動画作成を勉強しているときや実際に作っているとき、「Xvid」という言葉が出てきたことはありませんか?Xvidは多くの場面で使われており、動画を作る人は目にする機会も多い単語でしょう。しかし、実際に調べてみても何のことなのか分かりづらく、困惑している人も多いのです。特に初心者の中には「何のことなのかさっぱりわからない」という人もいることでしょう。この記事ではXvidに関する知識をご紹介します。

1. Xvidとは?

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動画作成にはさまざまなプログラムが必要ですが、Xvidもそのうちの1つです。ただ、調べてみても「何のことかよくわからない」「書いてあることがさっぱり理解できない」ということもあるでしょう。

ここでは、Xvidとは何なのかを詳しく解説していきます。

1.1 Xvidとは「データを圧縮や変換・復元するプログラム」

Xvidとは「MPEG-4をベースにして作成されたビデオコーデック」のことです。つまり、データをエンコード(圧縮・変換)やデコード(復元)するプログラムのことで、映像や音声、テキストなどを処理する場合に使われます。データによってコーデックも異なり、映像には映像の、音声には音声のコーデックが必要になります。

Xvidは動画に対応したコーデックで、動画ファイルを変換するためのコーデックなのです。Xvid(エックスブイアイディー、エックスビド)は、MPEG-4系の動画コーデックとして、映像の品質をさほど落とすことなく、動画のファイルサイズを大幅に軽減できるところが最大の特徴です。大きなデータを「Xvidファイル」として圧縮し、PC内に保存できます。

Xvidをインストールすることにより、「Xvid」で圧縮された動画ファイルを、Windows Media Player等で再生できるようになります。家電では、DivXビデオ対応のDVDプレーヤーやゲーム機などで再生ができます。

過去に「DivX」という動画コーデックがあり、当時の主流として多くのユーザーに親しまれていました。しかしDivXが商用化されたことにより、それに反発したプログラマたちによって開発したのが「Xvid」なのです。

現在では「H.264」という動画コーデックが主流になっていますが、画質が良いかわりに性能の低いパソコンでは、再生時に負荷が高くなってカクカクすることがあります。その点Xvidは、性能の低いパソコンでも画質が良いままで問題なく再生できます。

つまりXvidは、無料かつ高性能な動画コーデックとして、多くの人に利用されているのです。

2. Xvidのダウンロード&インストール

まずは、Xvidをお手持ちのパソコンで再生できるよう、インストールします。Xvidは、https://www.xvid.com/から無料でダウンロードできます。WindowsまたはLinuxに対応しています。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、インストールが開始されます。

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インストール途中の「Update Settings」という画面で、アップデートチェックの設定を行うことができます。

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Xvidのアップデートを自動でチェックできるようにしたい場合は、「Yes, automatically notify~」を選択しておきます。

自動でアップデートしてほしくない場合は、「No, I want to check~」を選択します。

続いて「Decoder Configuration」という画面が表示されます。

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DIVX/3IVX/その他MPEG-4系のファイルを、Xvidで再生できるようにしたい場合は、目的のフォーマットにチェックを入れておきます。

インストールが完了したら、Xvidで圧縮された動画が再生できるようになります。

3. Xvidファイルを再生する方法

3.1 Xvidファイルを再生できるプレーヤー

Xvidファイルを再生するには、基本的にxvidに対応しているソフトやデバイスが必要です。コーデックは、「エンコードするコーデック」と「デコードするコーデック」が同じものでなければ再生できません。

つまり、MP4に対応しているプレーヤーでも「Xvidコーデックに対応していない場合」は、xvidファイルを再生できないので注意しましょう。

「どんな再生機器でも再生できる」というわけではないので、再生したい場合は、ソフトやデバイスを吟味し、Xvidコーデックに対応しているか調べておく必要があります。

3.2 Xvidはどこで使われている?

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Xvidは知名度、実績共に素晴らしいプログラムで、さまざまな場面で活躍しています。一昔前であれば、どのような再生機器もXvidコーデックに対応していたほどです。

今でも現役で活躍していますが、「DVDのデータをXvidファイルに変換する」といったことによく使われます。

では、なぜXvidはDVDデータの変換に使われるのでしょうか?ここでは、DVDをXvidに変換する際のメリットや変換方法を紹介していきます。

4. DVDをXvidに変換して気軽に再生

4.1 DVDをXvidファイルに変換するメリット

DVDはとても大きなデータですが、Xvidを通して圧縮すれば、ファイルの大きさを小さくコンパクトにできます。ファイルが小さくなると、無理なくPC内に保存できるようになるので、1つのPCに数多くのデータを保存することも可能です。

また、対応したソフトやデバイスを使えば、簡単に再生できるといった点もメリットの1つでしょう。DVDデータという大量のデータをコンパクトなサイズに圧縮できます。

また、データのサイズが小さくなることで、ネットワークを通して転送する際に、負担がかかりづらくなるのも嬉しいポイント。メールや共有ツールで、他者にデータを送る際には重宝するでしょう。

データが小さくなるので、ネットワークを使って他者と共有する際の負担が減ります。つまりは、データを圧縮することでさまざまなメリットがあると覚えておけばOKです。

4.2 DVDをXvidに変換する方法とは

DVDをXvidファイルに変換するには、以下の方法をとる必要があります。

  • 動画変換ツールを使う
  • オンライン上の動画変換を使う

それぞれ詳しく解説していきます。

動画変換ツールを使う

動画を変換する専用のツールがあるので、それを使いましょう。

基本的にはXvidだけではなく、さまざまな形式に対応しており、Xvidを利用しないという人でも、問題なく使えます。

ただ、Xvidに対応していないツールもあるので、もしXvidに変換したいという場合は、導入前にリサーチを欠かさずしておくと良いでしょう。ツールの使い方は製品によって違うため、購入時に解説を参考にしてください。

オンライン上の動画変換サービスを使う

オンライン上に動画変換サービスがあり、それを利用するのも一つの手です。

さまざまなオンラインサービスがあるので、Xvidに対応しているツールを探して利用してみましょう。

4.3 おすすめなDVD Xvid変換ツール「DVDFab DVD リッピング」

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DVDFab DVD リッピングは、DVDディスク・ISOイメージファイル・フォルダの一般動画形式への変換に特化したツールです。DVDをMP4, MKV, AVIなどの様々な動画ファイルに変換して、最もポピュラーなDVD・ブルーレイのリッピングソフトで、初心者でも簡単に使用することができます。

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Xvidは、MKVやAVIなどの動画ファイルで使われるコーデックです。このリッピングソフトがあれば、DVDソフトをXvidに変換することが可能です。

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他にも、豊富な出力設定と動画編集などの機能があり、コーデック、フレームレート、解像度、ビデオ画質、出力サイズ、字幕などを変更するためのオプションが含まれています。内蔵の「動画編集」ツールを使用すると、出力動画のトリミング、クロップ、回転、水透しや外部字幕の追加、画面の明るさや彩度の調整などができます。

リッピングソフトは多数ありますが、「DVDFab DVDリッピング」の最大の持ち味は、何といっても最強のリッピング性能と強力なコピーガード突破性能です。「DVDFabでコピーできなかったら諦めた方がいい」と言ってもいいほどです。

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さらに、ソフトのアップデートの際に、コピーガード解除の機能も更新されるので、最新のDVDにも対応できるのが特徴です。普通、DVDにはコピーを防ぐ処置がされていますが、このツールであればそれを読み込むだけで解除できます。

DVDFab DVDリッピングの無料版「DVDFab HD Decrypter」でも十分の性能を誇りますが、最新のDVDやBlu-rayにかけられているコピーガードは破れない場合もあります。最新のDVDやBlu-rayを取り込みたい場合は、有料版を購入することをおすすめします。

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購入する前に、30日間での全機能無料体験が提供されています。ぜひ下記のボタンを押して無料でDVDFab DVDリッピングをダウンロードして、ご自分でDVDをXvidコーデックに変換してみてください。

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4.4 最強の動画変換ツール「DVDFab 動画変換」

世の中に優秀なツールは数多くありますが、「DVDFab 動画変換」はその中でも随一の性能を誇るツールです。

ここから、「DVDFab 動画変換」を詳しくご紹介します。

DVDFab 動画変換

【動作環境】

Windows 11/10/8.1/8/7(32/64ビット)、macOS 10.7及びそれ以上

【RAM】

2GB

【HDD空き容量】

10GB以上

【入力フォーマット】

3GP、ASF、AVI、FLV、M2TS、MOV、MP4、M4V、MPEG、DAT、MKV、RMVB、RM、TS、VOB、WMVなど

【出力フォーマット】

H.265、4K MP4、4K MKV、MPEG-4、MP4、FLV、MKV、AVI、WMV、M2TS、TS、MP4パススルー、MKVパススルーなど

「DVDFab 動画変換」は、非常に高い性能を持つ動画変換ツールです。最大の強みは、サポートされている入出力形式が多く、動画・音声ファイルをさまざまな形式に合わせて変換できることです。どんなデータの形式変換であろうと、ほぼこのツールだけで処理することが可能です。

操作性も高く、希望する再生デバイスを選択するだけで、エンコード・デコードが済むのも魅力です。入力・出力形式が多く、このツールだけでほとんどのフォーマットに対応可能なポイントも素晴らしいでしょう。

もちろんDVDデータの変換にも対応していることに加え、データを取り込む際、自動的に名前やシーズン、エピソードの番号などを自動で付け加えてくれるのです。

また、超解像度復元技術を使用しており、画像を拡大しながら、480pから1080p、1080pから4Kなど、動画のスケールアップもできます。今までよりも、綺麗な映像として変換できるのです。映画やドラマなどの映像作品を取り込む際に、細かなデータも自動で添付できるのに加え、動画をより綺麗に、鮮明な映像に変換できます。

そして、このツールは動画を変換するだけでなく、動画の編集もできるのです。「ノンリニア編集機能」を搭載しており、動画の変換をしながら動画をトリミングしたり、透かしや字幕を入れたり、色の調整をしたり、さまざまな編集機能を使えます。

動画の変換だけでなく、編集も一緒にできる「DVDFab 動画変換」は動画の取り込みから編集まで行える、非常に性能の高いツールです。最新の変換形式にも対応し、使うユーザーの求めている機能をほとんど兼ね備えているといっても良いでしょう。30日間無料試用も付いているので、ぜひご自分でやってみてください。

5. 補足豆知識:「動画コーデック」の種類と違い

「コーデック」という言葉はご存知でしょうか?

コーデックとは、プログラムを用いて映像データと音声データの圧縮・変換・復元を行うことを言います。動画を編集して最終的に1本の動画にするには、エンコードという作業が必要で、その際に設定を行います。

制作した動画を活用するメディアによっては、推奨されているコーデックの種類が定められており、間違った設定でエンコードしてしまうと、メディアに投稿できない不具合やスムーズに視聴者が再生できない問題が発生してします。

映像データや音声データをまとめて圧縮する作業を行わなければ、動画を再生することも他のメディアにアップロードすることもできませんので、コーデックの種類や設定方法などを必ず確認してください。

代表的な動画コーデックは、AVI・MPEG-4・MPEG-1・MPEG-2・Xvid・Divx・H.263・H.264などがあります。

この中でもMPEG-4やH.264などがYouTubeに投稿する際に利用する方が多いですが、再生する際に負荷がかかりやすく、性能の低いパソコンやネット環境では動画がカクカクして見づらいこともあります。

動画コーデックは「どれが一番優れているか?」というものではなく、用途によって最適なコーデックを選ぶことが大切です。

6. まとめ

今回は、Xvidについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。最後に、分かりやすくまとめていきましょう。

Xvidはビデオコーデックの1つで、ファイルを圧縮・変換、復元するプログラムです。Xvidを使って動画ファイルをデコード・エンコードすることで、データを小さくして保存しやすくするほか、対応した再生機器で簡単に再生できるようにするのが特徴でしたね。

圧縮ツールとしての性能は近年開発されたものには劣りますが、それでも十分な役割を果たしてくれます。また、無料でソースが提供されているので、コーデックに触れてみたい人はXvidから触ってみるのも良い手段でしょう。動画の変換を学ぶにはもってこいです。そのために、Xvidにも対応して、他の形式に変換できるツールの導入を検討すると良いですね。

学びながら、最終的にほかの形式で利用できるツールを使うことで、学び始めから動画を実際に作るところまで、問題なく動作してくれます。まずは、変換ツールの導入から始めてみてはいかがでしょうか?

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