに焼くことも可能です。ビデオDVDを作成してくれるので、DVDプレーヤーでも再生できますよ。
iPhoneの動画をDVDに焼く際によくある質問
iTunesにはDVD書き込み機能がありますので、簡単に作業ができます。
- iTunesで書き込みたい動画のプレイリストを作成する
- 空のDVDディスクをDVDドライブに挿入する
- iTunesのメニューバーで「ムービー」を選択し「ファイル」→「プレイリストからディスクを作成」を選択する
- ポップアップメニューで「ビデオ」を選択する
- 「プレイリスト」リストで、作成したプレイリストを選択する
- 「ディスクタイトル」に、DVDのタイトルを入力する
- 「書き込み」をクリックする
ネットカフェがソフトのインストールを許可していれば、DVDライティングソフトをインストールすることで、iPhone動画をネットカフェでDVDに焼くことができます。注意点としては、空のDVDは自分で購入しなければいけないことと、ネットカフェのパソコンにDVDドライブが内蔵されていない場合は、外付けドライブを自分で用意する必要があります。
まず、元動画の品質が高いことが大前提です。次に大切なのは、DVDFab DVD 作成のような高画質での書き込みができるソフトを選ぶこと。フリーソフトの場合は書き込みの過程で品質が落ちてしまうことがあるため注意してください。
DVDと再生プレーヤーの互換性に気をつけましょう。DVDにはDVD-RやDVD-R DL、DVD-RWなどさまざまな種類がありますが、プレーヤーの製造年によっては対応していないケースもあります。
例えばDVD RWは何度も書き込みができるためDVD作成の際よく使用されていますが、SONYのDVDプレーヤーの場合2000年以降に発売された機種しかDVD RWの再生に対応していません。
互換性でいうならDVD Rが最も高いですが一度しか録画/記録ができないというデメリットがあります。iPhone動画をDVDに焼く際は、空のDVDの種類と再生機器の互換性に注意してください。
また、iPhoneで撮影した動画のフォーマットはMOVなので、そのまま書き込んでもテレビで再生できません。必ずDVDFab DVD 作成のような、DVDへの書き込み機能+オーサリング機能(テレビで再生できるビデオDVDを作成する機能)が付いているソフトを選びましょう。
まとめ
今回は、iPhoneの動画をDVDに焼く方法を解説しました。iPhoneで撮影した動画をDVDに焼く作業は、各個人の状況によって異なります。パソコンを利用できる方は、iPhoneの動画をパソコンに転送して、DVDFab DVD 作成などのDVD作成ソフトを利用して、iPhoneの動画を直接DVDに焼くこともできます。
パソコン利用ができない場合は、SDカードやDVDライターを利用したり、カメラのキタムラや、ネットでDVD作成を依頼できるアプリを使えます。